第14回HR EXPO春(人事労務・教育・採用)|RX Japan株式会社第14回HR EXPO春(人事労務・教育・採用)|RX Japan株式会社

今こそ自分のための8月!

やりたい、やった方が良い、やってほしいと言われている「3つのスキルアップ」への挑戦

多くの人材育成担当者にとって8月は研修実施の少ない期間です。オリンピック、お盆、夏休みとありますが、自分のパワーアップのためにも良いタイミング。特に今年は人材育成が早いペースで進化しています※。変化についていくためのスキルアップとして、今注目されているアイディアをオススメ順に3つ提案します。 

※参考:アフターコロナの変革の時代を見据え「人材育成担当者として今やった方が良いこと」

目次

  1. リモート研修のパワーアップ:やりたい!
  2. オンデマンド研修のマスター:やった方が良い!
  3. スキル定着と研修効果アップ:やってほしいと言われている!
  4. 今こそ自分のための8月、スキルアップのための8月にしよう!

1. リモート研修のパワーアップ:やりたい!

ミッション

30分の演習中心のリモート研修を設計して、教えて、録画を確認する。

目的

効果的なリモート研修の設計、講師、テクニカルサポートができるようになります。 

背景

リモート研修は今後も浸透して、主要な研修手段になりそうです。ただし、残念ながら世の中にあるリモート研修の大半は受講者にとってつまらなくて、だるい一方通行の説教にすぎません。 

ヒント

 効果的なリモート研修のポイントは設計、講師スキル、運営です。

  • 設計:成功するポイントは演習中心のダイナミックな設計です。例えば
    ・1回の講義を15分未満にする。 
    ・講義と演習の割合を50:50にする。 
    ・プラットフォーム機能を使い倒す。
    (例:ブレイクアウトルーム、チャット、投票、絵描き、共同作業) 
  • 講師スキル:受講者を引きつけるにはカメラ目線と声のメリハリ、そして演習での明確な指示とスムーズな操作のマルチタスクが必要不可欠です。 
  • 運営(テクニカルサポート):演習中心のリモート研修ではほとんどの場合にサポート役が必要です。業界用語では「プロデューサー」。その役割はテクニカルな面のサポートだけではなく、ブレイクアウトルームの割り振り、質問のピックアップ、チャットの一言フォロー、絵描きと投票の進行、ファイル共有の操作など、影の主役と言っても過言ではありません。

演習中心のリモート研修を設計して、教えて、スムーズに運営して、終了後にその録画を確認してみてください。2度とつまらない一方通行リモート研修を実施しないスキルを身につけましょう。

2. オンデマンド研修のマスター:やった方が良い!

ミッション

受講者を引きつける10分以内の映像教材を作る。

目的

オンデマンド研修(映像教材)を作れるようになります。 

背景

最近人材育成担当者が経営者によく言われていることは「オンライン研修ができたので、オンデマンドもできるでしょう」です。それは録画したプレゼンでも集合研修の講義ビデオではないです。オンデマンドの映像教材のイメージは集合研修とは全く違い、ユーチューブやTEDに近いものです。 

ヒント

キーワードはマイクロラーニング、FAQ、ビジュアル、ユーチューバです。

  • マイクロラーニング:1コンテンツ=10分未満。隙間時間に携帯で気軽に見えるものを作りましょう。 
  • FAQ で受講者中心なテーマと内容に設定:「◯◯を学ぶ」ではなく、受講者が直面しそうな状況への対応を知るためのFAQのように設定します。How to ◯◯、どのように◯◯ などが一番わかりやすく、それをステップ・バイ・ステップで具体的に見せましょう。
  • インパクトのあるビジュアル:写真、イメージ、ビジュアル、動画を中心に作りましょう。文字中心のスライド、教材ではありません。受講者が飽きないように30秒毎にビジュアルの変化も必要です。一つのビジュアルに入れる情報を少なくして次々と変えるようにしましょう。
  • 話し方 目指せ、ユーチューバ!:受講者を引きつけるために顔を出して、表情を大げさにして、高いテンションで声にメリハリをつけて話しましょう。評判の良いユーチューバの動画を見ると視聴者が引きつけられる 理由がすぐわかります。ぜひ一度、実際に観ることをお勧めします。

3. スキル定着と研修効果アップ:やってほしいと言われている!

ミッション

研修の定着フォローを体験します。

目的

研修の効果を高めるために必要な定着フォローの理解を深めます。

背景

集合研修に比べてリモート研修では受講者の気分転換や受講者相互の交流といった波及効果の発生は少ないです。そのため、より明確な研修効果が求められます。最近、経営者と現場のマネジャーから聞くキーワードは「行動変容」「できるようになる」「職場で生かせる」「現場で役立つ」です。

具体的なヒント

研修効果を高めるための良い第一歩は研修の定着フォローを自分で体験することです。注意ポイントは研修によって定着ポイントが異なることです。

  • 忘却曲線に負けない:知識研修定着の対策です。以前に受けた研修の内容を思い出しましょう。読み直す、簡単なクイズ、フラッシュカード、振り返りなどで忘れた内容を思い出して長期記憶に残すようにしましょう。
  • できるまで繰り返して練習する:スキル研修定着の対策です。なんとなくわかるけどうまくできないことをマスターしましょう。例えばプレゼンテーション。最低週1回、4回以上練習してください。その時に考えるポイントは成長したか?どう感じるか?難しいか?です。可能なら他人からフィードバックをもらいましょう。
  • 勇気を持って新しいことにチャレンジ:マインド研修の対策です。意外と多い「わかる、できる…でもやらない」ことへ挑戦しましょう。多くの場合、やらない理由は失敗を恐れているからです。ハードルが高くて考えるだけで緊張するが、できたら良いことを一つ決めましょう。例えば、新しい研修を企画して自分で教える。ここでの成功ポイントは「安心」です。 そのために
     ・準備を徹底的に行う 。
     ・小さい第一歩やベイビーステップから始める。 
     ・数回練習してから本番。

とにかく、新しいチャレンジを挑戦することがポイントです。

今こそ自分のための8月、スキルアップのための8月にしよう!

人材育成がどんどん進化しています。ついていくためには人事・研修担当者自身のパワーアップが必要です。
研修実施が少ない8月は自分のスキルアップのために時間をとる良い機会です。リモート研修、オンデマンド研修、研修の定着は間違いなく今注目されている大事なテーマです。少しでもチャレンジしませんか。

8月のスキルアップをぜひがんばってください。

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