育児・介護と仕事の両立がしやすい職場環境づくりのために

平成27年度「均等・両立推進企業表彰」受賞企業決定

2015.10.01

厚生労働省は28日、平成27年度「均等・両立推進企業表彰」受賞企業を発表した。ファミリー・フレンドリー企業部門においてアステラスリサーチテクノロジー株式会社（茨城県）が厚生労働大臣優良賞を受賞したほか、優良賞・奨励賞を各7社が、均等推進企業部門優良賞を30社、奨励賞を13社の計58社が受賞した。

アステラスリサーチテクノロジー株式会社はダイバーシティへの取組を2007年より進めており、推進次世代育成支援対策推進法に基づく認定（くるみんマーク認定）を2013年および2015年に取得。子が満3歳に達する日まで2回取得できる育児休業制度や通算1年間の介護休業制度のほか、育児・介護のための短時間勤務制度、小学校就学以上の子、配偶者及び親の看護のための看護休暇制度などが設けられている。これらの育児や介護との両立支援制度が利用しやすい職場環境づくりのために「子育て中の社員と職場の上司・リーダーの交流会」や「所属長に対する研修」を行っていることが評価された。

均等・両立推進企業表彰は男女それぞれの職業生活の全期間を通じて持てる能力を発揮できる職場環境の整備のため、女性労働者の能力発揮を促進するための積極的な取組（ポジティブ・アクション）及び仕事と育児・介護との両立支援のための取組を推進している企業を表彰している。ファミリー・フレンドリー企業部門厚生労働大臣優良賞は、仕事と育児・介護が両立できる様々な制度を持ち、多様でかつ柔軟な働き方を労働者が選択できるような他の模範ともいうべき取組を推進し、その成果が認められる企業に対して与えられるものである。

報道発表資料｜厚生労働省