調剤薬局が教える社員の健康管理に役立つコラム

『健康経営』のツボ~みんなの水分補給計画&エアコン大作戦~

飲んで予防・飲んで回復 みんなの水分補給計画

熱中症予防に欠かせない水分補給計画。汗をかき、体内の水分が失われやすくなる夏こそ意識して水分補給したいものですが、しっかり摂取できていますか?まずは1日を振り返って確認してみましょう。

日常生活での水分補給

1.どのくらい飲めばいい?
1日に飲み物としてとりたい水分量の目安はおよそ1.5L。1日のなかでコップ1杯(150~200mL)の水分を、8回を目安にタイミングよくとろう。運動などで汗をかいたら、これにプラスして失った分だけ補給しよう。

2.何を飲むのがいいの?
利尿作用の強いアルコールを除き、どんな飲み物でもOK(糖分やカフェインのとり過ぎには注意)。自分が飲みやすい温度(冷・温)のものを、一気にではなく少しずつこまめに飲もう。

3.どんなタイミングで飲むの?
「のどが渇く前」が理想的。子どもには、自由に飲める環境を大人がつくってあげよう。高齢者はのどの渇きを感じにくいため、1~3時間おきに時間を決めてお薬のように飲むのがベスト。

4.塩分もとったほうがいいの?
日常でかく程度の汗なら塩分の補給は不要。洋服を替えたいくらいのたくさんの汗(約1L)をかいたときには、スポーツドリンクや食べ物などで水+塩分を補給しよう!

暑さによる体調不良時の水分補給

1.「経口補水液」って本当にいいの?
脱水症や熱中症が疑われるときには「経口補水液(けいこうほすいえき)」がベスト。体が最も速やかに水分を吸収できる絶妙なバランスで塩分と糖分が配合された飲料で、ほかのどんな飲み物よりも素早く確実に水と電解質を補うことができます。冷えた経口補水液なら体内からのクールダウンにも役立ちます。

2.「経口補水液」の正しい飲み方は?
・暑さで体調がすぐれないときや、食事が十分にとれないときなどには積極的に利用を!
・ただし塩分を多く含むため、元気なときに日常的に飲むのは×。熱中症の“予防”にはなりません。
・氷を入れたり水で薄めたりすると組成が変化してしまうため、必ず“ストレート”で飲んで。
・ただし、漫然と飲み続けず、元気が出てきたら通常の水分補給に切り替えを。
・何度か飲んで回復しないときには必ず受診を!別の理由で体調不良の可能性もあります。

自分でもつくれる!経口補水液
水1L+食塩3g+砂糖20~40gを混ぜるだけ!市販品を数本買い置きしておくのが安心ですが、手元にないときの簡易的な代用に◎。

涼見さん一家のエアコン大作戦

室内でも熱中症に注意!エアコンを使用していない部屋で熱中症になった場合、そうでない場合よりも重症度が高くなることが知られています。「電気代が気になるし…」「エアコンの風が苦手で」という人も、上手にエアコンを使うポイントを知って、家族で快適&エコに夏を乗り切ろう!

風量をコントロールせよ!

エアコンをつけてもすぐに冷えないと、つい設定温度を下げがち。でもその前に、風量の調節を。設定温度を下げるより、風量を調節するほうが消費電力は少なくすみます(設定温度を1℃上げると、10%の節電に)。風量を強くしたり、扇風機を併用したりして風を体にあて、体感温度を下げよう。直に風をあてると冷えすぎる場合には、風を一度壁や天井にあてて、間接的にやさしい風をつくるのも◎。

温度じゃない、湿度を下げよ!

除湿も体感温度を下げるための大きなポイント。ドライ機能や除湿器を活用して湿度を50~60%に保つと快適に。特にエアコンの風が苦手な人は、湿度のコントロールを意識してみよう。

風向きは上へ!

エアコンの風向き、気にしていますか?冷たい空気は下にたまりやすいので、風向きは水平~上向きにして、冷たい空気が部屋の中をめぐるようにしよう。扇風機などを併用して室内の温度ムラを解消すると、より快適に。

こまめなON/OFFはNG!

エアコンが最も電力を消費するのは、急激に部屋を冷やす必要のある運転開始時。こまめなON/OFFは消費電力増なうえ、夏場9時~18時くらいの間は、30分程度の外出であればエアコンはつけっぱなしのほうが節電になるという実験結果も。効率的な運転は、自動モードに任せるのも手。

見落としがちな室外機周りもチェック!

熱を外に捨てる役割を担う室外機。吹き出し口付近に物があると熱がこもりやすくなり、電力消費増。室外機の周辺30cm以内に物がないかチェックを。また、直射日光や地面からの照り返しで付近が高温になると排熱効率がダウン。吹き出し口をふさがないように日陰をつくってあげよう。

お手入れこそ最強の節電!

意外に手を抜いてしまいがちなフィルターの掃除。面倒でも2週間に1度を目安に、掃除機でほこりを吸おう。汚れがひどい場合は水洗いして日陰干しを。たとえばフィルターを月12回掃除すると、年間で約700円の節約*に!

*フィルターが目詰まりしているエアコン(2.2kW)とフィルターを掃除した場合の比較(ECCJ省エネルギーセンター「家庭の省エネ大事典」による)

部屋の温度を上げない工夫を!

●カーテンなどで室内への日射を遮る
●窓の外にすだれやよしずを設置する
●ゴーヤや朝顔などで「緑のカーテン」をつくる
●涼しい時間帯に家や室外機の周りに打ち水をする

…など、そもそも室温の上昇を防ぐ工夫も忘れずに。部屋の中が外気よりも暑いときにはまず部屋の換気を。風上と風下、2か所の窓を開けて。風の入り口となる窓の外に濡れたシーツなどを干すと、涼しい風が入ってより効果的。

社員の健康意識の向上も人事部の大きな役割に

より詳しい内容は、弊社が発行しているヘルス・グラフィックマガジン「熱中症」号に記載しておりますので、そちらをご覧ください。冊子のほか、下記URLよりPDFでもご覧頂けます。
https://www.aisei.co.jp/hubfs/Portals/0/images/pages/user/efforts/magazine/HGM34.pdf?hsLang=en-us

近年では、社員の健康管理だけでなく、健康意識の向上も人事部の大きな役割になってきています。アイセイ薬局では、予防医療啓発情報誌「ヘルス・グラフィックマガジン」を健康経営教材として企業の皆様に定期購読していただけるサービスを提供しております。
さまざまな症状や疾患をテーマに年4回発行している当誌の詳細や、定期購読のお申込については弊社HPをご覧ください。
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