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2017年12月の転職求人倍率(リクルートキャリア調べ)


関東・東海・近畿エリア 求⼈数・登録者数ともに過去最高

2018.01.15

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2017年12月の転職求人倍率1.92倍(前年同月差 +0.05)

株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林大三)は、1月15日に、転職支援サービス『リクルートエージェント』における2017年12月末日時点の転職求⼈倍率について発表した。「2017年12月の転職求⼈倍率」は、前年同月差+0.05ポイントの1.92倍で、職種別にみると前月と比べ求⼈数は34職種中25職種が増加(うち21職種は過去最高) 、登録者数では34職種中20職種が増加(うち17職種は過去最高)している 。求⼈数は前月比101.6%、前年同月比125.2%。登録者数は前月比100.7%、前年同月比122.0%で推移している。 rs_rct_1_20180115
「『リクルートエージェント』における2017年12月末日時点の転職求人倍率」より引用】

今月は、前月に引き続きインターネット専門職 (6.45倍)、組込・制御ソフトウエア開発エンジニア (5.00倍) 、建設エンジニア (4.40倍) と高水準を維持しており、業界別では、コンサルティング業界(5.91倍)、インターネット業界(5.14倍)が高く、地域別では、関東圏(1.79倍)、東海(3.27倍)、近畿(1.50倍)となっており、依然、求職者優位の状況は続いている。
※転職求人倍率とは、リクルートエージェントの登録者1名に対して、リクルートエージェントにおける中途採用求人数が何件あるかを算出した数値(小数第三位で四捨五入)。

「IT人材・採用対象に変化」(転職情報サイト「リクナビNEXT」編集長の藤井薫氏)

【藤井氏のコメント】

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デジタルトランスフォーメーションを背景としたSE、インターネット職種の大量募集は引き続き高水準で推移しています。 コンサルティングファーム、大手SI企業に加え、流通大手や金融企業などのユーザー企業も参戦し、人材争奪戦は継続しています。

注目すべきは、採用対象に変化が起きていることです。 従来はIT専業企業のシステム開発経験者がメインターゲットとなっていましたが、直近ではユーザー企業でデジタルマーケティングや顧客管理や生産管理などのビジネスソリューションを経験した方々も IT人材として採用されるケースが増えてきました。

上記のように、IT専業企業とユーザー企業による熾烈な人材獲得競争が繰り広げられており今後はデジタル変革を推進するITスキルや知識をもった人材のリテンション施策(定着支援策)が重要視されてくると考えています。 もう一つのトピックスは品質管理・品質保証/認証・品質分析の人材の求人倍率が急進しています。

昨今、アジアなど工場を全世界に配置するメーカーが増えたことに加えIoTなどの最新技術の利用も加わり、品質管理の範囲の広がりとレベルが高まっています。 各国で異なる規格に適応し、品質を保持するため設計から完成・利用や稼働まで網羅的に品質を管理できる人材へのニーズが高まっています。

調査結果の詳細はこちら 「2018115.pdf」(279.5KB)

【プレスリリース「2017年12月の転職求人倍率を発表。12月は1.92倍(前年同月差 +0.05」より|株式会社リクルートキャリア・2018年1月15日】

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