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最近疲れていませんか 積極的休養のススメ~私が実践した10のデジタルデトックスを紹介~

仕事はリモートワーク、週末はおうち時間が増えるなど新型コロナウイルスの影響で私たちの生活は大きく変わりました。それに伴いパソコンやスマートフォンの利用が増え、「最近目が疲れているな」「疲れが抜けないな」と感じる人は多いのではないでしょうか。

デジタルデバイスに溢れる現代では、自分で意識をして、積極的に休むことはとても大切です。今回は「デジタルデトックス」をテーマに皆様が少しでも心身を休めることができるようなヒントをお届けしようと思います。

目次

  1. デジタルデバイスに溢れる私たちの生活
  2. 健康な状態を取り戻す デジタルデトックス
    ◆デジタルデトックスの方法
    ◆デジタルデトックスの効果
  3. 限られた時間に優先順位をつける

デジタルデバイスに溢れる私たちの生活

私たちは日常でどれくらいデジタルデバイスに触れているのでしょうか。

2020年版のMMD研究所の調査が行った調査で、スマートフォンを所有する15歳から59歳の男女2,578人を対象に、スマートフォン利用時間を聞いたところ、 スマートフォンの利用時間は「2時間以上3時間未満」が19.2%、「3時間以上4時間未満」が16.6%であることが分かりました。これにプラスして、パソコンやTVも観ていると考えると、1日のうちのほとんどがデジタルデバイスに触れている時間となります。

また、 59.3%が「昨年と比べて利用が増えたサービスがある」と回答しており、上位のジャンルは「動画配信サービス」「ネットショッピング」「ゲーム」となっていました。
コロナの影響で余暇の過ごし方も変わってきていることが分かります。

出典:MMD研究所
2020年版:スマートフォン利用者実態調査
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1912.html

では、デジタルデバイスを長時間使用することによって心身にどのような影響があるのでしょうか。
まず目の疲れ、充血、ドライアイなどを引き起こします。また、座ったまま同じ姿勢をとっていることにより首・肩・腕・手・腰の筋肉の緊張状態が続いて、コリや痛み、頭痛、吐き気、食欲不振といった身体的症状を訴える人も増えていることが分かっています。
さらに、自律神経のバランスが崩れることにより、ストレス、不安感、イライラなどメンタル面にも影響が出ることもあるようです。
・参考)恐ろしい…目の酷使で体調不良になる人が増加「IT眼症」とは?[幻冬舎GOLD ONLINE]
https://gentosha-go.com/articles/-/31724

私自身、昨年の緊急事態宣言で、完全在宅勤務の時期がしばらくありました。それ今まで以上にパソコンやスマートフォンに触れる時間が増えたことと睡眠不足によって、頭皮が硬くなり、前髪が薄くなってしまった経験があります。また、仕事中の姿勢が悪く、頸椎ヘルニアにもなってしまいました。
このような経験から、意識してデジタルデバイスから離れることに向き合うきっかけになりました。そこで知った言葉が「デジタルデトックス」です。

健康な状態を取り戻す デジタルデトックス

デジタルデトックスとは、一定の時間・期間において、パソコンやスマートフォンなどのデジタルデバイスとの距離を置くことにより、リアルな人とのコミュニケーションや自然に触れる、食べる、運動するなどの時間を増やし、ストレスを軽減する取り組みです。
・参考)デジタルデトックスジャパン https://digitaldetox.jp/digitaldetox/

私自身、パソコンやスマホを毎日使用していて、「デジタルを完全に手放して生きていきましょう!」というのが難しいことは承知しています。

ただ、デジタルデバイスから離れることによって、対面コミュニケーションからの発見があったり、自然に触れることで全身がリフレッシュしたりするなど、様々なプラスの効果があるのも事実です。

そうは言っても、まだ具体的なイメージが持てない方もいらっしゃると思います。今回は、誰でも簡単にできる、私が実践した10個の方法をお伝えします。

◆デジタルデトックスの方法

(1)ブルーライトから離れる
(2)身体を動かす
(3)お洒落をしてみる
(4)プチ贅沢をしてみる
(5)親に電話をしてみる
(6)仕事は一切しない
(7)本をじっくり読む
(8)丁寧に料理を作る
(9)ゆっくりお風呂に入る
(10)ひたすらに寝る

また、デジタルデトックスには多くの効果があります。下記は私も実践して感じた効果を含めた一覧です。

◆デジタルデトックスの効果

(1)ストレスが軽減する
(2)気持ちがリフレッシュする
(3)眼精疲労が改善される
(4)脳の疲れが改善される
(5)睡眠の質が向上する
(6)心の余裕が生まれる
(7)気持ちがスッキリする
(8)想像力が高まる
(9)五感が冴えてくる
(10)表情が活き活きとしてくる

参照)デジタルデトックスジャパン https://digitaldetox.jp/digitaldetox/

ちなみに私が特によかったと思うデジタルデトックスの方法は「(1)ブルーライトから離れる」「(2)身体を動かす」です。
以前は、寝る前にベッドの上でスマホを見ながらそのまま寝てしまうことも多く、身体が休まった気がしませんでした。現在は、寝る数時間前にはスマホやPCから離れるようにしており、深い眠りにつくことができ、睡眠効率が良くなりました。

また、私の趣味はゴルフ・ダイビングなので、身体を動かすことで、とてもリフレッシュできます。物理的にブルーライトから離れることになるので、デジタルデトックスには最適な趣味だと考えています。

◆企業には「ワーケーション」もおすすめ

「中々疲れが取れない」「気分が優れない」など、心身の調子が良くない方にはデジタルデトックスをぜひおすすめしたいと思っています。

また、企業がメンタルヘルスの観点でデジタルデトックスを考えるのであれば、「ワーケーション」もおすすめです。プライベートと仕事の時間を分けるきっかけができるだけでなく、メンバー同士のコミュニケーション活性化なども図ることができます。

【関連記事】
・企業でワーケーションを実施する効果とは? ~これからの新しい働き方の提案~  
https://at-jinji.jp/expertcolumn/281

限られた時間に優先順位をつける

情報は宝であり、現代においてデジタルデバイスは手放せないものになっています。しかし、人間は時間だけが唯一の平等なものであり、限られた時間で何をするかで人生が大きく変わるのではないかと私は考えています。

読書、学習、スポーツ、買い物、旅行、家族や恋人、友人との時間など、デジタルデバイスからは感じることができない、肌で感じるべき、人生に必要な要素は日常に溢れています。

デジタルデトックスをきっかけに、様々な選択肢に優先順位をつけ、何が大事か考え続けることで、より豊かな人生にしていきましょう。

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