新年度におすすめ!広報やHRについて学べる書籍6冊

新年度が始まり、新たな部署への異動や新規業務が開始する時期になりました。昨年度と同じ業務を引き続き担当するとしても、年度が改まったことを機に改めて体系的に学び直したいと思ったり、新たな知識を得たいと考えている人も少なからずいるのではないでしょうか。
そんな方に向けて、私がおすすめする広報やHRで参考になる書籍を6冊ご紹介します。これまで広報やHRとして働いたことがない人も、すでにこの分野で働いている人にも、ぜひ読んでいただきたいと思っています。

目次

  1. 広報の基本中の基本を教えてくれる教科書
  2. 企業の成長に合わせた広報の変化がわかる本
  3. SNSの企業アカウントを成長させるための参考書
  4. 30年前に書かれた日本最初のHR教本!
  5. 現代版・HR方法論の教科書はコレ!
  6. 組織のナンバー2を目指すきっかけになった本
  7. 先人の知恵を参考に、自分なりの方策を見つけよう

広報の基本中の基本を教えてくれる教科書


『新しい広報の教科書』
https://www.amazon.co.jp/dp/4023319406

個人的な所感ですが、広報・PRの基礎が書かれている本は、他の分野の書籍と比べて、あまり多くは存在しません。私自身、営業から広報に変わってすぐのタイミング(2020年7月ごろ)に、広報やHRに関する書籍を20〜30冊読み漁ったのですが、これが当時のAmazonで買えた全書籍でした。

広報やHRに限らず、著者や書籍によって、書かれていることが正反対だったりすることは多くあります。広報の分野では、たとえば「プレスリリースは文章は短く1枚にまとめてイラストは使わない」「プレスリリースは文章の長さは気にせず、イラストや写真をたくさん使って目立たせる」といったように、真逆のアドバイスが書かれていることが少なからずあります。

とはいえ、これは当然のことです。なぜなら広報という世界で、正解は1つではないのです。「この人の言葉は信頼できる」と感じた著者のアドバイスを信じて試行錯誤を重ね、最終的に自分に合った広報のセオリーを組み立てていくことになるでしょう。

そんな中で私が今も参考にしているのは、栗田 朋一氏の『新しい広報の教科書』です。この本は、各メディアの特徴を赤裸々にまとめつつ、社内広報と社外広報の両者に対するスタンスやノウハウが書かれています。
さらには敏腕広報の方々による過去の事例も載っているため、「すごい!この広報の方のノウハウ使ってみたい!」と刺激になり、とても勉強になりました。

企業の成長に合わせた広報の変化がわかる本


『サイバーエージェント 広報の仕事術 成長をかけ算にする』
https://www.amazon.co.jp/dp/B01G6ZV40M

著者はサイバーエージェントの上村嗣美氏で、30人→300人→3000人と企業の規模が大きくなるにつれて、広報の役割がどんな風に変わっていったのかが書かれています。
企業の規模が小さなころは少し過激なくらい攻めていくことが重要ですが、企業が大きくなるにつれて守りの姿勢も広報にとって重要な仕事になっていく様子が、上村氏ご自身の率直な言葉で描かれており、どんな風に仕事が変化していったのかが手に取るように分かります。
サイバーエージェントは社長の藤田氏も有名人ですので、上村氏と社内との関係性なども読んでいるうちに何となく「こんな感じなのかな」と想像ができておもしろかったです。
それ以外にも、仕事でのスタンスや実務で使えるちょっとしたヒント・コツなども分かりやすく書かれているため、実用性のある内容になっています。
当社も将来的に、もっともっと規模を大きくしていきたいと思っていますので、サイバーエージェントの変化を自社に当てはめて「ニットだとこうなるのかな」と想像しながら楽しく読みました。

SNSの企業アカウントを成長させるための参考書


『自由すぎる公式SNS「中の人」が明かす 企業ファンのつくり方』
https://www.amazon.co.jp/dp/4296106740

セガ、キングジム、タカラトミーなど、SNS上で人気が高い企業アカウントの運用事例がたくさん掲載されています。
企業アカウントは、個人アカウントの何倍も運用や投稿内容の表現が難しいですよね。だからこそ、【企業アカウントの中の人】の特徴や行動について、事例を元に分かりやすく書かれてされている本書はとても参考になります。
「企業アカウントで一度はバズってみたい!」というようなノウハウやナレッジが紹介されており、、事例集のような本だと感じました。
「企業アカウントをもっと効果的に運用したい!」という方にはオススメの本です。

30年前に書かれた日本最初のHR教本!


