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株式会社学情調べ


2018年卒学生の内々定率、8月上旬で9割超え 前年を大きく上回る結果に

2017.08.16

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株式会社学情が2017年7月31日~8月5日の期間で実施した調査によると、2018年卒業予定の学生の内々定率は、調査地域・大学群全てで9割以上という結果になったことが分かった。詳細は以下の通り。

理系学生の全体内定率は94.8%、約8割が就活を終える

※図の灰色部分は昨年同時期の数値

※図の灰色部分は昨年同時期の数値

国公立・私立大学に通う理系学生の全体内々定率は94.8%となり、昨年同時期(2016年8月1日~6日)の85.1%に比べ9.7ポイント高い結果となった。一方、就職活動を続けている学生がどれだけいるかを示す「活動率」は24.0%と昨年同時期の27.5%に比べ3.5ポイント低下している。

国公立文系学生の全体内定率は93.2%、活動率は23.3%

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国公立大学に通う文系学生の全体内々定率は93.2%となった。活動率は全体で23.3%となり、就職活動を続けている学生は3割を切っていることが分かった。長期休暇に入り、入社意思を固めて就活を終える学生が増加しつつある状況がうかがえる。

私立文系学生の全体内々定率は94.6%、「入社意志あり」も8割越え

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私立文系学生の全体内々定率は94.6%となり、すべてのカテゴリーで90%を超えたことが分かった。活動率は18.9%と2割を切り、内々定を得た企業に「入社意思がある」と回答した学生も81.8%にのぼった。

企業側は、入社の意思を固めていない約2割へのアプローチが鍵

前回調査時(2017年7月17日~22日)もほぼ全ての地域・学校群で内々定率が9割を突破していたが、今回の調査ではさらに内々定を得た学生が増加し、入社の意思を固めている学生は8割近くにのぼるという結果になった。活動率も徐々に低下していることが分かり、就職活動も終盤に差し掛かっていることが分かる。各地域・学校群で2割程度の学生は活動を続けているため、まだ採用活動を終えていない企業は、この学生たちにどうアプローチしていくかが採用成功への鍵となりそうだ。

調査概要

■調査年月日:2017年7月31日~8月5日
■情報源:各大学の就職希望学生440名への電話でのリサーチ。架電対象となる学生は就職希望登録者リストから無作為に選択。
■昨年同時期調査の日時:2016年8月1日~8月6日
■内々定率=内々定をもらった学生数/全体学生数
■内々定率(入社意思あり)=内々定をもらった企業に入社意思がある学生数/全体学生数


参考:2018年卒学生の内々定率調査を実施!昨年より高水準の内々定率に(PRTIMES、2017年8月10日)

【編集部より】2018年卒採用の動向について、この他の記事はこちら。

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