株式会社ランドスケイプ
ランドスケイプが「名刺将棋」を開発。名刺情報と名刺以外の外部情報から未接触の人物を特定、自社との「つながり」も可視化
2020.08.25
リコーの特許ライセンスを活用して開発したユニークなサービス
データベースマーケティングを支援するランドスケイプ(東京・新宿、以下 ランドスケイプ)は8月20日、リコー(東京・大田、以下 リコー)が保有する名刺に関する特許の独占的なライセンス(専用実施権)を取得して独自開発した「名刺将棋」の提供を開始した。取得したクライアント企業の名刺情報と名刺以外の外部情報を用いて、取得名刺企業内の未接触の人物を特定、可視化する。
ランドスケイプが提供している日本最大級の820万拠点の企業データベース「LBC」を活用した名刺管理ツール「ユー名刺(u 名刺)」の新たな機能として搭載されるサービス。未接触者を含む担当者と自社の従業員を日本将棋の棋譜のように対局に配置し、名刺情報の閲覧回数や、名刺登録数などの情報を利用し、線の太さや色の濃淡でコミュニケーションの状況も可視化。プロジェクト担当別での組織内の重要人物の特定や、未接触者へコンタクトするための最短経路、部署や役職を軸にコミュニケーションなどをビジュアル的に把握することが可能になるという。
同社の長竹克仁社長に「名刺将棋」の販売戦略を聞いた。
代表取締役社長・長竹克仁氏のコメント
直近の「ユー名刺」の利用者(法人)を教えて下さい。
ユー名刺については現在約100社ほどの企業に導入頂いております。
コロナ前とコロナ後で利用者数の変化はありましたか。
コロナ禍により、オンラインでビジネス活動を行うことになったため、名刺データについてもデジタル化のニーズが高まりました。
そのため、名刺管理ツールについてもコロナ前と比較すると相談をいただく機会が増えております。
それに伴い、2020年5月にユー名刺に「オンライン名刺交換」という機能もリリースしました。
(参考:https://www.landscape.co.jp/news/20200624_5088.html)
コロナ下において、「名刺将棋」をどのように販売していくのかを教えてください。
想定するお客様としては名刺交換を行う機会の多いエンタープライズの企業様を中心に、BtoBの営業活動を行う企業様を対象として考えております。
まずはユー名刺をすでにご利用頂いている企業様へ先行して案内を行い、導入を広めていく予定です。
※取材は2020年8月20日に文面にて実施
以下、8月20日発表のリリースより。
ランドスケイプ、リコーの特許ライセンスを活用した「名刺将棋」を開発 2020年8月中旬より提供を開始
独占的ライセンスについて
ランドスケイプが、リコーより取得した独占的ライセンスの詳細は以下のとおりです。
未取得名刺の可視化機能「名刺将棋」について
「名刺将棋」は、クライアント企業の未接触者を含む担当者と自社の従業員を日本将棋の棋譜のように対局に配置し、名刺情報の閲覧回数や、名刺登録数などの情報を利用し、線の太さや色の濃淡でコミュニケーションの状況を可視化できる機能です。プロジェクト担当別での組織内の重要人物の特定や、未接触者へコンタクトするための最短経路、部署や役職を軸にコミュニケーションなどをビジュアル的に把握することが可能です。
「名刺将棋」は、名刺管理ツール「ユー名刺」に搭載します(特許出願中)。
名刺将棋の活用シーン
従来、コンタクトを取りたい人物と直接的なつながりがなければ、実際にその人物とコンタクトをとることは困難なことが多くあります。この「名刺将棋」の機能を搭載した「ユー名刺」であれば、自分の名刺交換履歴だけでなく、展示会やセミナー、資料請求、ニュース記事、人事異動情報、有価証券報告書の役員情報、ヒアリング情報、Web クローリング情報など自分の名刺以外の他から収集した様々な情報も一元管理し、つながりを有する人物を線の太さや色の濃淡で表現できるので、未接触者の把握や、コンタクトを取りたい人物とのつながり経路を容易に把握できます。
また連絡経路を介してコンタクトを取ることができるように構成しているだけでなく、ランドスケイプが提供する日本最大の企業データベース「LBC※2」が持つ企業属性(業種や売上規模など)や、CRM/SFA やMA ツールなどの行動履歴(購買・商談履歴やメールクリック履歴など)とも顧客データ統合ツール「ユーソナー(uSonar)※3」を通してデータ連携し、包括的に顧客の状況を把握できるため、より効率的な営業展開が可能になります。
今後の展開について
ランドスケイプは、従来の名刺管理ツールの領域を超え、企業に紐づく部署や担当者ベースで様々な外部データと連携し、一元化を図り、多くのクライアント企業がより効率的な営業展開を実現できる環境を構築してまいります。
またランドスケイプは、オフィスサービス事業で知見を持つリコーと、今回の名刺に関わる分野をはじめとしてセールステック領域で協業し、ソリューション提案を行ってまいります。
株式会社リコ- 執行役員 知的財産本部 本部長 古島 正様からのエンドースメント
弊社では、自社で特許技術を利用するだけではなく、より有効活用していただける企業に積極的に提供する活動を展開し、その価値を社会に還元することを目指しております。名刺未取得の人物を特定可能とするこの特許技術は、営業活動などで多くの名刺を管理するユーザー視点から生まれたもので、「名刺将棋」に搭載いただくことでその価値が大きく発揮されるものと考えております。このたび、ランドスケイプ様が弊社の特許技術を採用した「名刺将棋」を販売することを歓迎します。
※1:名刺管理ツール「ユー名刺(u 名刺)」について
日本最大の820 万拠点の企業データベース「LBC」を活用した名刺管理アプリです。スマートフォンで名刺を撮影するだけで瞬時にデータを補
正し、登録できる業界初の名刺管理ツールです。詳細な企業属性を自動付与する機能も提供しています。
※詳細はWEB サイト:https://www.landscape.co.jp/service/usonar/u-meishi/をご参照ください。
※2:企業データベース「LBC」について
ランドスケイプが構築した日本全国(約820 万拠点)の事業所に、11 桁の管理コードを採番した企業データベースです。「LBC」は法人番号や業種、売上規模などの企業属性だけでなく、企業コード体系により、親会社・子会社などの企業の資本関係や本社・事業所関係まで把握することが可能です。
※詳細はWEB サイト:https://www.landscape.co.jp/service/lbc/をご参照ください。
※3:顧客データ統合ツール「ユーソナー(uSonar)」について
顧客に関わる様々な情報を統合し、管理することができるクラウド型のデータ統合ツールです。ランドスケイプが長年培ってきた様々なフォーマットのデータをクレンジングするノウハウや、自社構築した820 万拠点の企業データベース「LBC」が搭載されています。
※詳細はWEB サイト:https://www.landscape.co.jp/service/usonar/をご参照ください。
株式会社ランドスケイプの概要
所在地 :〒163-1415 東京都新宿区西新宿3 丁目20-2 東京オペラシティ15 階
代表者 :代表取締役社長 長竹 克仁
設立 :1990 年9 月10 日
資本金 :4 億66 百万円
事業内容:データベースマーケティングの支援事業
https://www.landscape.co.jp/
【プレスリリース「ランドスケイプ、リコーの特許ライセンスを活用した『名刺将棋』を開発 2020年8月中旬より提供を開始」より|2020年8月20日・株式会社ランドスケイプ】
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