【21卒採用活動緊急調査】新型コロナの影響で採用数を「下方修正する」と回答した企業は17.6％、「当初の計画通り」は69.5％

ディスコ（東京・文京）は6月5日、全国の主要企業を対象に実施した、2021年卒採用活動の状況や感触なの緊急調査の結果を発表した。調査期間は2020年5月20～25日で回答数1,122社。
調査結果によると、新型コロナの影響で採用数を「下方修正する」と回答した企業は17.6％で、「当初の計画通り」は69.5％、現時点での採用活動の感触は「順調」が28.5％に対し、 「苦戦」が計32.1％だった。また、オンラインでの採用活動については、自社セミナー（会社説明会）、個人面接の「いずれもオンラインでは実施しない」は約2割ににとどまり、8割近くがオンラインで採用活動を実施すると回答し、従業員規模が大きいほど、オンラインの活用が進んでいることが分かった。以下、リリースより。

図表１．2021年卒採用予定数（当初計画／前年との比較）

•  新型コロナの影響で採用数を「下方修正する」は17.6％ 。「当初の計画通り」が7割を占める（69.5％）。
•  規模別では「300〜999人」、業界別では「IT」「サービス他」で、「下方修正」が2割台と高め。
•  前年⽐較では「前年と同程度」が5割超（54.2％）。「減らす」（22.4％）が「増やす」（13.9％）を上回る。

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図表２．現時点での学生の反応（前年との比較）

• セミナー参加者数（WEBセミナーを含む）は、「減った」が計34.9％ 、 「増えた」（計30.1％） をやや上回る。
• 本選考応募者数も、「減った」（計34.6％）が「増えた」（計28.4％ ）を上回る。
• いずれも、規模別では「1000人以上」、業界別では「IT」で、「増加」が「減少」を上回る。

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図表３．ここまでの採用活動での課題

• ここまでに感じている課題として最も多いのは「⺟集団形成」で半数超（54.1％）。
• 「選考中辞退／内定辞退」（44.7％） 「採用重点層へのアプローチ」（44.4％）が続く。

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図表４．インターンシップの実施予定とオンラインでの実施予定

• 今夏（2020年6⽉〜9⽉）、インターンシップや仕事研究プログラム等を「実施する予定」は半数強（52.7％）。
• 「1000人以上」の大手企業では「実施予定」が6割を超える（62.4％）。
• プログラム内容として最も多いのは「仕事研究プログラム（就業体験を伴う1⽇以内のプログラム）」（59.6％）。

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オンラインでの採用活動など調査結果ははリリースレポートで紹介している。
https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/06/k_kigyochosa_2021.pdf

調査概要

調査対象：全国の主要企業11,572社
調査時期：2020年5月20日～25日
調査方法：インターネット調査法
回答社数：1,122社
調査機関：株式会社ディスコ　キャリタスリサーチ

【プレスリリース「【確報版】21卒採用活動の感触等に関する緊急企業調査(2020年5月)」（PR TIME）より｜2020年6月5日・株式会社ディスコ】