書籍紹介

新刊紹介


『高賃金化』著・田尻望

2023.12.28

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クロスメディア・パブリッシング(東京・渋谷)は12月22日、高収益・高賃金企業として知られるキーエンス出身で、ベストセラー『付加価値のつくり方』の著者である田尻望氏の書籍『高賃金化』を刊行した。

同書では、経営者と社員が協力して生産性と創造性を高め、高収益と高賃金の両立を目指す方法を紹介。日本企業の長年の給与停滞問題に対する実践的な解決策を提供している。また、組織としての構造改革から個人のキャリア向上まで、多角的な視点から高賃金化を目指すアプローチを探求しており、経営者、マネジャー、キャリア志向のビジネスパーソンにとって必読の一冊となっている。以下、リリースより。

『高賃金化』
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4295409227/
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/17679649/

関連記事:『付加価値のつくりかた 一番大切なのに誰も教えてくれなかった仕事の本質』著・田尻望

「高収益化」と「高賃金化」を一気に達成する方法

「世界的に見て、日本人の給与は低過ぎる」「日本では、ここ30年間ほとんど賃金水準が上がっていない」

よく言われるこれらの点は、今の日本社会における非常に深刻な問題ではないでしょうか。そんな状況のもと、経営者、マネジャー、そしてキャリア志向のビジネスパーソンへ向けて、長年にわたって停滞している日本の「低賃金問題」の解決へと切り込む、実践的かつ革新的な書籍『高賃金化』ができました。

本書は、1人1時間あたりの付加価値生産性を高めて、「高収益化」と「高賃金化」を一気に達成する方法を教えます。本文中では、「個々の社員」「マネジャー」「経営者」がそれぞれの立場で考え、行動し、全社一丸となって取り組むべきことについても具体的に解説。個人やチームとしてすべきことから、組織としての構造改革まで、さまざまな視点から、高賃金化のための戦略を示しています。これらは働く人たちの経済的な豊かさとともに、精神的な充実にも寄与し、企業にとっても優秀な社員の離職を防ぐことにつながるのです。

これから経営者にも社員にも不可欠な考え方

また、給与を上げるための具体的な方法論だけでなく、長期的な視点で、企業の持続可能な成長と社員満足度向上を同時に達成するための戦略を提案します。経営者にとっては、「社員に経済的豊かさを提供する方法」と「優秀な人材を確保するための戦略」を学ぶ機会となるでしょう。そして社員にとっては、「自分の仕事の価値を最大化し、給与を上げるためのアプローチ」を見つけることができます。

経営者やマネジャーにとって

理論的な考察だけでなく、実際に成功を収めている企業の事例を多数取り上げている点も大きな特徴です。特に、高収益・高賃金企業であるキーエンスでの著者の経験・知見が豊富に反映されており、経営者やマネジャーにとっては、同社をはじめとした企業の成功の秘訣を学ぶことができるはずです。

社員にとって

また、本書は、現代のビジネスパーソンにとっても必読の書籍です。これからの時代、単に「耐える」「頑張る」だけではなく、賢く効率的に働き、その成果を給与という形で実感できることが重要です。あなたのキャリア、そして組織の未来を左右する重要な一歩を、この本で踏み出してみてはいかがでしょうか。

なぜ今、本書を出版したのか

本書の出版にあたっての問題意識は次のようなものでした。

日本においては、給与水準が過去30年間にもわたって、ほとんど上昇していないという現実があります。そんな中、キーエンスが誇る高い付加価値生産性と高収益化の実現方法に注目が集まっており、同社の薫陶を受けた著者・田尻氏が本書で解説する考え方は貴重です。

本書で紹介する考え方・メソッドのポイントは、次のようなものです。

・付加価値生産性の向上:労働時間あたりの付加価値を高める方法を解説し、労働の効率化と価値創造の最適化を促進します。これにより、組織全体の生産性を高め、利益増加に繋げることができます

・経営構造の改革:組織全体の構造改革の必要性に焦点を当て、高収益化と高賃金化を実現するための組織的アプローチを提供します

・個人とチームの成長:個々の従業員とチーム全体の能力向上を目指すための具体的な戦略と行動計画を提示します。また、より効率的で生産的な働き方を実現し、仕事の満足度とワークライフバランスの向上が期待できます。ひいては個人のスキルと価値を高め、より良い給与とキャリアの進展を実現できます

著者紹介

田尻 望(たじり・のぞむ)
株式会社カクシン 代表取締役CEO

京都府京都市生まれ。大阪大学基礎工学部情報科学科にて、情報工学、プログラミング言語、統計学を学ぶ。2008年卒業後、株式会社キーエンスにてコンサルティングエンジニアとして、技術支援、重要顧客を担当。大手システム会社の業務システム構築支援をはじめ、年30社に及ぶシステム制作サポートを手掛けた経験が、「最小の人の命の時間と資本で、最大の付加価値を生み出す」という価値主義経営の哲学、世界初のイノベーションを生む商品企画、ニーズの裏のニーズまでを突き詰めるコンサルティングセールス、構造に特化した高収益化コンサルティングの基礎となっている。

その後、企業向け研修会社の立ち上げに参画し、独立。年商10億円~4000億円規模の経営戦略コンサルティングなどを行い、月1億円、年10億円超の利益改善などを達成した企業を次々と輩出。企業が社会変化に適応し、中長期発展するための仕組みを提供している。

著書に『構造が成果を創る』(中央経済社)、『キーエンス思考×ChatGPT時代の付加価値仕事術』(日経BP社)、『付加価値のつくりかた』『再現性の塊』(かんき出版)がある。

書籍情報

「高賃金化」

書籍「高賃金化」ブックカバー|クロスメディアグループ株式会社

  • 著者:田尻 望
  • 定価:1,848円(本体1,680円+税)
  • 体裁:四六判 / 298ページ
  • ISBN:978-4-295-40922-9
  • 発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
  • 発売日:2023年12月22日

関連URL

リンク一覧(クロスメディアグループ)

【プレスリリース「高収益と高賃金を両立し、優秀な社員が辞めない会社になる。キーエンスの付加価値経営から学んだ「稼ぐ人」と「儲かる組織」のつくり方!『高賃金化』本日発売!」(PR TIMES)より|2023年12月22日|クロスメディアグループ株式会社】

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