第14回HR EXPO春(人事労務・教育・採用)|RX Japan株式会社第14回HR EXPO春(人事労務・教育・採用)|RX Japan株式会社

初めて中途採用メディア(求人・転職サイト)を
利用するときに注意するポイント

初めて転職サイトを利用するときは、サービスを最大限に活用できるよう、機能やプランの内容をしっかりと理解しておくことが大切です。採用活動は途中で方針が変わることも少なくないため、サイト運営会社や代理店の担当者から細かく話を聞き、さまざまな事態を予想しておく必要があります。
このページでは、転職サイトを使った採用活動をスムーズに始めるために、導入時に注意しておきたいポイントをまとめました。

サイト運営会社に確認しておくこと

転職サイトにはさまざまな機能やプランがあり、利用する内容によって細かく料金が決まっています。契約を締結する前に、サービスの資料に目を通し、全体像をよく理解しておきましょう。分からないことは、サイト運営会社や代理店の担当者に確認し、記録を残しておくことが大切です。
初めて求人広告を掲載するときに確認しておきたいポイントとしては、以下のものがあります。

受けられるサポート

サービスの利用中、どのようなサポートを受けられるかを必ず確認しましょう。求人を行う企業が原稿を作成する場合と、運営会社が取材して原稿を作成する場合では、担当者の作業量が大きく異なります。求人広告の作成から掲載、運用までの流れがイメージできるように、運営会社との役割分担を確認しておくとよいでしょう。また広告掲載後、急ぎで対応が必要になった場合、誰に、どのように連絡を取ればよいかも確認が必要です。

公開後に原稿を修正できるか

求人広告を掲載したあとに原稿を修正できるかについても確認が必要です。広告を掲載したあとも、会社概要が変更になったり、新しい制度ができたりして、原稿修正が必要になることがあります。原稿修正のルールには、以下のパターンがあります。

  • 無料で何度でも修正できる
  • 無料で修正できるが、上限回数が決まっている
  • 有料で修正できる
  • 公開後は修正できない

なお修正ができるサービスでも、リアルタイムで修正できるものと、反映に時間がかかるものがあるため注意が必要です。導入時に修正の予定がないときも、あらかじめ規定を確認しておきましょう。

公開後に掲載期間を延長できるか

求人への応募が十分に集まらなかったとき、広告の掲載期間を延長できるかも確認が必要です。多くのサービスでは延長料金が発生するため、金額や申込みの期限、延長できる回数などを把握しておきましょう。

広告の枠が利用できるか

バナーやメール広告を利用するときは、求人を掲載するタイミングで、バナーの枠が空いているかも確認しておきましょう。他の企業がすでに枠を押さえていたときは、他の広告施策を検討する必要があります。

キャンセル料金

求人広告の掲載を取りやめるときのキャンセル料金です。採用活動は、経営上のさまざまな事情により、延期や中止になることがあります。契約後に求人広告の掲載をキャンセルすることになった場合、何日前から、どれくらいのキャンセル料金が発生するのかを確認しておくとよいでしょう。

割引きキャンペーン

転職サイトでは、掲載企業に向けてさまざまな割引きキャンペーンが行われています。期間限定キャンペーン、地域応援キャンペーン、周年感謝キャンペーンなど、体裁はさまざまです。掲載期間が延長になったり、有料のオプションが無料で使えたりするものもあります。利用可能なキャンペーンがないかを、担当者に確認しておくとよいでしょう。

利用規約

転職サイトの利用規約には、上述の内容のほかにも、サービスの停止事由、禁止事項、免責事項、個人情報保護方針(プライバシーポリシー)などのルールがまとめられています。広告掲載後のトラブルを避けるため、契約前によく目を通しておきましょう。

原稿作成のために用意しておくもの

転職サイトを使った中途採用では、求人広告に掲載する内容が重要です。サイト運営会社や代理店に原稿制作を代行してもらえるサービスもありますが、参考となる情報をまとめておくことは必要です。契約後に慌てることがないよう、以下の情報を整理しておくとよいでしょう。

会社概要

会社のプロフィール情報です。事業内容、所在地、従業員数、資本金、売上額、設立年などの情報をまとめておきましょう。

応募要項

採用したい人材の勤務条件です。仕事の内容、給与、雇用形態、勤務地、勤務時間、休日・休暇、福利厚生などを整理しておきましょう。他の求人と比べて条件が悪いと、応募が集まりづらくなるため注意が必要です。複数の職種で応募を行うときは、それぞれの要項を作成しましょう。

求める人物像

会社として採用したい人材の特徴です。経営者や現場の担当者とよく話し合い、採用したい人材の資質や考え方、スキル、職務経験などをまとめておきましょう。

選考スケジュール

応募を受け付けてから内定が出るまでのスケジュールです。選考の段取りや日数を具体的にまとめておきましょう。優秀な人材を取り逃すことがないよう、候補者を1週間以上待機させず、内定まで1~2カ月に収まるようなスケジュールを組むことが大切です。

トラブルを防ぐため、事前に丁寧なヒアリングを

中途採用では、経営上の都合により、予定や方針が変わることが少なくありません。予想外のトラブルを防ぐためにも、サイト運営会社や代理店の担当者に、しっかりと不明点を確認しておきましょう。確認した内容を記録しておくことも大切です。
社内では、契約後に慌てることがないよう、求人に必要な情報をきちんとまとめておきましょう。とくに会社の求める人物像を、社内で共有しておくことが、中途採用の成功につながります。※こちらのページに掲載している情報は2017年8月時点のものです。


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