【ヒューマンキャピタル 2016】
【速報レポート】HR業界の専門家、リーダーによるセミナー・講演が連日開催。3日間で人事担当者、経営者など関係者約1万7千人が来場。
2016.06.10

企業の人事・組織戦略・人材関連サービスのための専門イベント「ヒューマンキャピタル 2016」(主催:日本経済新聞社、日経BP社)が東京国際フォーラム(東京・有楽町)で6月8日(水)から開催している(会期は6月10日まで)。150社を超える人事関連サービスの展示や、業界のトップリーダー、専門家が登壇する約150プログラムの講演・セミナー実施され、情報収集や商談を目的に、人事・総務担当者や経営者などの関係者が訪れている【写真は6月10日 11時撮影】。(レポート:@人事編集部、6月10日12時公開、20時30分最終更新)
女性活躍、グローバル化など人事の課題解決に役立つサービス、ソリューションが一堂に

サービスのカテゴリごとに出展ブースが並ぶ(上)、カフェスペースでは商談も行われた
今年のテーマは「生産性の向上、競争力強化、リーダー育成、企業を強くする変革の要は人事・組織戦略にあり!」として、人材育成や組織活性化、女性活躍、グローバル化などさまざまな人事の課題解決に役立つソリューションやサービスを紹介している。
今開催の注目の「基調講演」では、日本たばこ産業の人事担当・嶋吉耕史氏が、グローバル展開を進めるJTグループが「持続的な成長を続けるためには、真のグローバルカンパニーとなることが必要」として、グループのグローバル化の沿革やグローバル人事に関連する戦略、取り組み事例を紹介した。
また、カルビーの代表取締役会長兼CEO・松本晃氏は、「悪しき労働慣行が日本をダメにしている! ~古いしくみを変える 悪しき文化を変える~」と題した講演で、カルビーの躍進を支える、「人の成長に焦点をあてた、ダイバーシティ推進」の取り組みや、考え方を披露した。
逆境が躍進のチャンス。名酒・獺祭は3つの「ない」から生まれた。
「名酒・獺祭を生んだ旭酒造・桜井博志社長の『人材の育て方・生かし方、企業躍進の秘訣』」(基調講演レポート)

旭酒造の桜井博志社長
桜井氏は売上が全盛期の3分の1という経営危機を迎えた状態で社長に就任し、直後の新規事業も失敗。それを契機に、杜氏をはじめベテランの従業員が一斉に会社を辞め、残ったのは、製造経験ゼロの4人の社員のみだった。
「カネなし・技術なし・市場なし」という逆境から、どのようにして名酒「獺祭」が生まれたのかを、酒造業界の慣例やしがらみ、伝統との「闘い」のエピソードを交えながら紹介した。
その中で、桜井氏は獺祭を生み出した最大のポイントとして、「杜氏に頼らない酒造り」をあげ、酒造り経験がない素人であったことが、新しい酒造りへ挑戦できた理由になったと述べた。
「日本酒は、日本の歴史と文化により洗練された素晴らしい酒である。それゆえに、『伝統の手法』に固執することは弱点となってしまう。日本酒は5、6百年前から作り方が変わっている。本来、日本酒に『伝統の手法』などはない。実は、”変わっていくことが伝統”であり、”結果のために手法がある”というのが私達の考えだ」(桜井氏)。
現在、酒造りを担う従業員は男性120名ほど。平均年齢は25.6歳と若い。未成年の社員が毎年、20人近く入社しているという。桜井氏は最近の悩みとして、従業員が酒造りの経験を積み、酒造技能が優れてきたことを述べ、「ある意味、素人だから良かった。いまは、新たなところに入り込んでいこうとする(気概や考え方)のが落ちている。これをなんとかしないといけない」と危機感をあらわにした。
最後に、人材育成の観点から躍進の理由を次のように語った。
「社員が若くて、(酒造りを)できてなかった連中とはじめた。100点、98点を目指せる人間ではなかった。だから、なんでも新しいことをやるときには、高度な目標を立てないようにした。普通に誰でも立てられる目標からスタートしたからです」
【ヒューマンキャピタル2016】
会期:2016年6月8日(水)~10日(金)10:00~17:30
会場:東京国際フォーラム(展示ホール1・2)
主催:日本経済新聞社、日経BP社
入場料:1,000円(公式サイトからできる来場事前登録で無料)
開催規模:展示・150社以上
同時開催:「ラーニングテクノロジー 2016」
URL:http://expo.nikkeibp.co.jp/hc/2016/
@人事では『人事がラクに成果を出せるお役立ち資料』を揃えています。
@人事では、会員限定のお役立ち資料を無料で公開しています。
特に人事の皆さんに好評な人気資料は下記の通りです。
下記のボタンをクリックすると、人事がラクに成果を出すための資料が無料で手に入ります。
今、人事の皆さんに
支持されているお役立ち資料
@人事は、「業務を改善・効率化する法人向けサービス紹介」を通じて日本の人事を応援しています。採用、勤怠管理、研修、社員教育、法務、経理、物品経理 etc…
人事のお仕事で何かお困りごとがあれば、ぜひ私達に応援させてください。

