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超急成長企業の採用戦略/Vol.3 株式会社ミクシィ編


SNSの先駆者「ミクシィ」は新卒採用もコミュニケーション重視

2019.05.27

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SNS「mixi」、スマートフォンゲームアプリ「モンスターストライク」と人気コンテンツを生み出してきたミクシィ(東京・渋谷)。同社の人事部が2020年卒新卒採用で「大変革」を起こしたらしい。

経営陣の交代、企業メッセージの変更、採用市場の変動……といくつもの「変化」が重なる中、ミクシィは新たな採用方針に沿ったビジネスコンテストを実施。採用改革のキーワードとなったのは、ミクシィの事業を支える「コミュニケーション」だった。彼らの採用改革の裏側を、人事部新卒採用グループの佐々木忠輝マネージャーに聞いた。【取材:2019年4月22日】

目次

SNS「mixi」、スマホアプリ「モンスト」でヒット

ミクシィは2004年にSNS「mixi」の運営を開始。mixiは日常の出来事、友人同士で共感できる話題を自由に投稿できる「日記」、趣味を通じて仲間を見つける「コミュニティ」、自分のページを訪問した人が分かる「足あと」機能など、友人らとインターネット上で気軽に交流できる画期的なサービスとして若者を中心に爆発的にヒットした。

2006年SNS「mixi」トップページ

(2006年の「mixi」トップページ。このトップ画面や「マイミク」「足あと」のフレーズを懐かしく感じる人もいるはず)

2007年のiPhoneの発表を受けて、世界は一気にスマートフォン時代に突入。2008年にはTwitterとFacebookの日本語版がリリースされ、mixiはこれらに押される形で利用者が縮小した。

その後、2013年にリリースした「モンスターストライク」が大ヒット。遊び方のシンプルさや友人と一緒に遊べる点が人気を集め、世界の利用者数は累計で5,000万人を突破した(2019年5月時点)。

モンスターストライク Webサイトトップページ

(モンスターストライク公式サイトより)

しかし、業績は再び変化しつつある。2019年5月発表の決算説明資料によると、2018年4月~2019年3月の売上高は1,440億円(前年比23.4%減)。営業利益も43.3%減少した。主力コンテンツ「モンスト」の売上が伸び悩み、業績に影響している。

人事と役員とのワークショップで、求める人物像を徹底的にすり合わせ

2018年6月、森田仁基前社長に代わり、モンストの生みの親でもある木村弘毅氏が新社長に就任。さらに、同年4月には新たに執行役員12人が就任し、経営陣も様変わりした。

木村社長が掲げたのは、コミュニケーションサービスを事業ドメインに再定義すること。モンストの流行から数年が経ち、mixi、モンストに続く「ミクシィの第三のホームラン」が欲しい――。その軸になるのが、両コンテンツのヒットの根源にある「コミュニケーション」だと考えた。

経営陣の方針を受けて、人事部はどう動いたのか。

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