ドーモ株式会社
不妊治療の費用補助や治療に関する相談サービス「Progyny」を福利厚生として導入。社員に最大260万円を補助
2022.09.02

クラウド型データ活用プラットフォーム「Domo」を提供するドーモ(東京・渋谷)は8月30日、不妊治療の費用補助や治療に関する相談ができるサービス「Progyny」を福利厚生の一環として導入したと発表した。
これにより、社員は無期限で最大約260万円までの不妊治療費の補助を受けることができる。また、同サービスでは友人や知人にも相談しづらい悩みを相談でき、精神的なケアも受けられる。以下、リリースより。
「Progyny」導入の背景
2022年4月より、不妊治療は保険適用の対象が大幅に拡大し注目を集めています。厚生労働省によると、近年、約5.5組に1組の夫婦が不妊治療もしくは不妊治療のための検査を受けており、出生児の14.3人に1人が不妊治療(生殖補助医療等)によって誕生しています。働きながら不妊治療を受ける労働者も増加傾向にある一方、不妊治療と仕事との両立ができず悩む人は35%と、企業側で支援制度の導入や不妊治療への理解を深めるなどの取り組みが求められています※。
ドーモでは、社員の多様なライフスタイルと働き方を重視しており、同社の社員は男女関わらず産休や育児休暇を取得しやすい環境があります。今回ドーモでは、社員の不妊治療と仕事の両立をサポートするとともに、多様なライフスタイルと働き方をさらに後押しするべく、福利厚生の一環として「Progyny」の導入に至りました。
「Progyny」の不妊治療のサポートについて
福利厚生の一環として、不妊治療(体外受精や卵子凍結など)や養子縁組などの家族構築を包括的に支援するサービス「Progyny」を導入したことにより、社員は、IVF(体外受精)やIUI(子宮腔内授精)、卵子凍結などの治療費を、無期限で一人あたり最大約260万円まで補助を受けることができます。さらに、Progyny社のパーソナルサポートにより、友人や知人にも相談しづらい悩みも相談でき、精神的なケアも受けられます。各自で作成した「Progyny」のアカウントから社員が直接Progyny社に申請することで、これらの不妊治療サポートの利用が可能となります。
これにより、社員が不妊治療に関して相談しやすい環境と、高額な治療費を気にすることなく、安心して適切な不妊治療を受けられる体制が整えられました。
ドーモ株式会社 プレジデント ジャパンカントリーマネージャー川崎友和のコメント
「ドーモは社員の多様性を重視しています。性別や国籍に関わらず、それぞれのライフスタイルやライフステージに応じて、社員が安心して力を発揮でき、そして、その力でお客様に『Domoありがとう』と言われるサービスを提供できるよう、引き続き尽力していきます。」
※ 厚生労働省「不妊治療を受けながら働き続けられる職場づくりのためのマニュアル」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/dl/30l.pdf
Progyny社について
Progyny社は米国の生殖医療関連サービス企業です。 事業者に対し、従業員の不妊治療給付管理を行っています。不妊治療において専門家と患者との橋渡しをするほか、体外受精や卵子凍結保存など、企業で働く多忙な女性のスケジュールに合わせた処置や効果的な治療ができるようアドバイスやソリューションを提供しています。
https://progyny.com/
ドーモ株式会社について
ドーモ株式会社は企業向けクラウド型データ活用プラットフォームDomoを提供しています。
Domoは、すべての人々にデータ活用をもたらし、ビジネスを変革します。Domoは、従来のBI(ビジネスインテリジェンス)やデータ分析ツールとは一線を画し、ローコード開発データアプリケーション プラットフォームにより、特別な知識がなくともすべての人々がデータアプリケーションを作成でき、データに基づきアクションを起こし、ビジネス成果を上げることができます。完全統合型プラットフォームのDomoは、データ活用に必要な全ての機能をワンストップで提供し、数カ月以上かかっていた重要なビジネスプロセスをわずか数日で最適化することができます。