『心理学的経営 個をあるがままに生かす』
https://www.amazon.co.jp/dp/B07S28Y8S6

リクルートの創設者のひとりである大沢武志氏の本で、もはや私には解説する事なんかとてもできないレベルの、おそろしく難しく、けれどとても勉強になる本です。
仕事は人がするもの。だからこそ一人ひとりが高いモチベーションを保ち、活性化させる組織を【意図的に】創る方法が理論的に書かれています。
組織作りのセオリーは30年前からまったく変わっていません。リクルートではこの本で書かれている組織の在り方を今でも踏襲しているのだろうなと感じられます。
現在日本で出版されているすべてのHR系書籍はこの本から出発している、と言っても過言ではない良書です。
経営者、マネージャー、人事の方、またはそういった役職を目指す方は、絶対一度は読んでおくべき一冊です。。

現代版・HR方法論の教科書はコレ!


『活躍する人のセオリー 強みを活かす』
https://www.amazon.co.jp/dp/4569836135

この本にはサイバーエージェントの曽山哲人氏によるHRの方法論が書かれています。
私見になりますが、先ほど紹介した大沢氏の本を現代版にしたという感じの書籍で、大沢氏の本をHR理論だとすると、この本はその理論を実践するための方法論が書かれているイメージです。
強い組織やそれを率いるリーダーというのは自然に生まれるものではなく、意図的に作り上げていくものであるということが良く分かります。また、サイバーエージェント社の強さの根底を垣間見ることができました。
この本は読みながらとてもワクワクして、「ニットだと、どうすればいいんだろう?」と、本書から学んだことを実践に繋げていきたいと強く思いました。

組織のナンバー2を目指すきっかけになった本


『No.2理論: 最も大切な成功法則』
https://www.amazon.co.jp/dp/4774513806

私は過去に、海外で起業をしたのですが、その際に改めて「私は社長には向いていない。これからは組織のNo.2に徹しよう」と思った経験があります。その時に、ふと手に取ったのがこの本でした。
本田技研工業株式会社といえば創始者である本田宗一郎氏が有名ですが、実は、その隣には藤沢武夫氏というNo.2の存在があったのです。

この本の中で、
「社長は自分のやりたいことを思いっ切りやってください。やりたいことが思い切りできるように、私が頑張ります。私に何でも言ってください」
という藤沢氏の言葉が紹介されているのですが、これを読んだ時、私はこの信念に感動して、ぼろぼろと涙が流れ出たことを今でも覚えています。
No.1が正しくNo.1でい続けるためには、No.1をしっかりと支えるNo.2が必要で、No.2がいないと会社は成長しない。そんな言葉たちが心に染みました。

先人の知恵を参考に、自分なりの方策を見つけよう

今回紹介した本以外にもおすすめの本はたくさんあります。ご紹介した書籍を読んでみて「うーん、ちょっとしっくりこないなぁ」と思われた場合は、別の書籍に手を伸ばすのもいいでしょう。

記事の初めの方でもお伝えしましたが、広報やHRには「これこそが正解」という唯一の方法はありません。成功事例が書かれていても、その会社の当時の状況ではその事例が最適だったというだけで、今の自分の会社でも絶対成功するとは限らないのです。
書籍はあくまでも参考にするためのもので、未経験の分野に第一歩を踏み出せるか、もしくは自社での実践にうまく適用できるかどうかは自分次第です。
私自身、今後も本を読んだことに満足するのではなく、書かれていたことを試したり応用したりと、読書を現実での実りにつなげていこうと思っています。

【編集部注】画像引用先はすべてリンク紹介先のAmzon.co.jpより。

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