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人事データ活用の実践

第1回「自社でもできる、人事データ活用」

「個と組織」に焦点をあて、人材採用・人材開発・制度構築・組織開発を支援するリクルートマネジメントソリューションズの協力のもと、『人事データ活用の実践ハンドブック』を執筆したHR Analytics & Technology Labの入江崇介氏、湯浅大輔氏が@人事読者向けに、「人事データ活用」の実践方法を6回にわたりコラムで解説します。

まだ人事データ活用に馴染みがない中小企業の人事担当者や経営者はもちろん、興味のある方や、実践しているもののなかなか効果が出ていないという方にも役立つ情報を紹介していきます。

連載テーマ予定(2021年9月時点)
第1回:自社でもできる、人事データ活用 
第2回:人事データ活用の概要を把握する
第3回:組織サーベイを活用して組織の機能を高める
第4回:データを活用して研修効果を高める
第5回:データを活用して採用のPDCAを回す
第6回:適合の観点でデータを活用して個人の活躍を支える

第1回は、HR Analytics & Technology Lab所長の入江崇介氏が、「難しい」「自社では導入が難しそう」とイメージを持たれがちな人事データ活用が、シンプルに使えて、身近な困りごとの解決にも活用できる点を紹介します。【編集部より】

目次

  1. さまざまなタイプの人事データ活用
  2. データ活用は、「難しい」ことだけではない
  3. シンプルな人事データ活用に目を向ける
  4. 編集部より書籍紹介

さまざまなタイプの人事データ活用

皆さん、「HRアナリティクス」や「ピープル・アナリティクス」という言葉をご存知でしょうか?これらの言葉は、「組織・人材に関するデータを用いて、質の高い意思決定やアクションを行う」取り組みを意味するもので、シンプルな日本語に置き換えると「人事データ活用」です。
人事データ活用の取り組み例は、図表1のようなものです。取り扱う組織・人事課題、用いるデータ、そして利用するデータ解析手法等の組み合わせで、その取り組みは多岐にわたります。

【図表1:さまざまなタイプの人事データ活用】

出所:『人事データ活用の実践ハンドブック』(中央経済社、2021年)

では、このような「人事データ活用」について、皆さんはどのようなイメージを持たれているでしょうか?もしかしたら、「難しい」、「自社では導入が難しそう」というイメージを持たれているかもしれません。

データ活用は、「難しい」ことだけではない

AIブームなどもあり、「データ活用は、高度なこと」というイメージがあるかもしれません。また、「大量のデータがなければ、意味がない」と思われているかもしれません。
しかし、データ活用は、決して「高度なことだけ」ではありませんし、「少ないデータでもできること」もあります。たとえば、図表2は、シンプルなアンケートの活用をおすすめしている会話例です。

【図表2:人事データ活用を巡った会話例】

出所:2021年9月14日開催メディア向け共有会発表資料(筆者作)より

私もよく、「人事データを用いて、何かできないでしょうか?」というご相談をいただくことがあります。その際、ある程度具体的な課題がなければ活用の方向性を見出すことができないので、解決したいことについてお話を伺います。
図表2は、「研修の効果の可視化をしたい」というお話をお客様から頂いた際に、よくよく話を掘り下げると、真のニーズは「研修の効果を高めたい」であったケースです。

研修の効果を高めるためには、データを活用する方法、しない方法、さまざまあります。図表2の例では、「研修の1カ月後に、実践状況のアンケートを実施する」ことをおすすめしています。

この方法は、研修受講者に学んだ内容のリマインドを行うことで実践を促すとともに、実践状況の把握もでき、一石二鳥の取り組みとなると期待できるからです。
このように、「アンケートを実施する、そして、その結果を確認する」というシンプルな人事データ活用の取り組みでも人事施策の効果を高めることができます。しかし、案外シンプルな取り組みであっても「思い浮かばない」ということは少なくないようです。私は、このようなことはとてももったいないと感じています。

シンプルな人事データ活用に目を向ける

昨今、人事データ活用について、いくつか先進的な事例も紹介されるようになってきました。しかし、先進的な事例が紹介されるがゆえに、シンプルな人事データ活用の方法が見過ごされてしまっている可能性もあると感じています。そのような問題意識のもと、私は小社の仲間とともに、『人事データ活用の実践ハンドブック』を上梓しました。ハンドブックの中では、図表3のような人事データ活用例を紹介しています。

【図表3:『人事データ活用の実践ハンドブック』で紹介している方法例】

出所:2021年9月14日開催メディア向け共有会発表資料(筆者作)より

本連載ではこれから、ハンドブックの内容や、それと関連することについて紹介をしていきます。「これなら、自社でも、自分でも、人事データ活用がスタートできそう」というイメージを持っていただければと思いますので、ぜひご一読ください。

>>>次回テーマは「人事データ活用の概要を把握する」です。

編集部より書籍紹介

人事評価、業績、勤怠、適性検査、組織サーベイ、360°サーベイ、研修アンケート…
人事データを活用する考え方と実践方法を事例と合わせて初歩から解説

近年、ビジネスの世界では、テクノロジーやデータを活用することで、組織やビジネスのあり方を変容させるデジタル・トランスフォーメーション(DX)が注目を集めています。それは人事の世界でも同様で、HRテクノロジーやHRアナリティクスへの関心が高まっており、人事データ活用は以前と比べると確実に進みつつあります。

一方で、人事データを蓄積しはじめたものの十分に活用できない、またいくつかの分析を試みたものの、その結果がうまく活用できないというお悩みを耳にすることも少なくありません。

そこで、人事の実務の中で、「どのような課題を解決するために、どのようにデータを活用できるか。また何に留意すべきか」、その考え方や実践方法について解説する本書を執筆しました。リクルートマネジメントソリューションズは、適性検査「SPI3」や組織サーベイ、人事制度コンサルティングなどのサービスを企業に提供しており、60年近く企業のデータ活用を支援してきました。そのノウハウの一部を企業事例と合わせてご紹介します。

本書は、これから人事データ活用をスタートしようとされている方、また一度スタートしたもののなかなかうまく進めることができないと悩んでいる方におすすめできる一冊です。

【出版概要】
書名 :人事データ活用の実践ハンドブック
編著者:入江 崇介
ページ数:140ページ(A5判)
発売日:2021年4月26日
ISBN:978-4-502-38261-1
定価:2,420円(税込)
中央経済社:https://www.biz-book.jp/isbn/978-4-502-38261-1
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4502382612/ref=sr_1__mk_ja_JP

【目次】
第1章 人事データ活用の概要を把握する
第2章 データを活用して採用のPDCAを回す
第3章 データを活用して研修効果を高める
第4章 昇進・昇格選考を通じてより多くの活躍できる人を輩出する
第5章 適合の観点でデータを活用して個人の活躍を支える
第6章 組織サーベイを活用して組織の機能を高める
第7章 人事データ活用における留意点

@人事では『人事がラクに成果を出せるお役立ち資料』を揃えています。

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