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1on1で上司は部下の期待に応えられていない。テレワーク時のコミュニケーション課題が顕在化

2020.06.22

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マネジメント⽀援AIクラウドシステム「カケアイ」を開発・運営するKAKEAI(東京・港)は6月16日、「コロナ禍のテレワーク・リモートワークにおける『上司部下の対話』」の解析結果を公表した。解析によると、テレワーク・リモートワーク時に行った上司部下の1対1の対話テーマで、「上司が最も部下の期待に応えられていないテーマ」の第1位は、「『今後のキャリア』について『話を聞いて欲しい』」だった。
また、キャリアに限らず、「話を聞いて欲しい」は、上司が部下から求められた対応の中で、最も期待に応えられていないことだったことも確認され、コロナ影響下でのコミュニケーション、マネジメントの難しさを結果に表れていた。

データは、2020年3月18日から5月31日までの期間で、「カケアイ」を利用して実施された上司部下の1対1の対話(⾯談・1on1等含む)1,593回の内容を解析。以下、リリースより。

マネジメント⽀援AIクラウドシステム「カケアイ」:https://kakeai.co.jp

結果概要

期間中の上司部下の1対1の対話テーマ第1位

新型コロナウイルス期間中の、上司部下の1対1の対話(⾯談・1on1等含む)の第1位は「『業務の進捗や進め⽅』について『 ⼀緒に考えて欲しい』」で、全体の1対1の対話の10.3%を占めた。
テレワーク・リモートワークが⼀気に進んだ中で「業務の進捗や進め⽅」というトピックに話題が集中する(「業務の進捗や進め⽅」というトピック単体でみた場合、全体の36.7%)ことは容易に想像されるものの、部下が上司に「⼀緒に考えて欲しい」という対応を求めていることは、部下の困惑や不安を表すものとも捉えられるだろう。
「業務の進捗や進め⽅」以外では、「『会社や部署の⽅針』について『意⾒を聞きたい』」が最も多く、1対1の対話の6.8%に及んだ。
テレワーク・リモートワークにより、会社の雰囲気や様⼦が掴みづらいことや、新型コロナウイルスの影響を受けての⽅針や⾒通し等について「意⾒を聞きたい」という意識の現れと考えられる。

期間中、上司が最も部下の期待に応えられていないテーマ第1位

期間中の上司部下の1対1の対話(⾯談・1on1等含む)のテーマの中で、上司が最も部下の期待に応えられていないテーマは「『今後のキャリア』について『話を聞いて欲しい』」だった。
不透明感の強い状況において、部下側の「『今後のキャリア』について『話を聞いて欲しい』」という話題への対応に困窮する上司の様⼦が⾒てとれる。
また、「話しを聞いて欲しい」については、「今後のキャリア」というトピックに限らず、上司が部下から求められた対応の中で最も期待に応えられていないことも確認されており、新型コロナウイルス影響以外の根本的理由もあるにせよ、オンラインシステム等を⽤いた⾮対⾯コミュニケーションにおける意思疎通の難しさを表すものとも考えられる。

解析の元としたデータ

新型コロナウイルスの影響が懸念され始めた3⽉下旬から緊急事態宣⾔が解除され始めた期間(3/18-5/31)の、マネジメント⽀援AIクラウドシステム「カケアイ」にて実施された上司部下の1対1の対話(⾯談・1on1等含む)1,593回の内容を解析。
部下が上司との1対1のコミュニケーションを⾏う前に選択した「『トピック』と『上司に求める対応』」、また、⾯談後に部下がクリックした「対話により『すっきり』した度合い」を解析。
【部下に事前選択してもらった「トピック」】
・業務の進捗や進め⽅
・⼈間関係
・スキルや⼒の向上
・⼼⾝の状態
・今後のキャリア
・プライベート
・会社や部署の⽅針
【上記「トピック」とセットで、部下に事前選択してもらった「上司に求める対応」】
・具体的なアドバイスがほしい
・⼀緒に考えて欲しい
・話をきいて欲しい
・意⾒を聞きたい
・報告したい
【⾯談後に部下がクリックした「対話により『すっきり』した度合い」】
・0〜5段階

