人事必見!現役大学生による就活日記
「志望動機」の裏に隠れた”学生のホンネ”を引き出す3つの質問術
2019.07.05

こんにちは。宮城大学のこりんです。いよいよ梅雨入り……暑い日と雨の日の繰り返しで体調を崩さないように気を付けながら、就職活動を続けております。
第4回となる今回は、「面接官に聞いてほしい就活生の本音」について書いていきたいと思います。
【参考】「就活日記」シリーズ一覧はこちら
就活生は、自己分析の結果を抜き出し「志望動機」を考える
多くの就活生にとっての一番の心配ごと、それはやはり「面接」ではないかと思います。投げかけられる質問にうまく答えられるように、就活生は事前に自己分析を行い、自分の中の軸をはっきりさせておきます。そうすることで、面接を受けた先の企業で自分が貢献できると思う部分を探せますし、面接官に対しどのようにアピールしていくか、話の構成を立てることもできます。
これは、私が「消費者視点のセールスプロモーションを展開」するA社を受けたときの話です。私はアルバイトでの接客・新人育成の経験から、「相手の立場に立った考え方ができること」、「相手の期待に120%で応える努力ができること」、この2つが自分の強みだと感じていました。
A社が求める人物像として、「クライアントファーストの精神」「期待された以上の結果を追い求めることができる人」が挙げられており、私の2つの強みとも一致していることから、“私の強みと、貴社が求めているものはマッチしています”ということをアピールした志望理由を考え、面接に臨みました。
就活生の本音は、「志望動機」の裏に隠されている
実際の面接では、面接官の方はこの志望動機を聞くだけで、あっさりと次の質問に移ってしまいました。正直私としては、もう少し突っ込んだ質問をここでしてほしかったな、と感じました。というのも、私が自分の強みを認識できたきっかけはアルバイトの経験であり、面接という緊張する場面でも自信を持って「素」で話せる話題だったからです。
志望動機とは、自己分析の結果から、その会社にマッチしたものを抜き出した一要素に過ぎません。つまり「目の前の就活生がどんな人物であるか」という素の部分は、就活生の志望動機の裏側に隠されているのです。そのため、志望動機を聞く質問だけでは、会社と就活生の“どこが”“どんな根拠をもって”マッチしているかは十分に理解することはできません。
会社と就活生のミスマッチをなくし、互いに良い関係を構築するためにも、就活生の本音部分まで話を掘り下げて、素を引き出せるような質問が必要なのではないかと思います。
就活生の本音を引き出す3つの質問
ここからは実際に、学生の素を引き出すためにどんな質問が効果的であるのか、考察したことを学生目線で書いていきたいと思います。
ポイントは、志望動機という一番上の質問から
こちらは会員限定記事です。
この記事の続きを読むには、@人事へのログインが必要です。
{{error}}
会員登録がお済みでない方は
こちらから登録を行ってください。
執筆者紹介

ペンネーム:こりん 宮城大学3年生。学生時代は、ピアノをはじめミュージカルスクールにも通う。音楽や演劇好きが高じ、現在は映画・演劇業界を志している。趣味は映画や演劇を観に行くこと。また、高校時代から通っていた地元のカフェでアルバイトをしている。※情報は2019年3月時点のもの。
@人事では『人事がラクに成果を出せるお役立ち資料』を揃えています。
@人事では、会員限定のお役立ち資料を無料で公開しています。
特に人事の皆さんに好評な人気資料は下記の通りです。
下記のボタンをクリックすると、人事がラクに成果を出すための資料が無料で手に入ります。
今、人事の皆さんに
支持されているお役立ち資料
@人事は、「業務を改善・効率化する法人向けサービス紹介」を通じて日本の人事を応援しています。採用、勤怠管理、研修、社員教育、法務、経理、物品経理 etc…
人事のお仕事で何かお困りごとがあれば、ぜひ私達に応援させてください。

「何か業務改善サービスを導入したいけど、今どんなサービスがあるのだろう?」
「自分たちに一番合っているサービスを探したいけど、どうしたらいいんだろう?」
そんな方は、下記のボタンを
クリックしてみてください。
サービスの利用は無料です。
関連記事
-
企画
【INTERVIEW】株式会社CFPコンサルティング 坂牧毅 氏
プロフェッショナルな人材を正しく評価する仕組み~CFPコンサルティングの人事評価制度
「なんとなくいいこと」ではなく「確実に成果を出す行動」を評価する——。多くの企業が人事評価制度の見直しに苦心する中、CFPコンサルティングは「結果にコミットする」評価基準を確立した...
2025.05.09
-
企画
令和の福利厚生を探る
従業員のモチベーションを高めるミズノの企業ユニフォーム「WORK WEAR」とは?
熾烈な人材獲得競争や従業員のエンゲージメント向上が課題となる近年、企業のユニフォームは単なる作業着ではなく、福利厚生や企業ブランディングの重要な要素へと認識が変わってきた。スポーツ...
2025.04.23
-
企画
【INTERVIEW】株式会社ベンチャー広報 三上毅一 氏
メディアと企業をつなぐ架け橋 ~広報のプロが語る「取材獲得への5ステップ」
人事や総務を担当する一方で、広報業務も兼務している担当者は少なくない。特に中小企業やスタートアップでは、限られたリソースの中で効果的な広報活動を行うことが求められている。しかし、メ...
2025.04.21
あわせて読みたい
あわせて読みたい

人気の記事

国内・海外ヘッドライン

THE SELECTION
-
THE SELECTION特集
【特集】ChatGPT等の生成AIが一般化する社会で必須の人材戦略・人的資本経営の方法論
-
THE SELECTION企画
人事のキャリア【第25回】
皆がうらやむような会社づくりに取り組む(アイロボットジャパン・太田浩さん)
-
THE SELECTION企画
レポートまとめ
@人事主催セミナー「人事の学び舎」 人事・総務担当者が“今求める”ノウハウやナレッジを提供
-
THE SELECTION特集
「副業」新時代-企業の向き合い方 特集TOP
-
THE SELECTION特集
人事のキーパーソン2人が@人事読者の「組織改革」の疑問に答えます(第2弾)
数値化できない部署を無理に人事評価する方が問題。曽和利光×北野唯我対談
-
THE SELECTION特集
「令和時代に必須! ハラスメント対策最前線」
パワハラと指導の違いは? 6種類のパワハラを佐々木亮弁護士が徹底解説(中)