「何か業務改善サービスを導入したいけど、今どんなサービスがあるのだろう?」
「自分たちに一番合っているサービスを探したいけど、どうしたらいいんだろう?」
そんな方は、下記のボタンを
クリックしてみてください。
サービスの利用は無料です。
関連記事
-
プレスリリース国内・海外ヘッドライン
株式会社イーディアス
3年連続「HR EXPO」に出展。「1時間無料採用コンサルティング」の事前予約で3大特典プレゼント
人と人をつなぐ、人事ための総合メディア「@人事」を運営する株式会社イーディアスは、7月13~15日に東京ビッグサイト(東京・有明)で開催される第4回「HR EXPO(人事労務・採用...
2016.06.17
-
PRニュース・トレンド
Human Capital 2016【6月8日~10日】
【無料! 事前登録受付中】人事が企業変革を実行するためのサービス、ソリューションが集結
「ヒューマンキャピタル展」は人財を活かし、生産性を高める企業のために、人材マネジメント・教育研修やアウトソーシングなど「人」にまつわる様々なサービス/ソリューションが一同に介する展...
2016.05.31
-
ニュース・トレンド
株式会社かんき出版
【女性活躍推進に関する要望】人事48.6%が「経営層のコミットメント」、女性管理職36.0%は「男性管理職の意識改革」を訴える
かんき出版(東京・千代田)は3月24日、女性活躍推進施策の企画・運営に携わる人事担当者109名と、課長級以上の女性管理職100名を対象に実施した「女性活躍推進に関する人事・女性管理...
2025.03.24
-
ニュース・トレンド
Great Place To Work® Institute Japan発表
2025年版日本における「働きがいのある会社」女性ランキング第1位はディスコ(大規模)、フロンティアホールディングス(中規模)、Mahalo(小規模)
「働きがいのある会社」に関する調査・分析を行うGreat Place To Work® Institute Japan(東京・港、以下、GPTW Japan)は3月6日、2025年...
2025.03.21
-
ニュース・トレンド
株式会社リンクアンドモチベーション
日本一働きがいのある企業を表彰「ベストモチベーションカンパニーアワード2025」の受賞企業が決定
リンクアンドモチベーション(東京・中央)は3月12日、“日本一働きがいのある企業”を表彰する年に一度の祭典「ベストモチベーションカンパニーアワード2025」を開催し、企業規模別に従...
2025.03.17
あわせて読みたい
あわせて読みたい

人気の記事

国内・海外ヘッドライン

THE SELECTION
-
THE SELECTION特集
【特集】ChatGPT等の生成AIが一般化する社会で必須の人材戦略・人的資本経営の方法論
-
THE SELECTION企画
人事のキャリア【第25回】
皆がうらやむような会社づくりに取り組む(アイロボットジャパン・太田浩さん)
-
THE SELECTION企画
レポートまとめ
@人事主催セミナー「人事の学び舎」 人事・総務担当者が“今求める”ノウハウやナレッジを提供
-
THE SELECTION特集
「副業」新時代-企業の向き合い方 特集TOP
-
THE SELECTION特集
人事のキーパーソン2人が@人事読者の「組織改革」の疑問に答えます(第2弾)
数値化できない部署を無理に人事評価する方が問題。曽和利光×北野唯我対談
-
THE SELECTION特集
「令和時代に必須! ハラスメント対策最前線」
パワハラと指導の違いは? 6種類のパワハラを佐々木亮弁護士が徹底解説(中)