人事必見!現役大学生による就活日記
本音で語れ!キャリアアドバイザーに見ぬかれた私の演技
2015.10.20
現役大学生による就活日記。第12回は、慶應義塾大学3年・大田さんの記事です。大学も就活ムードになってきた今日この頃、大田さんは某就職支援会社の面談に参加しました。そこで得た気付きとはどのようなものだったのでしょうか?
【参考】「就活日記」シリーズ一覧はこちら
就活ムードに染まるキャンパス
こんにちは。大田です。
大学内の同学年の間でも最近では、すっかりと就活ムードが漂い始めました。学部内では、有名な大企業の名前が出てくるようになり、夏にインターンに行った人がその会社について語っている。そんな状況を、キャンパスで見かけるのが常日頃になってきました。
業界講演会が始まったり、大学に向かうまでの道に、就活イベントのチラシ配布係が何人も立っていたりと、就活に対する焦燥感をあおられているかのような空気を感じます。
- 「とりあえず、外資受けておいたほうがいいらしいよ」
- 「練習にもなるだろうし、エントリーしちゃいなよ」
秋学期以降は、外資系の企業の選考や、大手企業のウィンターインターンの募集が開始されます。エントリー数がおそらく夏の何倍にもなるでしょう。
本音で語れ!キャリアアドバイザーに見ぬかれた私の演技
先日は、某就職支援会社の面談に行ってきました。そこでアドバイスされたことは、「本音で話せ」。当たり前のようでできていないことを見ぬかれ指摘されました。
思い返してみると、サマーインターンに通過するなかで、どこか面接成功のパターンを自分なりに構築し、相手の求める答えを言おうと、優等生のような面接対応が定着してしまっていました。
- 「今、この場で500万渡すとしたら、君は何をするの?」
- 「3日後、地球が滅びるとしたら、君は何をしたい?」
聞かれたこともない質問をされて戸惑い、明確な答えが打ち出せませんでした。
これをキッカケに、家に帰ってしっかりと考えました。
「もうテンプレートを使うのは辞めよう」
自分の本音をさらけ出して、合う会社に入るのが本当の意味で自分の幸せに近づくという、どこかの本で読んだようなものを改めて思い出す1日になりました。
徹底して、準備せよ。誰よりも準備したからこそ自信がある
面談をもとに、自分のやりたいこと、入りたい会社が明確になった私は、その会社に内定をもつ高校の先輩に連絡をとり、ご飯に行く機会をもらいました。その先輩は、高校時代から大学時代まですさまじい成績や実績を収めていた人だったので、非常に尊敬していました。
「準備を徹底しただけ」と話す先輩。受ける会社を決めた後は、朝から晩までその対策で全ての時間を費やすほどの徹底ぶり。面接対策を友人と行ったり、筆記試験の勉強のために、10回参考書を解き直したりと驚くほどの努力をされている方でした。
「自分は、器用じゃないからさ…」
そう話す先輩は、自分のできる部分、できない部分も明確になっています。
すごいな、敵わないな、と身が震える思いがするとともに、この人がいる会社に行きたいと志望度が更に高まりました。気を引き締めて、明日からも頑張っていきたいと思います。
執筆者紹介
ペンネーム:大田 慶応義塾大学の4年生。1年生の頃からビジネスに興味を持ち、長期インターンシップを開始。2年間マーケティングを担当。興味のある業界は外資戦略コンサルティングファーム、VC。趣味はテニス。 (※プロフィールは執筆時のものです)
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