株式会社Mentally
ピアサポート特化のオンライン相談Webアプリ「mentally」を正式リリース
2022.07.15
Mentally(東京・八王子)は7月5日、ピアサポートに特化したこころのオンライン相談Webアプリ「mentally(メンタリー)」を正式リリースした。
ピアサポートとは、同じ病気や苦しみを乗り越えた経験者に相談することで治療や症状の改善につなげる手法のこと。「mentally」はメンタルヘルスの相談に対する経済的・心理的ハードルを下げることを目的としており、アプリ上で公認メンター全員に無料で相談できる。以下、リリースより。
こころのオンライン相談アプリ「mentally」正式ローンチの背景
「mentally」はピアサポートに特化したこころのオンライン相談Webアプリです。ピアサポートとは、同じ悩みや病気に苦しみ、乗り越えた経験を持つ当事者に話を聞いてもらうこと、経験談を聞くことで治療や症状の改善に役立てる手法です。
いま、メンタルヘルス/ウェルビーイングは世界共通の社会課題となっています。日本は諸外国と比較しても精神疾患の有病率が低く、うつ病の患者数は120万人程度ですが、潜在的な患者数は約400万人以上にも上ると言われています。また、自殺率は先進国の中でも飛び抜けて高く、G7中ワースト1位です。コロナ禍により、さらにメンタルヘルスは悪化しており、うつ病・うつ状態の人の割合はコロナ禍以前と比較して2.2倍に増え、約6人に1人(17.3%)に達しています(OECD調査、2021年)。
有病率が低いにも関わらず自殺率が際立って高い理由は、医療機関の受診やカウンセリングを受けることに対する心理的・経済的なハードルが非常に高く、多くの方が一人で抱え込んでしまい、結果的に症状を悪化させてしまうためです。実のところ、代表である私自身も5年前にメンタルに不調をきたした際、メンタルクリニックに対する偏見や恐怖心から受診を拒み、結果的に半年以上もの間ベッドから起き上がれず苦しむ日々を送っていました。そんな中、運良く経験者の方にお会いし、ピアサポートを受ける機会があり、それがきっかけでなんとか治療への一歩を踏み出すことができ、社会復帰をすることができました。
「mentally」は、メンタルヘルスに不安を抱える方が、運や縁に依存せず、誰でも経験者(公認メンター)にオンライン上で相談し、ピアサポートを受けることができるWebアプリです。4月末に無料で利用できるQ&A相談機能のみを実装したβ版を事前登録くださった方限定でリリースをし、非常に多くの反響をいただきました。実際にサービスをご利用くださったユーザーのご意見を元に改善を重ねた上で、有料でメンターに個別相談できる機能を追加した上で、この度正式にリリースをする運びとなりました。
「Mentally」 アプリの特徴、機能について
「自分のこころにも、誰かのこころにも、やさしくなれる時代をつくる」というビジョンの実現に向けて、mentallyには3つのUX(ユーザー体験)コンセプトがあります。サービスの特徴も、それぞれのコンセプトを体現するものとなっています。
1.思っていることや感じていることを、素直に表現することができる
2.独りではない安心感を感じることができる
3.継続的な対話を通じて、不安を解消することができる
1)公認メンター全員にお悩みを相談することができます(無料)
mentallyに在籍している公認メンター全員に相談することができます。複数のメンターから回答をもらうことで、さまざまな人の体験談や意見を聞くことができます。入力項目を最低限にすることで、投稿のハードルを可能な限り低くすることを心がけました。尚、利用料金はかかりません。お悩みの投稿後は複数のメンターから回答をもらうことで、様々な人の体験談や意見を聞くことができます。「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えることもできます。
2)他の相談者のお悩みを参考にする、そして共感することができます(無料)
全メンター向けに投稿されたお悩みは、サービスに登録しているユーザーであれば誰でも見ることができます。ここでのポイントは、コメントは相談者とメンターのみに限定させていただいていることです。これは、批判や攻撃的なコメントが届かないように工夫しています。他の相談者のお悩みにはコメントはできませんが、同じような悩みや言葉にできなかったお悩みに対して、「わかる」ボタンを通じて共感を示すことで、相談者は独りではない安心感を得ることができます。
3)個別にメンターに相談することができます(有料)
相談者は全メンターに相談するか、個別に相談するかを選ぶことができます。個別相談では、運営側が相談者に合ったメンターを選び、1対1でリアルタイムで悩みを聞いてもらえます。メンターとの継続的な対話をきっかけに、相談者の不安を払拭することができると考えています。全メンターへの相談とは違い、他人の目を気にすることなくじっくり相談できるため、多くの人に知られたくない悩みをお持ちの場合に最適です。(本機能には、利用料金がかかります。)
最後に、β版利用者の声をご紹介します:
「mentallyでは複数のメンターの方のご意見をいただけることが良かったと思います。同じバックグラウンドを持っている方もいたので参考にしやすかったです。」(メーさん)
「お悩みを投稿するときは最初は躊躇していましたが、いろんな方の投稿が事前にあったので参考になりましたし、共感できるものも多く勇気をもらえました。」(TKさん)
