【平成30年7月分 一般職業紹介状況】有効求人倍率は1.63倍に　建設業・製造業などで増加

厚生労働省は平成30年8月31日に、公共職業安定所（ハローワーク）における求人、求職、就職の状況をとりまとめ、求人倍率などの指標を作成した一般職業紹介状況を公表した。それによると、平成30年7月は有効求人倍率（季節調整値）が1.63倍となり、前月を0.01ポイント上回った。新規求人倍率（季節調整値）は2.42倍となり、前月を0.05ポイント下回った。以下、報道発表資料より。

一般職業紹介状況のポイント

図：「求人、求職および求人倍率の推移」（厚生労働省「一般職業紹介状況（平成30年7月分）について」より）

• 平成30年7月の有効求人倍率は1.63倍で、前月に比べて0.01ポイント上昇。
• 平成30年7月の新規求人倍率は2.42倍で、前月に比べて0.05ポイント低下。

7月新規求人 前年比3.7%増

正社員有効求人倍率（季節調整値）は1.13倍となり、前月と同水準となりました。
7月の有効求人（季節調整値）は前月に比べ0.6％減となり、有効求職者（同）は前月に比べ1.2％減となりました。
7月の新規求人（原数値）は前年同月と比較すると3.7％増となりました。

産業別

建設業（6.6％増）、製造業（6.6％増）、サービス業(他に分類されないもの)（6.5％増）、医療,福祉（6.3％増）、運輸業,郵便業（5.2％増）などで
増加となり、宿泊業,飲食サービス業（4.3％減）、生活関連サービス業,娯楽業（0.7％減）などで減少となりました。

都道府県別の有効求人倍率（季節調整値）

就業地別では、最高は福井県の2.28倍、最低は北海道の1.20倍、
受理地別では、最高は東京都の2.16倍、最低は沖縄県の1.14倍となりました。

詳細：https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/000348696.pdf

【報道発表資料「一般職業紹介状況（平成30年7月分）について」より｜厚生労働省・2018年8月31日】