@人事編集部 × イーディアス採用コンサルティング事業部

採用で成果をあげるためのインターンシップ設計方法とフォロー施策

インターンシップ内容から実施後フォロー施策までの設計方法と事例を徹底解説

近年、年間の採用計画においてスタンダードな活動になりつつあるのがインターンシップです。
一方で、インターンシップが当たり前になり、参加者がその後の選考、さらには内定へとつながるような成果を出せている企業と成果につなげられていない企業との差も出てきているのがこの数年の傾向です。

必ずしも採用リソースに余裕のある企業がインターンシップで成果を上げているわけではありません。ポイントはインターンシップとその後のフォロー施策までを計画的に実施すること。
この資料は、インターンシップの具体的な内容の設計から、その後のフォローについて施策事例を交えながら解説します。

今後実施予定のインターンシップの企画・設計している方や、インターンシップを実施しても成果が出ておらず改善したいと考えている方、インターンシップ後のフォロー施策を検討するにあたり施策種類や内容を具体的に知りたい方などに役立つ内容です。

※この記事は、企画・制作を@人事編集部と株式会社イーディアスの採用コンサルタントが担当した、2021年11月19日公開の@人事e-book「採用成果につなげるインターンシップ設計」の内容を編集して構成しています。

目次

  1. インターンシップの種類と実施期間
  2. 学生就活スケジュールに合わせた設計ポイント
  3. プログラム設計のポイント
  4. 設計・運用の流れ
  5. インターンシップ実施だけでは効果は薄い
  6. フォロータイミングで訴求すべきポイントを逆算する
  7. インターンシップ後のフォロー施策事例1~直接接触編~
  8. インターンシップ後のフォロー施策事例2~間接接触編~
  9. 直接接触×間接接触でフォロー効果を最大化

インターンシップの種類と実施期間場

インターンシップの種類は、大きく4つに分類されます。コンテンツごとに適した実施期間がありますが、実施期間が長いほど内定承諾率が高くなります。採用担当者の負担を踏まえ、集客対象やその時点での接触密度に合わせて実施するコンテンツを選択しましょう。

タイプ別インターンシップ特徴・内容・実施期間

学生就活スケジュールに合わせた設計ポイント

学生の就活フェーズや時期によって、企画立案すべきインターンシップも変化します。
インターンシップにおいて一定層の集客を求める場合には、広報計画にのっとり複数コンテンツの企画・運用が必須となります。

大学1年次~ 3年次夏休み前半

大学3年夏休み後半~ 3年次冬

通年・長期、関係維持

プログラム設計のポイント

インターンシップのプログラム企画する上では、受入期間を問わず、一連のプログラムのなかで以下の工程を意識して設計することが大切です。

プログラムの流れ

その他設計のポイント

人事完結型ではなく、現場社員を巻き込んでの実施を推奨
→実際に業務をしている社員

●最終的に同業他社と比較した自社の強みを理解してもらえるコンテンツ
→インターンシップ後も継続的にファン化させていくには自社の特徴をはっきりと認識してもらうことが重要

●プログラムを通して理解してもらうテーマは簡潔に
→理解の幅を広く、深くというのが理想だが、限られた時間内で実施するにはテーマを絞るのが望ましい

満足度を高めるキーワード

◆成長 ◆楽しい ◆つながり(学生同士/社員) ◆悔しさ

設計・運用の流れ

インターンシップを実際に企画するとは、コンテンツの中身を作るだけではありません。自社の打ち出すべき魅力や、そのインターンシップではどんな学生をターゲットにするのかなど、事前の調査と方向性決めが重要となります。

インターンシップ企画・運用のタスク一例

インターンシップ実施だけでは効果は薄い

近年、インターンシップを実施する企業は増えたものの、採用成果に結びつけている企業とそうではない企業との差が出てきています。特に、夏季インターンシップは選考までの期間が空くため、その後のフォローまでを計画的に実施することが必要です。

インターンシップの内容だけでなく、インターンシップ後の
⇒フォロー施策・定期的な接触施策にもこだわる

フォロータイミングで訴求すべきポイントを逆算する

POINT 01 企業目線・学生目線の双方向から伝えるべき内容を検討
POINT 02 採用施策全体から逆算して「今」伝えるべき内容を選ぶ

採用フロー全体の、どのタイミングで自社のどの情報を学生に伝えれば、志望度を向上させ、理解させたい内容を漏れなく伝えられるかを検討
⇒全体計画からインターン~選考までの期間に伝えるべき内容を逆算する

検討例

●インターンシップ時点では業界研究に来る学生が多いが、例年選考参加学生は事業内容に興味を持ったという理由で選考参加してくることが多い
→つなぎとめ期間で自社の事業概要を理解させるイベントを行い、選考参加学生を増やそう

●インターンシップで自社や仕事内容の概要までは伝えられている。若手社員は人間関係や雰囲気が自社の魅力とよく言っているが、リクルーターをつける余裕はなく、選考中や内定後は面接官か人事との接触がメインになる。
→一度に複数の現場社員に会える場をつなぎとめ期間に設けて、雰囲気や社員の人柄を見せ、自社の訴求力を向上させよう

インターンシップ後のフォロー施策事例1~直接接触編~

各種イベントを中心に、インターシップ後の主に学生と直接触れ合う方法でのフォロー施策事例を紹介します。自社でフォロー施策を設計する際の参考にしてください。

なぜフォローイベント設計が重要なのか?
つい、「とりあえず学生に会えていれば良い!」と思いがちですが他社も工夫をこらしてイベントを設計している中で、内容が薄い、よく分からないといったイベントでは学生に来てもらえなかったり来てもらえても満足度が下がり逆効果になったりしてしまいます。

フォローイベント事例

⇒インターンシップの計画を立てる際に、同時にフォロー施策(イベント開催)目的とイベントを通じて発信したい内容を明確にした上で、フォロー施策の形式と内容を決める。

インターンシップ後のフォロー施策事例2~間接接触編~

WebサイトやLINE、メール、DM(郵送)など間接的に学生へフォローのアプローチを行う施策の事例を紹介します。

間接的なフォロー施策事例

⇒インターンシップの計画を立てる際に、同時にフォロー施策(イベント開催)目的とイベントを通じて発信したい内容を明確にした上で、フォロー施策の形式と内容を決める。

直接接触×間接接触でフォロー効果を最大化~

直接接触施策はインパクトは大きいが、実施回数や頻度に限度がある
直接接触の間のタイミングに間接接触施策を活用する

【おわり】


e-bookでは、今回紹介しきれなかった、オンラインインターンシップで満足度を上げるポイントなどを紹介しています。

【画像】@人事e-book「採用成果につなげるインターンシップ設計」より

記事企画:株式会社イーディアス、制作:@人事編集部

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今回コラムで紹介したe-bookはこちらよりダウンロードできます。
https://at-jinji.jp/library/376

・株式会社イーディアスの「採用コンサルティング」(@人事サービスガイド)
https://at-jinji.jp/service/1/1

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