勤怠管理システムについてよくある質問と答えをまとめました。サービスを調べる際の参考にしてください。なお、具体的なサービスについて詳しく知りたい場合は、勤怠管理システム サービス比較のページ をご覧ください。
従業員の勤怠情報を効率的に管理するためのWebサービスやソフトウェアのことです。従業員の出勤・退勤時間を記録し、給与計算や人事評価に利用できるようにするのが基本的な仕組みです。さまざまな種類があるため、必要な機能を整理し、自社にふさわしいサービスを選ぶことが大切です。
勤怠管理の作業を簡単に行うことができるのが最大のメリットです。具体的には、以下の点を挙げることができます。
また、勤怠管理だけでなく、人事担当者の業務をまとめて管理できるサービスもあります。こうしたシステムを利用している場合、人材に関するデータを一元的に管理し、分析できるメリットもあります。
勤怠管理システムを導入していなくても法律違反にはなりません。労働基準法で定められた労働時間を超えて従業員を働かせたり、36協定で決められた時間の上限を超えて従業員を働かせたりした場合は、労働基準法違反となる場合があります。従業員の働き方をきちんと管理できていれば勤怠管理システムを導入しなくても問題ありませんが、従業員が増えて管理が難しくなった場合は、速やかにシステムの導入を検討しましょう。
クラウド型のサービスは、設定が完了すればすぐに利用できるものがほとんどです。導入前に無料体験を試し、満足できた場合に本番サービスへ移行する場合もあります。
オンプレミス型のサービスでは、エンジニアによるシステムの構築が必要になるため、1~3カ月の準備期間がかかるのが一般的です。
クラウド型のサービスは、従業員や管理者が利用できるインターネット環境と、推奨環境を満たすパソコン・タブレットがあれば利用できます。打刻にICカードや指紋認証などを用いるときは、認証用の機器を購入またはレンタルする必要があります。
オンプレミス型のサービスを利用する場合は、社内にサーバー環境を保有していることが前提になります。必要なスペックについては、導入予定のサービスの仕様を確認してください。
多くの勤怠管理システムで、給与計算ソフトとの連携が可能です。勤怠情報をCSVファイルとしてダウンロードし、給与計算ソフトで取り込む方法が一般的です。一部のサービスでは、API連携により、勤怠情報をそのまま給与計算ソフトに取り込むこともできます。
以下の点でサービスを比較し、自社にもっともふさわしいサービスを選びましょう。
詳しい選び方については、勤怠管理システムを選ぶポイントのページを参考にしてください。
会社の特徴や課題により異なります。以下を参考にしてください。
サービスの種類 | こんなときにおすすめ |
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クラウド型 |
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オンプレミス型 |
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会社の特徴や課題により異なります。以下を参考にしてください。
打刻方法 | こんなときにおすすめ |
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パソコン・タブレット |
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スマートフォン(ブラウザ、アプリ) |
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ICカード |
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バーコード |
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カメレオンコード |
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指紋認証 |
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静脈認証 |
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指ハイブリッド認証 |
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Bluetooth |
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チャット |
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通話 |
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それぞれの打刻方法については、勤怠管理システムの種類のページをご覧ください。
Application Service Providerの略称で、インターネットを通じてソフトウェアをユーザーに利用させるサービスや事業者を指します。定義の違いはありますが、クラウドとほぼ同じ意味で使われています。
Software as a Serviceの略称で、ソフトウェアを通信ネットワークなどを通じて提供する利用形態を指します。定義の違いはありますが、クラウドとほぼ同じ意味で使われています。
※こちらのページに掲載している情報は2017年6⽉時点のものです。
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