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エン・ジャパン調べ


35歳以上の3人に1人が「自分の行動がパワハラに当たるのではないかと思ったことがある」

2020.06.22

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令和2年6月1日よりパワハラ防止法(改正労働施策総合推進法)が施行され(中小企業は2022年3月31まで努力義務)、ハラスメント対策の社内方針明示や周知・啓発、相談体制の整備などが義務付けられるようになった。

そんな中、エン・ジャパンが6月16日に公開した、運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』の35歳以上のユーザーを対象に行った「パワハラ防止法」についてアンケート結果によると、3人に1人が「自分の行動がパワハラに当たるのではないかと思ったことがある」と回答していたことが分かった。
また、パワハラが起きる理由について尋ねたところ(複数回答)、最も多い回答が「パワハラをする側の人間性の問題」(70%)で、 「上司と部下との信頼関係の欠如」(53%)、 「企業のパワハラ対策の不十分さ」(46%)が続いた。

現在、パワハラ防止法に罰則違反はないが、厚生労働大臣が是正の必要性を認めた場合、事業主に対して、「助言、指導または勧告」をすることができるほか、勧告に従わない場合、勧告を受けたことが公表がされる可能性がある。
近年は社会的関心が高いため、ハラスメントの事実が公表された場合、従業員のエンゲージメント低下や新卒・中途問わず採用活動へ影響を及ぼすリスクがあるため、対策が必要だ。以下、リリースより。

【関連記事】「 ハラスメント対策最前線」ー中小企業の人事・経営者が実践できる ー 2020年6月施行パワハラ防止法対策総まとめ 弁護士・専門家解説あり【再掲載】

ミドル2,000人に聞く「パワハラ防止法」意識調査 ―『ミドルの転職』ユーザーアンケート―

調査結果 概要

★ 76%が「パワハラ防止法を知っている」と回答。
★ パワハラが起こる理由、トップ3は「パワハラをする側の人間性の問題」「上司と部下との信頼関係の欠如」「企業のパワハラ対策の不十分さ」。
★ 3人に1人が「自分の行動がパワハラに当たるのではないかと思ったことがある」と回答。

調査結果 詳細

1:76%が「パワハラ防止法を知っている」と回答。(図1、図2)

「”パワハラ防止法”についてご存知ですか?」と伺ったところ、76%が「知っている」(内容も含めて知っている:22%、概要だけ知っている:54%)回答しました。年代が上がるほど、認知度が上がっています。「”パワハラ防止法”についてどう思いますか?」と伺うと、86%が「良いと思う」(非常に良いと思う:42%、良いと思う:44%)と回答しました。

【図1】“パワハラ防止法”についてご存知ですか?(ミドル2,000人に聞く「パワハラ防止法」意識調査より)

【図1】“パワハラ防止法”についてご存知ですか?

【図2】”パワハラ防止法”についてどう思いますか?(ミドル2,000人に聞く「パワハラ防止法」意識調査より)

【図2】”パワハラ防止法”についてどう思いますか?

2: パワハラが起こる理由、トップ3は「パワハラをする側の人間性の問題」「上司と部下との信頼関係の欠如」「企業のパワハラ対策の不十分さ」。(図3)

「パワーハラスメントが起こる理由は何だと思いますか?」と伺うと、トップ3は「パワハラをする側の人間性の問題」(70%)、 「上司と部下との信頼関係の欠如」(53%)、 「企業のパワハラ対策の不十分さ」(46%)でした。

【図3】 パワーハラスメントが起こる理由は何だと思いますか?(複数回答可)(ミドル2,000人に聞く「パワハラ防止法」意識調査より)

【図3】 パワーハラスメントが起こる理由は何だと思いますか?(複数回答可)

3: 3人に1人が「自分の行動がパワハラに当たるのではないかと思ったことがある」と回答。(図4、図5)

「ご自身がパワーハラスメントをする側になる可能性についてどう思いますか?」と伺ったところ、34%が「自分の行動がパワハラに当たるのではないかと思ったことがある」と回答しました。若い年代ほど、回答する割合が高くなっています。パワーハラスメントをなくすための方法を伺うと、最も多い回答は同率で「パワーハラスメントについて学ぶ機会を設ける」(55%)、「パワーハラスメントの定義を明確にする」(55%)、次いで「第三者機関による社内風土のチェック機会をつくる」(48%)が挙げられました。パワーハラスメントだと受け取られないように気をつけていることも紹介します。

【図4】ご自身がパワーハラスメントをする側になる可能性についてどう思いますか?(ミドル2,000人に聞く「パワハラ防止法」意識調査より)

【図4】ご自身がパワーハラスメントをする側になる可能性についてどう思いますか?

【図5】パワーハラスメントをなくすためには、どんな方法が有効だと思いますか?(複数選択可)(ミドル2,000人に聞く「パワハラ防止法」意識調査より)


【図5】パワーハラスメントをなくすためには、どんな方法が有効だと思いますか?(複数選択可)

パワーハラスメントだと受け取られないように気をつけていること

日常のコミュニケーション

  • 日ごろから良好な関係を構築すること。組織のビジョン、目標にくわえて、個々人の中長期的なキャリアビジョン、現在の能力、短期の目標について直接確認、意見交換するように心がけています。(40代女性)
  • どんなに忙しくても、挨拶には顔を上げて応える。日頃のやり取りが大切。こちらが忙しくて挨拶を返さなかったとしたら、場合によっては「無視された」と思われてしまう。(50代男性)

指導・注意の仕方

  • 部下に何か注意をするときは必ず書面で注意内容を残し本人と共有するとともに、内容によっては人事など第三者に同席してもらう。(30代男性)
  • 叱る時は、その行動に対してではなく、それが、現場の何につながるのかをいつも伝えている。毎年600名近くの新入社員に厳しい指導をしてきたが、一度もパワハラだと言われたことがなかった。(40代男性)

話し方・指示の出し方

  • 部下に対しては、特に丁寧な言葉遣いや気遣いを心掛けている。言葉足らずで誤解を招くような事が無い様に、時間をかけて説明をする。(30代女性)
  • もちろん言動には気を付けているが、事前に「そうするつもりは毛頭ないが、これから言う事がもしパワハラと感じたら言って欲しい」と伝えるようにしている。(50代男性)

調査概要

■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『ミドルの転職』( https://mid-tenshoku.com/ )を利用する35歳以上のユーザー
■有効回答数:2,005名
■調査期間:2020年4月30日 ~ 5月28日

ミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』 https://mid-tenshoku.com/

写真:ミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』 https://mid-tenshoku.com/

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本件に関する問合せ先

エン・ジャパン株式会社
広報担当:大原、松田、清水、西春
TEL:03-3342-6590 FAX:03-3347-8525
MAIL:en-press@en-japan.com

◆エン・ジャパン株式会社について
社名:エン・ジャパン株式会社
URL:https://corp.en-japan.com/

【プレスリリース「ミドル2,000人に聞く「パワハラ防止法」意識調査 ―『ミドルの転職』ユーザーアンケート―」(@Press)より|2020年6月16日・エン・ジャパン株式会社】

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