サービスピックアップ
入社後の活躍推進まで見据えたデジタル人材のための採用管理システム【HERP Hire】
2023.06.22
DX推進の高まりによって、IT分野のみならず幅広い領域におけるデジタル人材のニーズが高まっている。
株式会社HERP(東京・品川)が提供する「HERP Hire」はそんなデジタル人材の採用に特化した採用管理システムだ。今回は取締役 兼 HERP Hire事業責任者である河井龍太郎さん(下写真)に、開発の経緯やサービスの強みについて伺った。【2023年4月11日取材:池田亮貴、構成:野本春乃】
デジタル人材に強いサービスを提供
弊社では、採用管理システム(以下、ATS)の「HERP Hire」とタレントプール管理システムの「HERP Nurture」という2つのプロダクトを運営しています。どちらもエンジニアやデザイナーといったデジタル人材の採用支援を中心としているのが特徴です。
「HERP Hire」は、デジタル人材採用に最適なATSです。面接や面談、オファー、いわゆる入社決定に至るまでのプロセスを管理するためのサービスです。特に複数のチャネルから応募を受け付けている企業にご愛用いただいています。また、デジタル人材採用をメインとしていない企業にもご利用いただいており、今後ますます裾野が広がっていくと予想しています。
一方の「HERP Nurture」タレントプール管理システムというのは、今まで接点を持った候補者や、社員のお知り合いの方、いわゆるリファラルと呼ばれる社員の方が持っているネットワークをタレントとして見える化して、その中から次の候補者を獲得するという位置付けのサービスです。
デジタル人材に最適なATSとは?
デジタル人材の採用プロセスは他の領域や職種と比べると、求められる機能も体験も当然異なります。特に高度な専門性を持っているデジタル人材の方については、強く魅力付けをしたり、きちんと見極めることの重要性が他の職種と比べても非常に高いと理解をしています。専門性のあるなしを見極めるのは非常に難しいことで、一度会って即決断、とはなりにくいのが実情です。
逆に、候補者側からしてみても、引く手あまたの状況の中で、一度会った会社から「では、弊社に来てください」と言われたところで「はい。行きます」とはなりづらいですよね。
だからこそ、いかにコミュニケーションを工夫して、その候補者に自社のことを好きになってもらうかや、「この会社で働きたいな」と思ってもらうかというプロセスが、非常に重要なカギを握ります。選考プロセス全体の中でも、コミュニケーション部分にいかにコストやリソースをかけるかの重要度が、他の領域・職種よりも大きいため、当然ATSに必要となる機能も他の領域とは異なってくるというわけです。
例えば総合職の選考プロセスは基本的に同じような基準で、いかに再現性を持たせていろいろな面接官を交代でアサインし、いかにリソースの負荷を分散させながら採用活動できるかといった部分が大事になってくるケースがほとんどです。しかし、デジタル人材のような専門性の高い職種になると、全ての職種において同一のプロセスを踏まなければいけないわけではありません。初期過程で面談やコーディング試験などをやった方が良い職種もあれば、それらはやらなくても良い職種があって、逆に「こういうポートフォリオを見た方が良い」という職種もあります。
プロセスや職種ごとにどういった面接官や現場メンバーの方が関わるか、というのも当然変わってくるので、選考プロセスを単純化しきれません。こういった多岐にわたるプロセスをいかにうまく管理していけるかが、デジタル人材領域でのATS開発のポイントだと感じています。
採用はゴールではない
デジタル人材、DX人材は、企業規模問わずこの数年間で非常に重要な、成長のドライビングフォースになっています。企業が選ぶ時代ではなくて、企業が選ばれる時代になってきているからこそ、企業にとっても候補者にとっても採用の効率化だけでは物足りなさを感じてしまいます。
採用活動が全てコミュニケーションで成り立っている前提に立ち、候補者と企業のコミュニケーションをできるだけ高めることで、採用の機会損失や、採用のミスマッチをできるだけなくすということに貢献できるのではという想いで、サービスの開発、提供を行っています。
私たちが目指しているのは、その方が本当にこの会社で活躍いただけるのか、会社にとっても満足な採用成果になるのか、実際に会社が成長していくのか、という採用の先にあるコミュニケーションまで見据えたお手伝いを意識しています。
