コラム

フィリピン英語留学学習アドバイザーに聞く


スキマ時間を活用するためのオーディオブック使用術

2015.09.18

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

仕事で忙しく本を読んでいる時間が無い。勉強時間が足りない。そう感じている方にはオーディオブックがお勧めです。通勤時間や家事の時間を利用することによって、1日2~3時間を新たに確保し、1年間で1000時間以上の勉強時間を新たに確保することができます。

この記事ではそんなオーディオブックの魅力と、お勧めのオーディオブックを紹介致します。

1年間で1000時間も読書時間が増える

移動時間、通勤時間、家事の時間、ちょっとした隙間時間、オーディオブックを活用することでこれら全てを勉強時間に変えてしまいましょう。

駅まで歩く時間、電車での移動時間、車を運転する時間、週末にたまった洗濯や部屋の掃除をしている時間、レジで列に並んでいる時間。これらの時間は全て勉強時間に変えることが可能です。

通勤時間を学習時間にしてしまいましょう。毎日1時間の片道通勤ということであれば、往復で2時間の学習時間を確保できます。通常1日あたり2~3時間はオーディオブックを使った「耳からの学習」を行うことが可能です。仮に1日3時間「耳からの学習」をすれば、1年間で1000時間以上(3時間×365日=1095時間)もの学習時間を増やすことができるのです。

1000時間も読書の時間が増えたならば、新たな知識がどれだけ得られるかワクワクしませんか。

お勧めのオーディオブック教材は3つ

  1. 最新ビジネス書
  2. 英語のリスニング教材
  3. 受験参考書(歴史・政治経済・倫理など)

1.最新ビジネス書

少し前に話題になったビジネス書であれば、オーディオブックで見つけることが可能です。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え(岸見一郎、古賀史健/ダイヤモンド社)
 
スタンフォードの自分を変える教室(ケリー・マクゴニガル/大和書房)
 
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(岩崎夏海/ダイヤモンド社)
 

これら話題作は、今ではオーディオブック化されています。移動時間を利用して聴き込みましょう。1週間あれば、最低1冊は読破(聴破)できます。本によっては1週間で2~3周することも可能です。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復(スティーブン・R・コヴィー/キングベアー出版)
 
影響力の武器:なぜ、人は動かされるのか(ロバート・B・チャルディーニ/誠信書房)
 

おそらく最後まで読みきれずに投げ出した人が多いだろう「7つの習慣」の場合、オーディオブックでも17時間近くある長い本になります。でも、この本でさえも1日2時間聞き流し続ければ、2週間以内に読み終える(聴き終える)ことが出来ます。1ヶ月で2周できますね。

他にも多くの日本語オーディオブックがFeBe(フィービー)というウェブサイトで販売されています。

一昔前には日本語では全然良いオーディオブックが無かったですが、日本でも徐々にオーディオブックが認知され、本の書類も増えてきています。

2.英語のリスニング教材

日本で最も充実しているオーディオブックは、実は英語のリスニング教材だと思われます。英語のリスニング教材であれば、ビジネス書のオーディオブックと異なり、書店で気軽に入手することが出来ます。

代表的なリスニング教材としては、TOEIC(R)試験のリスニングパート対策の教材がお勧めです。日常英会話とビジネスで使えるしっかりとした英語表現を学べるからです。

そして、1日2~3時間の聞き流し学習を行うことによって、通勤時間だけで、TOEIC(R)試験で800点、900点という上級者になった人もあまり珍しくありません。特に外回りで移動時間の多い営業マンには、意外と英語が堪能な人が多いという事実もあります。これは、移動時間を活用した「耳からの学習」を続けている人が多いためです。

他に中上級者向けではニュース教材がお勧めです。

CNNニュース・リスニング(CNN English Express編/朝日出版社)
 
The Japan Times NEWS DIGEST(ジャパンタイムズ)
 

3.受験参考書(歴史・政治経済・倫理など)

一昔前とは異なり、現在の受験参考書では耳から学ぶことを推奨しているものが登場しています。つまり受験参考書もオーディオブックになっているということです。

オーディオブックと相性が良いのは先述した英語と、あとは「社会科目」です。日本史・世界史・政治経済・倫理では一通り教材(オーディオブック)は揃っています。

聴くだけ政治・経済(大塚哲/学研教育出版)
 
聴くだけ日本史(近現代)(東京大学受験日本史研究会/学習研究社)
 
聴くだけ世界史(近現代)(植村光雄/学習研究社)
 
聴くだけ倫理(三平えり子/学研教育出版)
 

受験参考書は体系的に学ぶことが出来ますので、実は今回紹介しているオーディオブックの中で最も質が良いと言っても良いかもしれません。

例えば、政治経済の参考書を見てみると、政治では「民主政治の原理」「憲法の三大原則」「政治制度」「現代政治の諸問題」など、現在の政治や法律を理解するのに欠かせない知識を学ぶことが出来ます。他に経済では「国際収支(経常収支・資本収支など)」「外国為替市場」「地域的経済統合(EUなど)」に関して学べます。これらの知識も最新のニュースに関して理解するのに必須の知識ばかりです。

学生時代に社会科目を疎かにして基本的な知識について学び損なった人は、通勤時間にオーディオブックで学び直してはいかがでしょうか。

あと、歴史や政治経済の科目は単純に聞いていて面白いのでお勧めです。社会人になってから学び直すと新たな発見が多いです。

以上、お勧めのオーディオブック教材でした。また、今回は詳細を割愛しますが、オーディオブックの聴き込みは音読学習と組み合わせるとその学習効果は倍増します。音読学習に興味が有る方は引き続き下記の記事も読み進めて下さい。

TOEIC対策と音読学習|305点上げたKoyuさんの「TOEIC試験の為の音読学習」
安河内哲也先生・連続インタビュー5 「東進ハイスクールでは生徒全員に音読をするよう指導。音読教育を徹底しているから英語の成績がすごく上がっている。」

執筆者紹介

柴田浩幸(しばた・ひろゆき) Twitter ID @HAL_J 。「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」の著者。そしてこの英語学習法を導入・実践している語学学校・サウスピーク@セブ島の教育アドバイザー。現在日本とセブ島を行き来しつつ、執筆活動も行っている。

@人事では『人事がラクに成果を出せるお役立ち資料』を揃えています。

@人事では、会員限定のお役立ち資料を無料で公開しています。
特に人事の皆さんに好評な人気資料は下記の通りです。
下記のボタンをクリックすると、人事がラクに成果を出すための資料が無料で手に入ります。

今、人事の皆さんに
支持されているお役立ち資料

@人事は、「業務を改善・効率化する法人向けサービス紹介」を通じて日本の人事を応援しています。採用、勤怠管理、研修、社員教育、法務、経理、物品経理 etc…
人事のお仕事で何かお困りごとがあれば、ぜひ私達に応援させてください。

「何か業務改善サービスを導入したいけど、今どんなサービスがあるのだろう?」

「自分たちに一番合っているサービスを探したいけど、どうしたらいいんだろう?」

そんな方は、下記のボタンを
クリックしてみてください。
サービスの利用は無料です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

あわせて読みたい

あわせて読みたい


資料請求リストに追加しました

完全版 HR系サービスを徹底解説! HR業務支援サービス完全ガイド 勤怠・労務管理 採用支援 会計・給与ソフト など