アウトソーシングとは企業の業務や機能の全部、または一部を外部の専門会社に委託することです。1980年代にアメリカで注目され始めた経営戦略の1つで、その後日本企業にも導入されるようになりました。
アウトソーシングの対象になる業務は多岐にわたります。初期は社内のシステム管理といった情報システム分野から始まり、人事・総務・経理のバックオフィス分野へと拡大。他にも保有する店舗や施設の運営など、領域は広がり続けています。
日本ではコスト削減を目的としたアウトソーシングの活用が中心になっていますが、欧米ではコア事業に注力するために活用する考え方が主流です。