「どんなに仲が良い友人でも心の悩みを曝け出すのは難しいので、それぞれ不安を抱えているのは普段分かりにくいです。他の方の投稿を読むと「自分だけこんな些細なことで悩んでるのではないか」という気持ちが薄れます。」(匿名希望さん)
これからは、個別に相談できる機能を拡大し、さまざまなお悩みに適した相談方法を提供していく予定です。
Webアプリ概要
サービス名称
mentally(メンタリー)
サービス利用開始日
2022年7月5日(火)
利用料
初回利用:500円 / 15分通常利用:1,980円 / 30分
利用環境(対象OS)
PCブラウザ(Windows)
●Microsoft Edge(最新版)
●Google Chrome(最新版)
●Mozilla Firefox(最新版)
PCブラウザ(Mac OS X)
●Safari(最新版)
●Google Chrome(最新版)
●Mozilla Firefox(最新版)
スマートフォンブラウザ(iOS)
●Safari(最新版)
スマートフォンブラウザ(Android)
●Google Chrome(最新版)
公式サイト
https://lp.mentally.app
今後の展開
誰もが抱えうるメンタルヘルスの課題を、相互にサポートしあい、心の不安を少しでも軽減するサポートができるよう、今後もユーザーの皆様からのお声を大切にしながら、2022年度中に10,000人のユーザー登録を目指し、各種機能を強化・追加していきます。また、個人のご利用者のみならず、法人様向けへのプラン(mentally for Business)のリリースも予定しており、協力各社との連携を図ってまいります。
株式会社Mentallyについて
社名:株式会社Mentally
代表取締役CEO: 西村創一朗
設立日:2021年10月11日
URL:https://mentally.app
【プレスリリース「ピアサポートに特化したこころのオンライン相談アプリ“mentally(メンタリー)”、7月5日(火)正式ローンチ」(PR TIMES)より|2022年7月5日・株式会社Mentally】
@人事では『人事がラクに成果を出せるお役立ち資料』を揃えています。
@人事では、会員限定のお役立ち資料を無料で公開しています。
特に人事の皆さんに好評な人気資料は下記の通りです。
下記のボタンをクリックすると、人事がラクに成果を出すための資料が無料で手に入ります。
今、人事の皆さんに
支持されているお役立ち資料
@人事は、「業務を改善・効率化する法人向けサービス紹介」を通じて日本の人事を応援しています。採用、勤怠管理、研修、社員教育、法務、経理、物品経理 etc…
人事のお仕事で何かお困りごとがあれば、ぜひ私達に応援させてください。
「何か業務改善サービスを導入したいけど、今どんなサービスがあるのだろう?」
「自分たちに一番合っているサービスを探したいけど、どうしたらいいんだろう?」
そんな方は、下記のボタンを
クリックしてみてください。
サービスの利用は無料です。
関連記事
-
プレスリリース国内・海外ヘッドライン
名古屋鉄道株式会社
グループ内での公募による副業・異動を促進へ「キャリアチャレンジ制度」を新設
名古屋鉄道は11月13日、グループ内での公募による副業・異動を実現できる「キャリアチャレンジ制度」を新設したと発表した。従業員の自律的なキャリア形成による成長の促進や、適材適所の人...
2024.11.14
-
プレスリリース国内・海外ヘッドライン
株式会社岡三証券グループ
初任給30万円への引き上げ、雇用上限年齢の撤廃、社内FA制度など人材確保へ向け人事制度を刷新
岡三証券グループおよび中核子会社の岡三証券は10月30日、働き方に対する価値観が多様化するなど人材市場が大きく変容していることを受けて、新たな人事制度を2025年4月に導入すると発...
2024.11.01
-
プレスリリース国内・海外ヘッドライン
株式会社日立コンサルティング
「配偶者」に関わる記載項目を変更。性的マイノリティに配慮した人事規則へ改定
日立コンサルティング(東京・千代田)は10月29日、多様な人材の活躍支援を目的に、規則に記載されている「配偶者」に関わる記載項目を「配偶者または同性パートナー」とすることなどダイバ...
2024.11.01
あわせて読みたい
あわせて読みたい
人気の記事
国内・海外ヘッドライン
THE SELECTION
-
PRTHE SELECTION企画
「置き型健康社食」がもたらす可能性とは
健康経営、採用強化、コミュニケーション活性化にも。 手軽に導入できる「食」の福利厚生
-
PRTHE SELECTION企画
街なかの証明写真機「Ki-Re-i(キレイ)」で、もっと社員の顔写真管理をラクに
社員証の写真、「最適化」できていますか? チーム力を強化する顔写真データ活用法とは
-
THE SELECTION特集
【特集】ChatGPT等の生成AIが一般化する社会で必須の人材戦略・人的資本経営の方法論
-
THE SELECTION企画
レポートまとめ
@人事主催セミナー「人事の学び舎」 人事・総務担当者が“今求める”ノウハウやナレッジを提供
-
THE SELECTION特集
特集「人手不足業界の逆襲」~外食産業編~
「見える化」と「属人化」の組み合わせが鍵。 丸亀製麺が外食業界を変える日
-
THE SELECTION特集
人事のキーパーソン2人が@人事読者の「組織改革」の疑問に答えます(第2弾)
数値化できない部署を無理に人事評価する方が問題。曽和利光×北野唯我対談
-
THE SELECTION会員限定特集
働きやすい職場づくり~サイバーエージェント編
「妊活支援」や 「働くママ・パパ支援」を、 一部の社員のものにしないためには?