ホスピタリティをモットーとした、中小企業に優しいタレントマネジメントシステム【ヒトマワリ】

タレントマネジメントシステムは、組織が人材を効果的に発見、育成、活用、維持するためのツールやプロセスを統合的に管理するテクノロジープラットフォームだ。従業員の採用やパフォーマンス管理、スキル開発、キャリアプランニング、後継者計画、報酬管理など、人材関連のさまざまな活動をサポートする。
株式会社Touch＆Links（東京・渋谷）は中小企業向けのタレントマネジメントシステム「ヒトマワリ」を提供している。このサービスの特徴や他社製品との違いについて、ヒトマワリ事業部責任者の古川宗明（下写真）さんにお話を伺った。【2023年8月21日取材：池田亮貴、文：早川みどり、編集：黄理愛】

人事業務の課題解決に役立つ「イイトコロをヒトマワリ」

「ヒトマワリ」は人事管理ツール、タレントマネジメントツールと呼ばれる分野のサービスです。バラバラになっている人材情報を一つにまとめることにより、優秀な人材もしくは検証しなければいけない人材の発見と教育、適切な配置を可能にします。

そのため人材データベースや評価ワークフローとアンケート、人事ワークフロー、また人事の課題分析などの各種機能を取りそろえています。

現在のニーズは、人材データベースだけで良いというお客様もいれば、機能を全部使いたいというお客様もいます。弊社のお客様において最も多いのは、評価をシステム化したいというニーズです。

「情報管理の煩雑さ」をまとめて解決

人事部門が抱える課題は、第一に情報管理が煩雑だという点です。それも紙やエクセルでバラバラになっているのです。例えば、人事部というフォルダーがあって、そのフォルダーの中に人材情報や住居書、家族構成などがバラバラに継ぎ足されているような状態になっています。

一方で評価はまた別のフォルダー、もしくは人ごとに管理していて、加えてスキルセットも別々で管理されている、また勤怠や給与はさらに別で動いている場合もあり、人事部門や総務部門が何かの折りに情報を探して加工するのに膨大な時間を要してしまうのです。

そのバラバラに管理されている情報をまず一つにすることで、情報を探す時間が大幅に削減されます。さらに「ヒトマワリ」なら、データがあらかじめ加工されているので、その分の時間を行動に使えるのが一番のポイントです。

中小企業の最初のタレントマネジメントに「ヒトマワリ」が最適

私たちが本当に売っているものは「ホスピタリティ」です。実は、私が事業部のリーダーに就いてから、その部分に徹底的に力を入れています。

「ヒトマワリ」は従業員300名以下の企業をメインターゲットとしています。目の前の業務で手いっぱいになってしまっている中小企業に対して、誰もが使えるテクノロジーを提供し、人に目を向けるゆとりを作るというコンセプトで開発しています。

一般的に、中小企業にとって、タレントマネジメントシステムは高額なため、導入ハードルが高いのが課題です。それをかなえていくのが弊社の「ヒトマワリ」なのです。

大手製品は、機能・分析スピードなどサービスが充実していますが、「ヒトマワリ」の倍以上の費用がかかります。人数単位で考えれば3倍ほどにもなります。それを何年間も払い続けることができる資金力があれば、そのサービスを使って良いと思います。

しかし、中小企業でこのコストをタレントマネジメントシステムにかけるのは現実的ではありません。よって中小企業で、特に初めてタレントマネジメントシステムを導入するのであれば「ヒトマワリ」は最適だと言えます。これが先ほどのホスピタリティにつながるところです。

弊社は「ヒトマワリ」を売るのではなくて、お客様にとって何が一番求められているサービスなのかを一緒に考えるスタイルを取っています。どの企業も、自社のサービスがクライアントにふさわしいことを一生懸命説明します。この機能がこうだとか、テクノロジーの部分だけを説明しているのです。あるいは、サポートが手厚いといって専属の担当がつきます、というような型にはまった提案をするケースもあります。

弊社は、「ヒトマワリ」が第一ではなく、他社サービスも含めて本当にお客様の課題を解決できるサービスが何かということを一緒に考えるスタンスで提供しています。

導入前から導入後まで。お客様ファーストの姿勢を貫く

弊社の強みは主に2点あります。1つ目がシステム概念の整理です。課題解決のスタートは、バラバラになった情報を一つにすること。はじめにシステムの概念を整理してお伝えしたのち、バラバラになっている人材情報を一つにして何に使いたいのかという目的を整理し、各セクションにおいてどのようなバリューがあったら良いのかを一緒に考えていきます。この工程を踏むことで必要な機能が浮き彫りになり、そこで初めて比較表を一緒に作りましょうと提案できるようになります。

お客様はタレントマネジメントシステムの知識を十分に持っていません。どうやって上長に提案して良いか分からない方が多いため、弊社からの人材管理の提案という形で人事担当者が上長に提出する提案書作成のサポートを行っています。要するにお客様にとって一番良いサービスを考え、選定することが、他社との大きな違いです。

2つ目は導入後のサポートが手厚い点です。契約後のサポートについては他社も実施していますが、追加費用が発生することが往々にしてあります。

例えば、システムに入れるデータ作成を300万円で代行するといったケースです。従業員300人以下の企業はいわゆる「ひとり人事」や「ふたり人事」がほとんどで、その人数で業務を回しています。その状況で通常業務に加えてシステム用のデータを作成することは困難ですが、追加で300万円を払うことも現実的ではありません。

弊社の根底には中小企業の課題を解消したいという思いがあります。そのため、月額の費用内でデータを作成したり、システムへの入力自体を代行するといったサポートも行っているのです。

また、Googleで調べても分からない問題に対して、電話やメールはもちろん、対面も含めてお答えするほか、お客様がシステムを活用できるようになるまで、私たちが手を動かして徹底的にサポートしています。

「ヒトマワリ」で活気ある企業を増やしたい

今後も、大企業と比べてテクノロジーへの積極的な投資が難しい中小企業に対してホスピタリティを提供していきたいと考えています。DX時代にあっても、すべての企業が経済的にもリテラシー的にもDXをすぐに実現できるわけではありません。そういった企業に寄り添っていきたいです。

単に目の前の業務が楽になる、それ自体も大事なことですが、そこで終わりではなく、働く方々が活力を持って働けるような状況を作っていくことが真の目標だと言えます。人事担当者、そして従業員の方々がいきいきと働き、最終的には企業の目的である生産性向上につなげられるよう、これからも「ヒトマワリ」を通して貢献していきたいと考えています。

※情報は取材時点。写真は株式会社Touch＆Linksより提供

サービス紹介：戦略人事を実現させ、経営と組織を強くする人事管理システム

「ヒトマワリ」
人事分野のプロフェッショナルである曽和利光氏が監修として携わった、企業経営にかかわる人事部門のマネジメント領域と業務領域をデータでつなぐ、新しいクラウド型人材データプラットフォーム。中小企業をメインターゲットとし、組織づくりやビジネスに関する情報もすべてパーソナルデータとして収集・蓄積・分析し、そのアウトプットまでを一元管理できる。

詳細および資料請求はこちら
https://www.hitomawari.jp/

会社情報

株式会社Touch＆Links
本社：〒150-6141 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア41F
代表：代表取締役　嘉田洋一朗
設立：2013年6月4日
事業内容：Webサイト制作、スマートフォンサイト制作、SEOサービス、リスティング広告運用代行、Webコンサルティング、サーバ構築、映像制作、印刷物制作
HP：https://touch-links.jp/

【企画・制作：＠人事編集部広告制作部】