リクルートキャリア調べ
20卒学生の入社意欲を高める要因は「面接など対面での選考」
2019.07.30

リクルートキャリア(東京・千代田)のよりよい就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:増本 全)は、7月30日、大学生・大学院生を対象に実施した「就職プロセス調査(2020年卒)2019年7月1日時点内定状況」より、「入社意欲の高まり」について分析した結果を発表した。
同調査によると、就職確定先の入社意欲が高まった要因は、「面接など対面での選考」(60.2%)が最も多い結果となった。以下、リリースより。
就職内定辞退の動向
内定辞退の割合は年々上昇、学生の辞退理由は「他社の内定取得」が半数近く
・『就職白書2019』(企業調査)によると企業の「面接人数」を100とした場合、「内定辞退人数」の割合は2017年卒は8.2であったが、2019年卒では11.5に上昇している。
・学生の辞退理由をみると「他に志望する企業の内定を取得した」は45.0%。次いで「年収が低い」が18.7%である。
就職確定先の入社意欲が高まった要因
「面接など対面での選考」が最も高い
就職先を確定した大学生(大学院生を除く)に対し、入社意欲の高まった情報や企業との接触について尋ねた。
・「面接など対面での選考」(60.2%)が最も高く、次いで「個別企業の説明会・セミナー」(44.3%)「合同説明会・セミナー」(21.3%)の順。
・文理別の違いを見ると、文系は「面接など対面での選考」「確定先企業のリクルーターとの接触」が理系と比べ高く、理系は「インターンシップ」が文系と比べ高い。
理想の面接担当者像
学生が面接担当者に求めるのは「一人ひとりに向き合ったコミュニケーション」
大学生(および大学院生)に対し、「理想とする面接担当者像」について聴取した。面接担当者に対し<話を聞いてくれる><掘り下げてくれる><真摯>などを求める内容がみられた。
※調査の詳細および図表の引用先
【2020年卒 TOPIC】学生の入社意欲を最も高めるのは「面接」学生が求めているのは「一人ひとりに向き合ったコミュニケーション」(就職みらい研究所)20190730.pdf (892.9 KB)
調査概要
【調査目的】大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する
【調査方法】インターネット調査
【集計方法】大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体をもとに、実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、ウェイトバック集計を行っている。
2020年卒:2019年7月1日時点
【調査対象】2020年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2020』(※)にて調査
モニターを募集し、モニターに登録した学生6,395人(内訳:大学生5,267人/大学院生1,128人)
【調査期間】2019年7月1日~7月8日
【集計対象】大学生 1,584人/大学院生 503人
※リクナビ:株式会社リクルートキャリアが運営している、就職活動を支援するサイト
https://job.rikunabi.com/2020/
モニターの抽出条件
「卒業後の志望進路(志望する進路のすべて)」の回答状況をもとに、次の条件で対象を抽出
本調査対象=「就職意向者(就職志望者+志望進路未決定者)」(※モニター募集時)
本調査対象については、以下を除いた。
●就職志望者のうち「②公務員」「③教員」「④医師・歯科医師・看護師」のみ選択した者
●就職以外「⑥起業」「⑦進学(国内)」「⑧進学(留学)」「⑨その他」のみ選択した者
※調査結果を見る際の注意点
○%を表示する際に小数点第2位で四捨五入しているため、%の合計が100%と一致しない場合がある
【プレスリリース「【2020年卒 TOPIC】学生の入社意欲を最も高めるのは「面接」学生が求めているのは『一人ひとりに向き合ったコミュニケーション』」より|2019年7月30日|株式会社リクルートキャリア】
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