経営者JP総研 エグゼクティブ・ウォッチ

働き方改革が必要? 経営者の4人に1人が「1日11時間以上働いている」

エグゼクティブ向けの転職・キャリア支援サービスを展開する「株式会社 経営者JP」は、管理職以上のエグゼクティブに対して「働き方改革、その理想と現実」 と題した実態調査を実施いたしました。当社とお付き合いのあるエグゼクティブの男女約 10,000 名(有効回答数 309 名)を対象に、「働き方」や「休み方」など、その理想と現実についてリアルな声を伺いました。以下にその結果をご紹介します。

経営者にも働き方改革が必要?

1日の労働時間について、理想と現実を伺ったところ、理想は「8時間」が最も多く35.0%、続いて「7時間」が19.7%、「6時間」が18.4%という結果になりました。一方で現実は「10時間」が最も多く28.8%、続いて「11時間以上」が21.7%、「8時間」が20.1%という結果になりました。働き方改革の推進について叫ばれる中、半数が10時間以上の勤務となり、まだまだ労働時間は改革の余地がありそうです。


現実の労働時間を役職別にみると「11時間以上」と回答した割合が最も高かったのは「経営者」で、割合は25.0%に上り、全体と比較しても高い数値に。また、部長クラスも「11時間以上」との回答が24.6%、「10時間」との回答が34.8%と1日10時間以上の勤務が半数以上という結果になりました。

【理想】
【現実】

労働時間の理想と現実、最も乖離があったのは部長クラス

1週間の労働日数について、理想と現実を伺ったところ、理想は「4日間」が最も多く41.4%、続いて「5日間」が37.9%、「3日間」が7.8%という結果になりました。一方で現実は「5日間」が最も多く57.0%、続いて「6日間」が23.3%、「毎日」が12.6%という結果になりました。

現実の労働日数を役職別にみると、理想と現実でもっとも乖離があったのは部長クラスでした。部長クラスの回答を見てみると、理想は「4日間」という回答が52.2%と最も高かったものの、現実的に4日間の労働を実現できている人は0%。「5日間」との回答が65.2%、「6日間」との回答が24.6%となりました。

近年プレイングマネジャーも増える中で、中間管理職という立場もあってか、理想の働き方をできている方は少数になっていることが明らかになりました。

【理想】
【現実】

理想の通勤時間は30分!でも現実は……?

通勤時間について、理想と現実を伺ったところ、理想は「30分」が最も多く45.0%、続いて「15分」が11.3%、「移動時間なし」が9.7%という結果になりました。一方で現実は「60分以上」が最も多く35.6%、続いて「30分」が13.3%、「50分」8.4%という結果になりました。テレワークや遠隔での勤務も増える中、通勤に時間を取られている人はまだまだ多いことが明らかになりました。

出社時間は理想に近い結果に

出社時間について、理想と現実を伺ったところ理想は「9時」と「10時」が最も多く29.8%、続いて「8時」が21.0%と朝型を好む方がほとんどでした。現実も「9時」との回答が最も多く35.9%、続いて「8時」が30.4%、「10時」が14.9%という結果になりました。

次に退社時間について伺ったところ、理想は「17時」が最も多く27.5%、続いて「18時」が24.3%、「16時」が13.9%という結果になりました。一方で現実は「18時」が最も多く20.7%、続いて「20時」が20.4%、「19時」が19.7%という結果になりました。

経営者は長期休暇が取れない?

長期休暇取得日数について理想と現実を伺ったところ、理想は「11日以上」が最も多く45.3%、続いて「10日間」が20.7%、「7日間」が16.5%という結果になりました。一方で現実は「5日間」が最も多く17.2%、続いて「7日間」が15.9%、「9日間」と「3日間」が10.7%という結果になりました。



現実の長期休暇取得日数を役職別にみると、経営者は「3日間」との回答が最も多く15.8%に、続いて「11日間以上」と「7日間」が14.5%という結果になりました。経営者層では、長期休暇を取れない方と取れる方の二極化が顕著にあらわれる結果となりました。


経営者は海外志向が高い

具体的に長期休暇の過ごし方を伺ってみると「国内旅行」が最も多く60.5%、続いて「自宅でのんびり過ごす」が49.5%、「帰省」が35.6%という結果になりました。

役職別にみると経営者は「海外旅行」が43.4%、「海外視察」が13.2%と全体の数値に比べて高い結果となりました。中小企業でもグローバル進出が活発な昨今、海外への意識が高まっていることが明らかになりました。

■調査概要

・実施期間:2018年1月29日〜2018年2月14日

・調査対象:エグゼクティブの男性・女性(課長職以上・個人事業主含む)

・調査機関:経営者JPメルマガ会員:約10,000名(有効回答数309名)

・調査手法:インターネット調査

※本調査の著作権は「株式会社経営者JP」に帰属します。


【編集部より】調査の詳細は以下のリンクからご覧いただけます。
エグゼクティブの働き方改革、その<理想>と<現実>に関する意識調査

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