ITエンジニア不足の時代! 他社に負けないエンジニア採用力のつくりかた

ITエンジニアはなぜ不足しているのか? エンジニア業界の市場構造を徹底解剖

ITエンジニア不足の時代。業界の理解が採用成功の第一歩

IT業界の経営者、人事担当者の皆さんは、エンジニア不足に悩まされる機会が多いのではないのではないでしょうか。国内のITエンジニアの総数は国内で約100万人、都心では5万人に満たない人数とも言われています。5万人のエンジニアの中でも転職市場に現れるエンジニアはごく一部。その一部のエンジニアに対して、多くの企業がスカウトに動く様子は、まさに「ITエンジニア不足の時代」と言えるでしょう。
本連載では、エンジニア不足と言われるこの時代に、エンジニアを採用する担当者、経営者などが押さえておくべきエンジニア業界の基礎知識を始め、実際の採用に使える採用術などを紹介していきます。第一回目となる今回は「エンジニア業界の市場構造」について。まずは全体像から理解していきましょう。

4つに分類されるエンジニア業界の市場構造

エンジニアの採用戦略を考えるためにも、転職市場以外にも存在する、エンジニア業界の市場構造を全体的に紹介していきます。
エンジニア業界の市場は以下の4つのパターンに分類されます。

・正社員市場
・SES市場
・フリーランス市場
・プログラミング教育市場

4つの市場に分類されるエンジニア業界。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

正社員市場

正社員市場は通常の企業で正社員として働くエンジニアの市場です。採用支援のための提供サービスも多く、転職意向の高いエンジニアが集まる市場といえます。他社の転職支援サービスをうまく活用していくことがこの市場に存在するエンジニアを採用する一番の手段です。
正社員市場で働くエンジニアを採用するためには、この市場に集まる多くの他社、事業者との争いの中に入るということでもあります。工夫をせず、単調な採用を行うだけでは、苦戦することは間違いありません。

SES市場

次に大きな市場が、SES市場です。聞き馴染みのない方も多いかとは思いますが、SESとは「システムエンジニアリングサービス」の略で、エンジニアを派遣し、常駐で開発の支援を行うサービスです。
短期的に人材が不足している場合や、プロジェクト単位で人手を増やしたい場合に有効な方法です。中長期的な解決策というより、現状の課題解決としては有効です。雇用形態が特殊なケースもあり、正確な規模は計測できていないものの、全エンジニア人口の4割程度のエンジニアがこの市場にいるとも言われています。

フリーランス市場

エンジニアにはフリーランスとして活躍している方が多く、現場で活躍したエンジニアの多くが独立を目指す傾向があります。しかし、独立後の「フリーランス」としての働き方には大きく分けて2種類のフリーランスが存在します。

1つめが「在宅型フリーランス」です。
皆様がイメージするのはこちらの「在宅型フリーランス」でしょうか。会社でのタスクを切り出し、外注をする際にはこのタイプのフリーランスの方に依頼するのがおすすめです。

2つめが「常駐型フリーランス」です。
このタイプのフリーランスは、個人事業主として独立をしつつ、いろいろな会社のチームに入り業務を実行していくタイプです。ハイスキルのエンジニアに対して独立支援や営業代行をする事業者が多いことから、優秀なエンジニアが「常駐型フリーランス」に転身するケースが多いことも特徴です。また、ハイスキルゆえに給料が正社員の倍以上 になりうることも大きな特徴です。

プログラミング教育市場

最後に紹介するのは「プログラング教育市場」です。プログラミングスクールを開講する事業者が増加。スクールを卒業した経験者も増えてきています。
プログラミング教育を行った後、仕事の斡旋や就活支援を行うスクールなども生まれてきています。現状では戦力として採用することは難しいように思えますが、目をつけておくのはいいでしょう。

まとめ

今回はエンジニア業界の全体像をご紹介しました。エンジニア採用の問題は、まずエンジニア業界の全体像を把握することから始まります。全体像の中でも自社に最適な解決策を探し、人材不足を解消していくといいでしょう。
他社に負けないエンジニア採用力を身につけるため、 エンジニア業界の全体像を把握できたら、自社の採用課題を把握し、エンジニア採用を成功させるための戦略を考えていくことが重要です。

次回は、エンジニア採用の戦略の考え方を、他社の事例を交えて紹介していきます。

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