10・20代ミレニアル世代の価値観「仕事よりもプライベート重視」

働く人と組織の相性を診断するmitsucari適性検査及びmitsucariを開発・運営するミライセルフ（東京・品川）は、2月26日、mitsucari適性検査を受検した46,000人以上のデータを対象に実施した「年齢別の性格・価値観分析」の調査結果を発表した。

同調査によると、若い世代ほど感情にムラが大きく、他者からの評価を気にする傾向にあり、特に10・20代のミレニアル世代では、仕事よりもプライベートを重視する傾向にあることが分かった。以下、リリースより。

分析結果の結論

1. 若い世代ほど、ムラがある
2. 若い世代ほど、他者からの評価を気にする
3. ミレニアル世代は、仕事よりもプライベート重視である

今回の調査は、mitsucari適性検査で分析できる性格・価値観を、回答者の年齢ごとに分類したものです。

若い世代ほど、ムラがある

「感情が変化しやすく、移り気である（ムラがある）」「落ち着いて感情をコントールする（ムラがない）」では、年齢の上昇と共に「落ち着いて感情をコントールする（ムラがない）」傾向が強くなりました。

10代・20代では「感情が変化しやすく、移り気である（ムラがある）」割合が約60%であるのに対し、60代以降では約20%と有意差がみられました。

若い世代ほど、他者からの評価を気にする

「他人からの評価を気にせず、自分の中に価値基準がある（自己評価）」「他人からの評価や見られ方をより大切にする（他己評価）」では、年齢の上昇と共に「他人からの評価を気にせず、自分の中に価値基準がある（自己評価）」傾向が強くなりました。

10代・20代前半の社会人経験が少ない層では「他人からの評価を気にせず、自分の中に価値基準がある（他己評価）」割合が50%以上に対し、60代では20%未満と有意差がみられました。

ミレニアル世代は、仕事よりもプライベート重視である

「プライベートよりも仕事を重視する（仕事重視）」「仕事よりもプライベートを重視する（プライベート重視）」では、10代・20代のミレニアル世代においては、「仕事よりもプライベートを重視する（プライベート重視）」傾向が強くなりました。

30代以降においては、割合が徐々に増加しているものの有意差はみられず、10代・20代特有の傾向として考えられます。

調査概要

調査対象：mitsucari適性検査に社員として登録されている受検データ
調査期間：2016年2月2日～2019年2月5日
有効人数：46,267名
調査方法：インターネット調査

【プレスリリース『ミレニアル世代の働き方に対する特徴とは？若い世代ほどムラがあり、他者からの評価を気にし、プライベート重視な傾向に』（PRTIMES）より｜2019年2月26日・株式会社ミライセルフ】