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一般財団法人労務行政研究所調べ


2017年賃上げ見通し定昇込み6332円・2%と予測

2017.02.02

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一般財団法人労務行政研究所が行った労使および専門家に対する調査によると、2017年の賃上げ見通しは、平均6332円・2%(定期昇給分を含む)となった。

2017年の賃上げ見通し、2%台を維持

2017年の賃上げ見通しは、前年の厚労省発表の主要企業実績6639円・2.14%は下回るものの、2%台は維持するとみられている。また、労使別の見通しは労働側6235円・1.98%、経営側6286円・1.99%と労使の差は51円・0.01ポイントと縮小している。 予想賃上げ率で最多となったのは、労使、専門家とも「2.0~2.1%」(43.9%)、続いて「1.8~1.9%」(13.0%)であった。大手企業の定期昇給率は平均1.6~1.8%とみられることから、定期昇給(定昇)にベアが上積みされるという予測が多いようだ。

85%の企業が定昇実施予定だがベア予定は23.7%にとどまる

2017年の定昇に関しては、労働側の94.5%が「実施すべき」としているのに対し、経営側の実施予定は85.9%となった。凍結予定は3.7%と、定昇制度のある企業のほとんどが実施の意向である。ベアに関しては、労働者側の60.0%が「実施すべき」としているが、経営者側では「実施する予定」23.7%、「実施しない予定」50.4%となり、労使間の隔りがある。また、実施予定は前年予定回答時の30.1%より6.4ポイントの減少である。

夏季賞与の見通しについては、2017年は前年と「同程度」とするものが、労働側58.5%、経営側60.7%と最も多かった。また、「減少する」は労働側20.0%、経営側17.8%、「増加する」は労働側16.0%、経営側14.1%であった。

2017年賃上げの見通し―労使および専門家471人アンケート~定昇込みで6332円・2.00%と予測。経営側の23.7%がベアを「実施する予定」~(ValuePress、2017年2月1日)
2017 年賃上げの見通し―労使および専門家471人アンケート(PDF形式)

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