ドーモ株式会社では、DX成功に導くために、データ活用を全社に展開し企業文化として根付かせる重要なポジションとして、新たな役職「データアンバサダー」を提唱しています。ドーモはこれからも企業のDX推進に寄り添い、ナレッジベース、トレーニング、コミュニティー活動を通じて、有益な情報を発信し続けると共に、企業のDX化を推進する「データアンバサダー」の活動を全面的に支援していきます。
※ドーモ株式会社が提唱するDXを成功に導くための必須人材「データアンバサダー」について
ドーモ株式会社が提唱するデータアンバサダーは、DXの推進、データドリブンなビジネス環境の実現、データ活用に向けた企業文化の醸成に責任を持ち、データ人材と言われるデータエンジニア、データサイエンティスト、データアナリストではカバーできなかった新たな職務を担います。
データアンバサダーは、あくまでも「現場側」を向き、現場におけるベストな「データ活用」のあり方を「CDO」「CIO」「データアナリスト」らと連携しながら推進していきます。
日本企業においても、早い段階で「データアンバサダー」を任命し、変化の激しい市場環境に勝ち残れる体制を構築することで、より早くDXを軌道に乗せることができます。
データアンバサダーについてはこちらをご参照ください:
https://www.domo.com/jp/learn/data-ambassador-dx-project
ウェブサイト:https://www.domo.com/jp
Twitter:https://twitter.com/domojapan
Facebook:https://www.facebook.com/DomoJapan/
【プレスリリース「ドーモ、不妊治療の費用補助や治療に関する相談サービス『Progyny』を福利厚生に導入」(PR TIMES)より|2022年8月30日・ドーモ株式会社】
編集部おすすめ関連記事
■働きやすい職場づくり~サイバーエージェント編
すべての社員が納得できる人事制度を作るのは難しい。例えば子育て支援・妊活支援を社内に取り入れようとすると、子どもを持つつもりのない社員や若手社員は「自分には関係のない制度」だと思ってしまう。自分に関係ないと考える社員が多くなれば、人事制度自体が形骸化してしまう。どのようにすれば、社員が納得できる人事制度を導入できるのか。
【おすすめポイント】
・社員が納得できる人事制度を~サイバーエージェントの事例
・当日取得もOKの「エフ休」
・復職率100%を目指すママ・パパ支援
【@人事編集部(株式会社イーディアス)】
働きやすい職場づくり~エウレカ編
たとえ優れた人事制度・福利厚生制度を導入していたとしても、それが利用しにくい制度だとしたら意味がない。エウレカでは、社員と経営陣の距離が近く、制度の提案もフラットに言い合える。それが「従業員にとって使いやすい」制度の導入につながっている。
>>詳細をチェックする【@人事編集部(株式会社イーディアス)】
発想の転換で企業内保育所を自社運営-ワークスアプリケーションズ
都心の高層ビルの20階に保育施設。うそのような話だが、これを実現している企業がある。それは、ソフトウエア開発のワークスアプリケーションズ(東京・港区)だ。同社は企業内保育施設としては珍しく、保育施設の自社運営をしている。
>>詳細をチェックする【@人事編集部(株式会社イーディアス)】
働きやすい職場づくり~オイシックス編
産休・育休取得率100%、産休・育休後の復帰率96%。多くのママ社員が活躍するオイシックスで、この高い復帰率を支えるのが、Oi39(オイサンキュー)&Oi19(オイクキュー)と呼ばれるママ社員向けに用意された制度とカルチャーである。
>>詳細をチェックする【@人事編集部(株式会社イーディアス)】
@人事では『人事がラクに成果を出せるお役立ち資料』を揃えています。
@人事では、会員限定のお役立ち資料を無料で公開しています。
特に人事の皆さんに好評な人気資料は下記の通りです。
下記のボタンをクリックすると、人事がラクに成果を出すための資料が無料で手に入ります。
今、人事の皆さんに
支持されているお役立ち資料
@人事は、「業務を改善・効率化する法人向けサービス紹介」を通じて日本の人事を応援しています。採用、勤怠管理、研修、社員教育、法務、経理、物品経理 etc…
人事のお仕事で何かお困りごとがあれば、ぜひ私達に応援させてください。