今後について

株式会社KAKEAIでは、今後も、マネジメント⽀援AIクラウドシステム「カケアイ」に蓄積するデータから上司部下の1対1の対話(⾯談・1on1等含む)の状況を捉え、お役⽴ていただける情報として発信していく予定です。

部下(従業員)との物理的・⼼理的距離が空きやすく、企業の求⼼⼒が落ち続けるこの環境において、⽇々現場で⽣じている上司部下の「掛け違い」に上司⾃⾝や組織ができるだけ早く気づき、スピーディーに調整し続けることは、組織成果と従業員を守るための⼤きなポイントです。マネジメント⽀援AIクラウドシステム「カケアイ」では、⾃社だけではない世界の管理職が⾏っている部下との1対1の対話(⾯談・1on1等含む)のデータから、上司⾃⾝と組織に対し具体的な⽰唆を提供します。

〈追加機能〉

それぞれの管理職が得意・不得意な「トピック×対応」を、上司⾃⾝と組織にスピーディーにフィードバック。

図:KAKEAIのそれぞれの管理職が得意・不得意な「トピック×対応」を、上司⾃⾝と組織にスピーディーにフィードバック。

〈追加機能〉

端的に、管理職⾃⾝が得意・不得意な「トピック×対応」の順位表⽰。

図:KAKEAIの〈追加機能〉 端的に、管理職⾃⾝が得意・不得意な「トピック×対応」の順位表⽰。

〈既にリリース済みの機能※⼀部紹介〉

1対1の対話(⾯談・1on1等含む)の前に、部下が会話したいと考えている「トピック」と「求められている対応」を上司に表⽰し、対話のズレを防ぎます。さらに、そのテーマに対して、⾃社だけではなく、カケアイを使う世界のマネジャーが実際にとった⾏動から、⽬の前の部下に対して参考にできる具体的なコツを提⽰し、管理職をサポートします。
関連:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000041953.html

図:KAKEAIの〈既にリリース済みの機能※⼀部紹介〉

 

株式会社KAKEAIについて

事業 :マネジメント⽀援AIクラウドシステム「カケアイ」を開発・運営
本社 :東京都港区⾚坂8-5-40 ペガサス⻘⼭612
設⽴ :2018年4⽉12⽇
代表 :代表取締役社⻑ 兼 CEO 本⽥英貴
資本⾦ :248,113,200円
株主 :当社役員、MICイノベーション4号投資事業有限責任組合(モバイル・インターネットキャピタル株式会社)、⻤頭秀彰(元 株式会社リクルートホールディングス 常務執⾏役員)、他
顧問 :駒野宏⼈|岩⼿医科⼤学 薬学部神経学分野 教授〈脳神経科学〉
共同研究:岩本 隆|慶應義塾⼤学⼤学院 経営管理研究科 特任教授〈HR tech〉
アドバイザー:William Laurent|ニューヨーク⼤学〈AIトランスフォーメーション・データサイエンス〉
特許 :特許第6651175号、特許第6534179号、特許第6602996号、特許第6602997号
TEL :03-6721-1176
受賞歴 :
●世界最⼤級のHR techイベントである「HR Technology Conference & Expo」より、⽇本企業で初めて世界のHR tech
スタートアップ30社に選出
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000041953.html
●HRtech GP 2019 最⾼賞グランプリ受賞
https://hrtechnavi.jp/news/hrtechgp2019grandprix/
●世界有数のHRtechメディア「HR TECH Outlook」より、アジア太平洋地域における2019 HR tech サービス TOP10
に選出
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000041953.html
●週刊東洋経済 2019「すごいベンチャー100」

【プレスリリース「マネジメント⽀援AIクラウドシステムを開発する株式会社 KAKEAI、コロナ禍のテレワーク・リモートワークにおける『上司部下の対話』の解析結果を公表。」(PDF)より|2020年6月16日・株式会社KAKEAI】

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