パーソナルキャリア調べ
残業時間の実態調査 残業時間が最も短い職種は「美容関連職」(10.3時間)
2019.11.25

パーソナルキャリア(東京・千代田)は、11月25日、20~59歳のビジネスパーソン15,000人を対象に行った「残業の実態」に関する調査結果を発表した。
同調査によると、平均残業時間が最も少なかった職種は「美容関連職(理美容/エステ/マッサージ)」であることが分かった。以下、リリースより。
1カ月の平均残業時間は24.9時間、最も残業が少ない職種は「美容関連職(理美容/エステ/マッサージ)」
ビジネスパーソン15,000人の平均残業時間は、1カ月24.9時間でした。これは1カ月の出勤を20日間とした場合、1日あたり平均約1時間15分の残業を行っていることになります。
今回の調査で平均残業時間が少なかった職種は、1位が「美容関連職(理美容/エステ/マッサージ)」(10.3時間) 、2位が「営業事務・アシスタント」(11.1時間)、3位が「生産・製造・プロセス開発(医療系)」(11.4時間)でした。
残業時間が少ない職種上位20位には、2位の「営業事務・アシスタント」や4位の「医療事務」をはじめ、事務・ア シスタント系に分類される11職種のうち、9職種がランクインしました。さらに、3位の「生産・製造・プロセス開発(医療系)」や13位の「薬事」など、医療系専門職も6職種のうち、5職種がランクインしています。
一方で、平均残業時間が多かった職種は、1位が「設備施工管理」( 41.6 時間)、2位が「建築施工管理」(36.7時間)、3位が「食品/消費財メーカー」(35.9時間)でした。
残業時間が多い職種上位20位では、営業に分類される職種が最も多く、3位の「食品/消費財メーカー」をはじめ、7位の「総合商社」や10位の「証券会社(法人)」など7職種がランクインしました。次いで建築・土木系エンジニアが多く、1位の「設備施工管理」や2位の「建築施工管理」など、5職種がランクインしています。
労働時間への満足度が高く、残業時間が少ない職種は、上位20職種のうち7 職種という結果に
「doda」が2019年9月に発表した、現在就いている職種に対する満足度を調査した「仕事満足度ランキング」の 『労働時間(残業・休日など)』指標上位20位※の結果と、今回の結果を比較すると、「労働時間(残業・休日など)」への満足度が高く、残業時間が少ない職種は、2位の「営業事務・アシスタント」、3位の「生産・製造・プロセス開発(医療系)」、5位の「経理事務・財務アシスタント」、6位の「総務アシスタント」、7位の「金融事務」、9位の「銀行(個人)」、19位の「分析/評価(素材・化学・食品・化粧品・その他)」の7職種にとどまりました。
この結果から、残業時間の長短だけが労働時間への満足度に影響を与える要因ではないことが分かりました。残業時間に加え、残業する理由に妥当性や納得感があるか、自分の裁量やペースで働き方を調整できるかなどによっても、働く人たちの残業時間に対する受け止め方は異なると想定されます。
※「doda」仕事満足度ランキング 2019(労働時間ランキング):https://doda.jp/guide/manzokudo/2019/jikan/
調査概要
調査対象:20~59歳の男女
雇用形態:正社員
調査方法:ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査にて、各職種の平均残業時間を調査・集計
実施期間:2019年7月
有効回答数:15,000件
【プレリリース『転職サービス「doda」 「残業時間ランキング2019」を発表 ~残業時間が少ない職種には、事務・アシスタント系、医療系専門職が多数ランクイン~』(PRTIMES)より|2019年11月25日・パーソナルキャリア株式会社】
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