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総務・人事・経理ワールド2016レポートVol.2


防災、組織活性化、採用業務を効率化させる多彩な人事向けサービス

2016.08.02

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日本最大規模の総務・人事・経理担当者向け商談展示会「第11回総務・人事・経理ワールド」(主催:リード エグジビジョン ジャパン)のレポート第2弾(第1弾は「人事向けソリューションが集結。国内最大710社の展示に4万人が来場」)。全7展が同時開催した「総務・人事・経理ワールド」は、いよいよ10月に初の関西開催を控えている(2016年10月5~7日、インテックス大阪)。ひと足先に開催した東京開催で取材した企業の中から3社のサービスを紹介する。【撮影:2016年7月15日11時、HR EXPOの会場】

~オフィスサービス 防災EXPO編~

消火器よりも扱いやすくコンパクトな新時代の消火用具

ブース前で「ラクシー」をアピールする坂井氏。防災士の資格を持つ

ブース前で「ラクシー」をアピールする坂井氏。防災士の資格を持つ

専用の保護ケースで保管が可能。右は投下したラクシー。壁や床に投げつけ衝撃で容易に割れる

専用のケースで保管が可能。右は投下したラクシー。壁や床に投げつけ衝撃で容易に割れる

火災被害を抑えるためにはいかに初期消火を迅速にできるかどうかがカギを握る。
従来の粉末式の消火器は火元に近づいて火中に噴射する必要があるため、女性や高齢者が扱いにくかった。オーピーシーが開発した消火用具「ラクシー」は強力な消火剤の入ったボトルを投げつけるだけ。投げつけた衝撃で塩化ビニール製のボトルは容易に割れ、強力な消火能力を持った消火剤が飛び出して瞬時に消化する。
本体重量は870gで軽く、火元から離れた位置から投げ込むため女性にも扱いやすい。

従来の消火器同様、消火用具として技術上の基準を満たしており、日本消防検定協会が認定している鑑定品。2015年10月から警視庁が正式採用している。

同社の防災事業部 坂井直徒氏は消火能力に加えてラクシーの扱いやすさをアピールする。「握りやすい形状など女性でも簡単に扱えることを意識して開発しています。使用後も消火剤が無害(リン酸アンモニウム等)なので掃除もしやすい」。使用可能期間は約5年間で、使わずに5年を過ぎた場合でも下水に流せるので廃棄も簡単だという。
現在、同社のホームページでラクシーを使った消火実験の様子を動画で紹介中だ。

~HR EXPO編~

従業員の行動変化をもたらすインナーコミュニケーションをプロデュース

年間500件以上の企業の課題解決に貢献してきたと話す清水氏

年間500件以上の企業の課題解決に貢献してきたと話す清水氏

社内運動会や表彰式など、社内イベント通じて組織力の向上や従業員のモチベーションアップが期待できるインナーコミュニケーションが注目されている。

同じモチベーションアップ施策でも、福利厚生は非金銭の報酬を社員側へ提供する目的で実施されるが、一方でインナーコミュニケーションは社員へビジョンや方針の共有、コミュニケーション機会の創出などを目的に実施する。
通常の社内通達やトップダウンでは実現しにくかった理念の浸透が実現したり、他部署との交流で従業員の意識や行動の変化を生み出したりするなどの効果も期待できるが、コンセプト設計や企画力などの戦略性が求められる。

「ゼロインは、お客様が抱えている課題と状況をしっかりと把握したうえで戦略を立てます。イベントの開催やツール制作そのものが目的ではなく、そのイベントを開催することでどのように課題を解決するのか、ツールを通じてどのステークホルダーにどのようにアプローチしていくのかを、目的をもって実行していくようサポートしています」(コミュニケーションデザイン1部 清水有香氏【写真】)
ゼロインはこれまで、企業の40周年イベントのプロデュースや依頼企業に常駐して社内報の企画・制作を手がけるなど年間500件以上をサポートしてきた実績がある。「いますぐ必要なものではないと認識されがちですが、人事担当者や経営者がインナーコミュニケーションにかける期待は大きいと感じています」(清水氏)。
従業員の一人ひとりの行動変化が組織に変革をもたらす。その行動のきっかけを生み出すインナーコミュニケーションに注目だ。

戦略的に動く人事へとスイッチさせる採用管理のクラウドシステム

ハーモスをアピールしたHRMOS事業部・東野氏。この秋には勤怠管理を効率化する「HRMOS 勤怠管理」がリリース予定だという

ハーモスをアピールしたHRMOS事業部・東野氏。この秋には勤怠管理を効率化する「HRMOS 勤怠管理」がリリース予定だという

ビズリーチが6月14日リリースした、戦略人事クラウド「HRMOS」の第1モジュール「HRMOS 採用管理」は人事担当者の採用におけるオペレーション業務から解放する。
「人事担当者の役割は経営陣と現場をつなげるハブとなること。経営層から経営戦略を人事戦略に落とし込んで採用活動を展開していく必要がある。しかし、現状はオペレーションに追われてしまい、戦略的な仕事ができていない。HRMOSを活用することで、人事担当者が本来のあるべき姿を目指していただきたい」(HRMOS事業部・東野雅晴氏)
HRMOSで採用に関するあらゆるデータを一元管理することで、採用業務の効率化・高度化を実現し、課題解決を目指す。

「HRMOS 採用管理」の代表的な機能の1つは求人票の作成が簡単にできること。HRMOSで作成した求人情報を自社のホームページの採用ページとして利用ができる。写真や動画のアップも簡単で応募フォームの設置も可能だ。また、近年注目されているリファーラル採用を推進できるよう、シェアボタンの設置などSNSでの拡散がしやすいよう設計されている。
また、業務効率化を加速させる機能として、応募書類や選考履歴情報を探す手間を省く応募情報の一元管理や、面接の日程調整を簡素化するカレンダー連携機能などがある。

そして、あらゆるデータ蓄積し有効活用することで業務の高度化を実現するのがHRMOSの強みだ。「これまで人事担当者の記憶の中にしかなかったものがデータとして蓄積される。個人のさじ加減で判断していたこともデータをもとに判断ができるようになる」(東野氏)。
例えば、採用経路ごとの選考進捗状況や媒体ごとの費用対効果、人材紹介会社が紹介した人材の採用状況などをデータ化することで、採用サービスの営業担当社にデータをもとにした要望や意見を伝えることも容易になる。また、面接官の選考した学生のその後の結果をデータ化し、面接官の評価や指導にも活用できる。

現在、リリースから1カ月で30社が導入。3年で2,000社の導入を目指している。

【総務・人事・経理ワールド2016】(第11回 総務・人事・経理ワールド)
会期:2016年7月13日(水)~15日(金)
会場:東京ビッグサイト(東京都江東区有明)
主催:リード エグジビション ジャパン株式会社
開催展示会:『オフィスセキュリティ EXPO』『オフィス防災 EXPO』『省エネ・節電 EXPO』『オフィスサービス EXPO』『HR EXPO(人事労務・教育・採用 支援展)』『ワークスタイル変革 EXPO』『会計・財務 EXPO』
URL:http://www.office-expo.jp/

 

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