第14回HR EXPO春(人事労務・教育・採用)|RX Japan株式会社第14回HR EXPO春(人事労務・教育・採用)|RX Japan株式会社

英語はクリエイトすることで上達する! グローバル社会で求められる「ビジネス英語」

世界のビジネスで戦える人財育成について

急速なグローバル化に対して、英語でビジネスができる「世界のビジネスで戦える人財の育成」は、現在、日本の企業が直面している大きな課題です。今回は、グローバル化する企業が持つ課題やビジネスで必要な英語力、グローバル人財の育成について考えていきます。

グローバル化を推進する企業の課題:人財配置はOK?

私は大手総合商社や外資系企業を経て人事コンサルティングも経験しました。その経験から、現在の企業は、ビジネスにおける英語教育や人財/人材育成についていくつか問題を抱えていると考えています。

まず、人財配置の概念に齟齬がある印象を受けます。
日本企業において人財は「適材適所」で、「人をどこに配置するか」を考慮します。一方、海外には人財の適性を有効に活用し、成果に結びつける「ポジション・マネジメント」という概念があります。
本来、ビジネスにおいて人財は「適所適材」で、「ここに配置するのはこの人」「このプロジェクトにはこの人」というセオリーでなければなりません。

グローバル展開の際、海外のさまざまなポジションに日本人社員を配置する必要に迫られます。そのようなとき、海外の従業員および関係者に対し、「この日本人社員はそのポジションに適している」ということを示すことができなければ、信頼関係が築けず、関係は悪化します。

海外で現地の社員と良好な関係を築くためにはコンピテンシー、つまり「この人はこの能力があって、このポジションに就いている」と現地の人たちに示すことが重要です。
日本企業は仕組みとして、海外でも生かせる人財教育の準備ができていないことが多く、現地に派遣した日本人社員はそのポジションにおいて上手く機能しないというミスマッチが起きています。

また、日本企業は、管理職経験のない社員でもマネージャーとして、現地に派遣することがあります。実際に管理職としてチームメンバーや部下の管理を行った経験がない社員が、現地のスタッフを英語でマネジメントすることは非常にハードルが高いタスクです。
現地で数年の経験を積めばパフォーマンスが発揮できるかもしれませんが、スピーディーに成果が求められる今の時代、組織として機能するまでの数年間、悠長に資金、時間、人財を費やせる企業は多くはないと思います。

自分で考え、能動的に学習する「アクティブ・ラーニング」

では、グローバル・ビジネス・コンピテンシーの強化のために、企業にこれから必要な教育とはどのようなものなのでしょうか。

従来の英語教育は、与えられた情報を覚え、決められた手順で受動的に学習する「パッシブ・ラーニング(受け身型学習法)」が主流でした。講師の言葉をノートに写したり、会話のパターン例をしゃべることを繰り返したりしても実践的なビジネス英語は身には付きません。
TOEICなどの英語の試験が高スコアであっても、実際のビジネスの場における英語でのコミュニケーションに悩んでいる方は少なくありません。「英語力」と「ビジネス力」は別々にではなく、同時に高めていく必要があります。

今、グローバル人財に求められているのは、英語を使って、交渉術やリーダーシップをいかに発揮することができるか、つまり「英語をどう使ってビジネスで結果を出すか」です。

そのために、自分で考え、能動的に学習する「アクティブ・ラーニング」が非常に重要です。

アクティブ・ラーニングは、ディベートやディスカッションなどのグループワークを通して、問題解決レベルの深い知識や応用力などの学習した知識が身につくことがメリットです。

世界を舞台に活躍できる人財の育成をサポート

今年2月、世界に先立ち、日本でローンチしたグローバル人財(人材)開発プログラム「Excedo(エクセド)」はビジネス英会話を学ぶだけのツールではなく、世界のビジネスで戦えるグローバル・コンピテンシーを開発する支援ツールです。受講者は与えられたテーマに沿って、英語を使ってロールプレイをする、アクティブ・ラーニングを採用しています。

実際にプログラムでは、ソーシャルネットワークのメッセージング・ツールを開発した、グローバル・ベンチャー企業を想定しています。学習者はその企業で働く社員という設定で、海外のビジネスのやり方を英語で学ぶことを目的としています。

日本の企業にはポテンシャルがあります。これから日本企業のグローバル化はますます促進され、世界で戦う企業は増えていくと予想されます。マーケットの可能性も広がり、グローバルな人財がますます必要とされます。これからも世界を舞台に活躍できる人財の育成をサポートして参りたいと思います。

<参考情報>

Excedo ホームページ:https://www.excedo.com/jp
Excedoプログラム紹介ビデオ:https://www.youtube.com/watch?v=hyPToIn_6T0

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