具体的な取り組みとして、弊社では2019年頃から「スクラム採用」というコンセプトを提唱しています。採用担当の人事・経営者だけではなく、現場社員も主体者であることが「スクラム採用」の最大の特徴です。採用のミスマッチとしてよくあるのが、双方の期待値がすり合わないままなんとなく入社を意識してしまった、あるいはオファーを出してしまったというケースです。
その結果、候補者としてはこういった仕事をするはずではなかったというケースがありますし、あるいは実際に入社してから一緒に働く人が選考プロジェクトに入っていなかった、といったことも原因の1つだと考えています。そこで、「現場メンバー主導の採用活動=スクラム採用」を取り入れることで、コミュニケーションの質不足や、本来入るべき人がコミュニケーションに入れないことによるコミュニケーションのズレ、それによる入社後のミスマッチや、本当はマッチするはずだった候補者を採用しきれないような事態を変えていけるのではないかという想いで取り組んでいます。
特に専門性の高い人材の採用プロセスでは、人事主導では限界があると感じています。その候補者がどういったことを期待して、どういう専門性を持っているのかをしっかり理解する位置付けで、同じような専門性を持ってらっしゃる現場メンバー主導による採用が実現できないかかというのが、プロダクトの根底にある思想です。
関連記事:強制せず、種をまき続ける。現場を巻き込む「スクラム採用」のコツ
高評価をいただく3つの魅力
実際にご利用いただいた方々から高い評価をいただくHERP Hireの優位性や特長としては次の3つが挙げられます。
<候補者軸での長く深いコミュニケーションの確立>
候補者1人ひとりに最適化されたプロセスを進めるために「タイムライン」という機能があります。候補者に関わる情報を、一元的に時系列で記録できるので現場メンバーの負担を増やすことなく情報共有することができ、候補者軸でコミュニケーションの設計をすることが可能です。
<求人媒体連携数の多さ、網羅性>
媒体の連携数の多さは、人事の方からも「業務効率化につながった」と高い評価をいただいています。約30の媒体と連携しており、応募者情報を手動で入力する手間がかからず、またHERP Hireの管理画面から候補者プロフィールの確認が可能です。
<直感的な操作性>
「シンプルなUI/UX」という点は、多くの社員が採用に関わる中で、意外と軽視できないポイントだと感じています。例えば候補者Aさんに関して、どこに何を書くべきかを、ユーザーの方が教えなくても一目見て、瞬時に理解して記入していただけるというのは、オンボーディングコストがかからないので高い評価をいただいています。
例えば、前回の面談と同じ話を聞かされるとか、同じ質問をされるというのは、候補者はかなり敏感に感じています。そういったことが起こらないようにする、マイナスの印象を持つ候補者をゼロにするという意味でも、「共有」が非常に大事だと痛感しています。こうした「文脈の共有」や「面接の評価という点からは漏れてしまうコンテクスト」を、すべからく管理していただけるように、UI/UXの部分にこだわって開発しています。
デジタル人材は、どの業界・分野でも必要になる
競争性が高く、専門性の高い人材の採用を本気で取り組みたい方、企業にはすべからくご利用いただきたいと考えています。わかりやすいところで言うと、ITスタートアップ、その先のメガベンチャー企業はもちろんですが、それだけでなく、大手企業にもご検討いただきたいです。特にDXを推進する大企業では、総合職の中途採用ではなく、デジタル人材に特化した職種をつくり採用する動きも見受けられます。また、候補者とコミュニケーションが適切に取れていないことに課題を感じている企業の方や、全社をあげた「スクラム採用」を推進してみたい企業の方にも活用いただきたいですね。
デジタル人材の採用を成功させたいと考えるすべての企業の方に、ぜひ検討していただきたいと思いますし、その支援がさらにできるよう今後も開発や改善を重ねていきます。【おわり】
※情報は取材時点。記事内の画像は株式会社HERPより提供
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■会社情報
株式会社HERP
本社:〒141-0031 東京都品川区西五反田8丁目8番15号 カーニープレイス五反田8階
代表:代表取締役 庄田 一郎
設立:2017年3月
事業内容:採用管理システム HERP Hire、タレントプールシステム HERP Nurtureの提供
HP:https://herp.co.jp/
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