人事必見!現役大学生による就活日記
「もしもう一度就活するとしたら」学生が語る、就活の後悔と改善点
2016.06.27
こんにちは、大田です。
私はすでに就活を終えていますが、もし自分がもう一度就活をするとしたらどうするか? (多くの人は)一度しか経験しない就活ですが、就活の振り返りを兼ねて考えてみたいと思います。
【参考】「就活日記」シリーズ一覧はこちら
自己分析編
これは時間を区切って決めるものであり、長期にわたって取り組むものではなかったなと思っています。いくら悩んでも就職するのは1社と割り切り、強みや自分の過去の原体験の整理、最低限満たしているべき基準を明確にして、さくっと終わらせるべきだったと強く思います。自己分析の掘り下げで、就職活動が有利に進むことはまずなかったと思います。自分の決めた自己分析を何度もアウトプットして、誰にでも伝わるようにしたほうがはるかに役に立ちました。
インターン編
もう一度就活する場合でも、3年次の夏のインターンには参加すると思います。何より、自信がつきますし、早期選考ルートに乗れる可能性が非常に高くなります。
外資/ベンチャーだけにとどまらず、日系でもサマーインターン参加者を優遇するなどの対応を取っているので、早期の段階で他の就活生と差をつけるためにも積極的に参加すると思います。夏の段階では、就活をはじめている層も多くないので倍率が低く、更に対策を前倒しでやっていれば、万全でしょう。
本選考編
もう一度やるとしたら、志望業界の社会人に手伝ってもらいます。
就活中はいくら自分で悩んでいても、それが的はずれなことが多くありました。
社会人の視座と学生の視座が圧倒的に違うので、社会人でも説得できるような志望動機を考えるには、社会人とのつながりを有効に活用すると良いと考えています。また、社内で何ができるのか?という部分まで積極的に情報収集します。就活生はどうしても表層的な情報(どんな人材が求められているのか?どんな会社なのか?)ばかりを説明会で収集してしまいがちなので、できるだけ具体的でかつ定量的な情報を集めます。
心構え編
内定を獲得するまでは、合格対策に専念すべきと考えます。
思い返すと、これは自分のやりたいことじゃないとか、もしかしたらこっちの仕事がより興味が持てるかもしれないなどと、停滞していた時間が多くありました。もう一度やるとすれば、その時間を極限まで減らし、その分を志望度の高い会社の対策にあてると思います。いくら悩んでも、内定を取るまでの時点で最高の判断はできませんでした。
周りの就活生を見ていても、第一志望の内定をしっかりと取っている人は、あれもこれも良いかもと目移りすることなく、受かりたいと思った企業に対して全力で対策をしていました。一方で、「もしかしたら自分にもっと合った仕事があるかも」「就活はあくまでマッチングだから、いろんな企業を見ておきたい」というような人に限って、思うようなところに内定が出ておらず、選択権すらない状況です。過去の自分に言い聞かせるとしたら「マッチングどうこう言ってないで、受かりたい会社を5社決めて、その対策に全ての時間を費やせ」という一言に尽きるでしょう。
あくまで、空想の話ですが、自分にもう一度チャンスがあるとしたら、どういう就活をするかについて書いてみました。就職してからがキャリアの始まりなので、これからも頑張っていきたいと思います。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
執筆者紹介
ペンネーム:大田 慶応義塾大学の4年生。1年生の頃からビジネスに興味を持ち、長期インターンシップを開始。2年間マーケティングを担当。興味のある業界は外資戦略コンサルティングファーム、VC。趣味はテニス。 (※プロフィールは執筆時のものです)
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