人事必見!現役大学生による就活日記
学生とスマートにマッチする、新しい合同説明会の形とは?
2015.08.06
現役大学生による就活日記。第5回は、千葉県にある私立大学に通う大学3年生の陽田さん(ペンネーム)の記事です。今回は、最近参加してきたばかりのある変わった合同説明会の特徴と感想を伝えてくれました。
こんにちは。陽田です。
今日は、先日行われましたattache(アタッシュ)Festaという企業合同説明会に参加したときのことを書いていきます。
【参考】「就活日記」シリーズ一覧はこちら
ほかの合同説明会とはひと味違うイベント
今回私が行ってきたこのイベントは今までの就職活動、企業説明会とは一味違います。
私も
「こんな就活の形があったのか!?」
と衝撃を受けました。
場所は、ゆりかもめ「日の出駅」下車後徒歩2~3分のところです。
私はJR浜松町駅から10分位歩いて会場へ向かいました。
(ゆりかもめ高い・・・)
今回の私自身の合同説明会の目的は、
- インターンシップ先を探すこと。
- たくさんの企業の方と話すこと。
以上2つです。
さて、私が想像していた就活のイメージは、以下のようなものでした。
暑い中スーツを着て企業に出向き、企業の採用担当の方の話を聞く。
合同説明会のイメージは、
- 同じくスーツを着て
- かなり大きな会場に入れられ
- 長蛇の列を作りお目当ての企業の方の話を聞く
・・・何が得なのでしょう。
合同説明会を大規模でやっても、企業側は沢山の学生たちに対し同じ話をしなければいけないため、内容にムラが出るでしょう。学生側も時間が限られてくるため、濃い話を聞くことができないのではないかと思います。
実際に大規模な合同説明会に参加したことがないので実態はわかりませんが、考えただけで双方に大きなメリットがあるようには思えません。
しかもスーツ。暑苦しい。考えるだけで億劫です。
このattache Festaを企画した株式会社ギブリーの方も、今までの就活とは違う”スマートな就活”にしたいということを話していました。
今回の合同説明会の3つの特徴
今回の合同説明会イベントは特徴が3つあります。
1.服装自由
まだ本採用ではなくインターンシップ募集の時点なので許されることなのかもしれませんが、学生にとってはうれしいことです。
2.規模があまり大きくない
前述したように、私の想像していた合同説明会はコンサートや音楽フェスが行われるような、大きな会場で催されるものであるとばかり思っていました。
しかし、そんなことありませんでした。
これはイベント終了間際に上から会場を撮影した写真ですが、メインとなる会場はこの程度の広さです。このスペースにベンチャー企業から大手の企業まで様々な業界の企業がブースを出展し、そこで直接話を聞くことができます。
広すぎないため、ここに来ていたほとんどの企業の方とお話をすることができました。
また別の部屋では、参加企業が5分程度でプレゼンテーションをする「ピッチタイム」というものが設けられていたり、ある企業の社長が直接話をしてくれたりと、会場が大きくないからこその良さがある会場となっていました。
3.スマートフォンとの連携
最大の特徴がこれだと思います。
なぜかというと、ここに来る前にattacheというアプリをインストールしていたからです。 このアプリを使用し、会場内でBluetooth機能をONにすると、出展者企業の今後の就活イベント情報を受け取ることができます。
このイベントの仕組みはつまり…。
会場で企業の方の話を聞く
↓
興味を持った企業のイベントをスマホで予約
↓
後日そのイベントに参加
この日にあった方々との縁が、その場限りにならないということですね。
私はこの機能を使用し、3つの企業のイベントに後日参加することを決めました。
今回の合同説明会は私が想像していたものとは真逆でした。小さな規模で多くの方々と濃い話ができ、そこで会った人たちとまた会う機会が生まれるという、企業と学生双方の記憶に残るような楽しい説明会だったと感じます。
働くって楽しそう
今回、たくさんの企業の方と話しているときに感じたのが、
「仕事している人って楽しそうだなー」
ということです。
私はあと2年経過すれば学生生活が終わりますが、まだ働くという実感はありません。学生生活が終わったら楽しいことがいったいどれだけあるのだろう、ということばかり考えていました。
ですが、今回ブースにいた方たちは、「自分の仕事がどんな仕事なのか」を自信もって楽しそうにほかの人に伝えられるような人ばかりでした。
そんな方々を見て、これからの人生もまだ楽しいことはあるのだな、ということを知りました。
残されている時間は限られているので、色々な方と会って話をし、やりたいことを見つけ、この日会った人たちのように、楽しく仕事をしていきたいと感じました。
執筆者紹介
ペンネーム:陽田 千葉県にある某私立大学の3年生。1年生の頃から国際交流に興味を持ち、1年の春休みにインドへ海外研修。2年の後期セメスターには韓国へ短期留学をした。興味のある業界は鉄道業界。趣味はサイクリング。 (※プロフィールは執筆時のものです)
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