「何か業務改善サービスを導入したいけど、今どんなサービスがあるのだろう?」
「自分たちに一番合っているサービスを探したいけど、どうしたらいいんだろう?」
そんな方は、下記のボタンを
クリックしてみてください。
サービスの利用は無料です。
関連記事
-
プレスリリース国内・海外ヘッドライン
厚生労働省
4月1日からの不妊治療の保険適用開始を見据え、厚労省が不妊治療と仕事の両立を支援するツールを改訂
「不妊治療と仕事の両立を希望する労働者は増加する見込み」厚生労働省は、不妊治療と仕事の両立が可能な職場環境の整備推進を目的として、既存の支援ツール3点「不妊治療を受けながら働き続け...
2022.04.19
-
コラム
フリーランス女医が本音で語る女性活用
仕事との両立のために知っておきたい、不妊治療の基礎知識
ニュースやドラマなどでも、少しずつ触れられることがふえてきた「不妊治療」。社会全体で晩婚化が進む中、この治療は誰にとっても他人事ではなくなりつつあります。今回は、「ドクターX~外科...
2018.04.26
-
ニュース・トレンド
レポート:第7回健康経営実践勉強会「働く女性の健康経営」(前編)
女性の健康管理をダイバーシティと経営という視点から考える
パートから管理職まで、女性の活躍する場面は増える一方です。しかし、一見普通に見えるその女性が体調面の不安を抱えながら仕事をしていることを、経営者は理解しているでしょうか? そんな働...
2017.12.25
-
プレスリリース国内・海外ヘッドライン
東京都
東京都が従業員のES(社員満足度)向上による中小企業の若手人材確保サポートを実施
東京都は4月17日、住宅・食事・健康に関する福利厚生の充実による従業員のES(Employee Satisfaction 社員満足度)の向上を通じて、若手人材の採用・定着を図る中小...
2025.04.18
-
プレスリリース国内・海外ヘッドライン
中小企業庁・独立行政法人中小企業基盤整備機構
「100億企業成長ポータル」をオープン。将来的に売上高100億円を目指す中小企業経営者を支援
中小企業庁および独立行政法人中小企業基盤整備機構は4月11日、売上高100億円を目指して挑戦する企業・経営者を応援するプロジェクトに関する特設サイト「100億企業成長ポータル」をオ...
2025.04.15
-
プレスリリース国内・海外ヘッドライン
「リーダー人材不足に関する企業の意識調査 」株式会社帝国データバンク
約7割の企業が「リーダー人材」の不足を実感。リーダー職への意欲醸成が課題に
帝国データバンクは、「リーダー人材不足に関する企業の意識調査」の結果を発表した。調査結果によると、企業の将来を担う「リーダー人材」(管理職相当以上)の不足を感じている企業の割合は6...
2025.04.11
あわせて読みたい
あわせて読みたい

人気の記事

国内・海外ヘッドライン

THE SELECTION
-
THE SELECTION特集
【特集】ChatGPT等の生成AIが一般化する社会で必須の人材戦略・人的資本経営の方法論
-
THE SELECTION企画
人事のキャリア【第25回】
皆がうらやむような会社づくりに取り組む(アイロボットジャパン・太田浩さん)
-
THE SELECTION企画
レポートまとめ
@人事主催セミナー「人事の学び舎」 人事・総務担当者が“今求める”ノウハウやナレッジを提供
-
THE SELECTION特集
「副業」新時代-企業の向き合い方 特集TOP
-
THE SELECTION特集
人事のキーパーソン2人が@人事読者の「組織改革」の疑問に答えます(第2弾)
数値化できない部署を無理に人事評価する方が問題。曽和利光×北野唯我対談
-
THE SELECTION特集
「令和時代に必須! ハラスメント対策最前線」
パワハラと指導の違いは? 6種類のパワハラを佐々木亮弁護士が徹底解説(中)