ディスコ調べ
就活ルール廃止へ 企業・学生ともに採用への悪影響を想定
2018.10.12
ディスコの調査機関であるキャリタスリサーチは、2018年10月10日に、「採用活動の日程ルール撤廃」に対する、企業側・学生側それぞれの考えについての調査結果を発表した。
同調査によると、採用活動の日程ルール廃止に関して企業側の6割強は悪影響を想定しており、また学生側としてもルールの廃止に賛成するという回答は3割にとどまることがわかった。以下、リリースより。
企業・学生ともに就活ルール廃止には難色
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:新留正朗)は、全国の主要企業を対象に、9月26日~10月5日にかけて新卒採用活動について調査しました(有効回答1,302社)。
また、2019年3月卒業予定の大学生(理系は大学院修士課程含む)を対象に、就職活動に関する調査を行いました(調査期間:2018年10月1日~9日、回答数:1,159人)。
採用活動の日程ルールが撤廃されたときの企業、学生に対する考えについての調査結果をお知らせいたします。また、その他詳細については10月中下旬に確報版を各々発行いたします。
<企業調査>
1.採用活動の日程ルールが撤廃された場合の自社への影響
○優秀な学生の採用については、「採用しづらくなると思う」が64.7%で最多。
○必要な採用数の確保については、「確保しづらくなると思う」が65.0%で最多。
<学生調査>
1.就活日程ルールの必要性
○就活の日程ルールの必要性については、「ルールは必要だが、今の日程でなくても良い」(46.5%)と「今のルールが良い」(24.2%)をあわせると、ルールは必要が7割を超える結果となりました。
2.就活日程ルールがない場合の就職活動希望時期
○就活の日程ルールがなかったとしたら、就職活動を開始したい時期は「大学3年生(修士1年生)の4月」が12.2%で最多。次いで「大学4年生(修士2年生)の4月」が11.3%。
○就活を終了したい時期は「大学4年生(修士2年生)の4月」が21.1%で最多。次いで「大学4年生(修士2年生)の6月」が19.9%という結果が出ました。
【調査概要】
「採用活動に関する調査<内定動向調査>(2018年10月)」
調査期間:2018年9月26日~10月5日
調査方法:インターネット調査法
回答社数:1,302社
「キャリタス就活2019学生モニター調査(2018年10月)」
調査対象 : 2019年3月に卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)
調査方法 : インターネット調査法
調査期間 : 2018年10月1日~9日
サンプリング : キャリタス就活2019学生モニター
回答者数 : 1,159人
調査機関:株式会社ディスコ キャリタスリサーチ
【プレスリリース「速報:就活日程ルール撤廃による企業・学生の影響は?」より|PRTIMES、2018年10月10日】
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