アンケート企画「コロナウイルス感染拡大による企業活動への影響と現場の実態」
「総務・人事・経理 Week」出展(予定)企業の本音。回答企業の97%が当初日程(4/15-17)での開催を反対
2020.04.06

人と人をつなぐ、人事のための総合メディア「@人事」(運営:株式会社イーディアス)は、2019年3月16日~23日に、「第15回[東京]総務・人事・経理 Week」(主催:リード エグジビション ジャパン株式会社)の出展企業へ、出展に関する意向調査を実施した。
調査時点で、回答企業の97%が当初の日程(4月15日~17日)での開催を反対を表明。理由として、派遣する社員や来場者の安全を守るため、大幅な来場者数減少が見込まれ、想定する商談数の実現が困難であることを挙げていた。
なお、@人事はリード エグジビション ジャパン社へ開催延期を表明した翌日の3月25日に、コロナウイルスの影響が大きい大規模イベント事業業界の現状や今回の開会延期の経緯を聞く目的で取材を申し込んだが、断られている。
※参考:リードエグジビションジャパンが「第15回 総務・人事・経理Week」の開催延期を発表。構成展示会を7月と10月の2回に分けて実施へ
調査結果のサマリー
・「出展しない」と回答した企業は過半数
・予定通りの日程(4/15-17)の開催に反対する出展企業は97%
・4割の企業が当初の予定通り(4/15-17)に開催した場合は、次回以降の出展を検討すると回答
調査目的
コロナウイルスの感染拡大の影響は、企業活動にどのような影響が起きており、現場はどのように対応しているのか、その実態を明らかにする。現場で苦慮する読者へ解決策を届けるとともに、記事を通じ、今後同様の災厄が起きた際の対応に生かすためのヒントにつながる情報を発信する。
第一弾として、最も影響が大きい業界のひとつに挙げられる「大規模イベント主催企業」にフォーカス。業界を代表するリード エグジビション ジャパン株式会社に、読者との関わりが深い「総務・人事・経理 Week」の開催延期を巡る経緯を主題に話を聞くとともに、出展企業が受けている実態を調査すべく、アンケートを実施する。
アンケート結果
【回答企業の状況】
アンケートを実施した3月16~23日前後の状況として、3月23日に東京都が4月12日までの都が主催する大規模イベントの自粛要請を決定。翌日の24日には東京五輪開催の1年間延期が発表された。
回答時点ではすでに出展企業が出展をキャンセルしたとしても、規定により出展料を全額支払う状況にあり、当日派遣する社員の安全と、来場者数の減少が予測されるなかで出展判断に苦慮している企業が多くいた。
【Q.1】第15回[東京]総務・人事・経理 Weekが4/15(水)-17(金)に東京ビッグサイトで 予定通り開催された場合、貴社は予定通り出展されますか?
・「出展しない(基礎装飾のみ)」と回答した企業が33.3% と最も多く、「出展しない(基礎装飾もしない)」を含めると「出展しない」と回答した企業が過半数を超えた。
・「予定どおり出展する」と回答した企業は27.3%と全回答企業の約4分の1を占めた。
※基礎装飾:「カーペット(敷詰め)・隣接小間との間仕切(壁面造作)・バックパネル・社名掲示の装飾」。出展をキャンセルしたとしても基礎装飾は求められる。
【Q.2】第15回[東京]総務・人事・経理 Weekの予定通りの日程での開催を希望しますか?
「他展示会と同様に延期を希望する」と回答した企業が78.8%と大半を占め、「中止を希望する」と回答した18.2%と合わせると、予定通りの日程での開催に反対する出展企業は97%という結果だった。
【Q.3】Q.2にて「他展示会と同様に延期を希望する」または「中止を希望する」を選択した理由を教えてください。
<自由回答より抜粋>※原文のまま引用
- 現状での感染リスク及び集客不安
- 現状、コロナ感染予防の出口が見えない中での延期では意味がないと思っている。なので、中止を要望したい。
- 社員の健康安全と感染拡大防止の為
- 参加者、出展者の保護。先日幕張のものづくりEXPOに参加した際の感覚では、集客人数が想定よりも遥かに少なく、出展料の回収が難しいと判断した。
- コロナウイルスが全世界的に蔓延している中で、各国で外出禁止という事例が多数でている。その中で、社員を会場に派遣することは、社員を危険に晒すことを意味している。来場者の方にもそのような状況で会場に来てほしくない。
- 開催するならば、状況が落ち着いてから開催してほしい。
- 不要不急の外出制限によって大幅な来場者数減少が見込まれ、想定する商談数の実現が困難であるため。
【Q.4】第15回[東京]総務・人事・経理 Weekが予定の日程通りに開催された場合、次回以降の出展を再度検討しますか?
・「変わらず出展する」と「出展しない」が同回答数で、それぞれ21.2%だった。
・「検討する必要があると思う」と回答した企業が39.4%で、約4割の企業が当初の予定通りに開催した場合は、次回以降の出展を検討する意向にあることがわかった。
【Q.5】出展に関する意見や疑問を教えてください。
<自由回答より抜粋>※原文のまま引用
- 弊社としては初めての展示会出展なので、しっかりと集客が見込める時期に延期していただき、展示会という集客方法の効果を社内でもしっかりと認知させたいと考えております。
このままの開催では今後出展するにあたり社内承認が取りづらくなると思います。 - 開催地(東京)や社会情勢に鑑み、延期を強く希望。開催する場合は、今回事態を踏まえ、出展しない場合の基礎装飾不要を希望。
- 予定通りの日程の開催を希望は致しますが、出展社や来場者の方々も含め不安な要素がない状況(状態)での開催を希望しております。
政府の動向もみながら柔軟に万全の態勢での開催を希望いたします。 - これまでリード創出や商談機会を提供してきた偉大なイベントだと思っています。今後も継続して盛況なイベントを開催いただくためにも今回無理をして多くの企業からの反感を買うことなく、延期か中止をしていただく事を期待します。
- リードさん曰く基礎装飾のみを選択した出展社も10社弱とのことで、交渉を引きましたが、もし基礎装飾もなしにして欲しい企業が数多いのであれば、中止をしていただきたい気持ちです。
調査概要
【@人事】第15回[東京]総務・人事・経理 Weekについてのアンケート調査ご協力のお願い
・調査対象:第15回[東京]総務・人事・経理 Weekの出展企業 108社(無作為)
・調査期間:2020年3月16~23日
・調査方法:出展企業へメールでアンケートフォームを送信
・有効回答:34社
※なお、調査結果はリード エグジビション ジャパン社への取材依頼時、同社へ提出しています。
【編集部より】コロナウイルス対策の関連記事はこちら
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