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JMAM調べ


人事評価に対して上司と部下の認識にギャップ

2017.04.20

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株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)が管理職を対象とした部下の昇進昇格に対する意識調査によると、人事評価の実施や昇進昇格審査において、上司は自身の行動について肯定的に認識している割合が高く、部下の認識とは大きなギャップが生じていることがわかった。

上司は自己の人事評価に関する運用に肯定的だが部下は満足せず

勤務先の人事制度の運用について、上司と部下では認識にギャップがみられる。特にそのギャップが大きかったのは、「部下の公正な評価」(上司:95.2%、部下:52.3%)、「業務の進捗やできばえへのフィードバック」(上司:89.3%、部下:46.0%)で、上司は制度運用に肯定的な認識であるが、部下は満足していない状況である。

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昇進昇格審査において上司の説明は部下に届かず

昇進昇格審査通知時には、上司の80~90%が「求められる役割や要件」、「上位職としての期待」などを説明したと認識しているが、部下が説明を受けたという認識は50~70%にとどまっている。また、上司の方は69.3%が説明できたと自己認識しているものの、部下の満足度は48.6%であった。満足できなかった(あまりできなかった+全くできなかった)とする部下は15.6%にのぼる。
結果のフィードバックについても同様で、「部下に対する期待を伝える」(上司:83.0%、部下:46.9%)、「部下の気持ちや考えを聞く」(上司:75.6%、部下:40.6%)などでそのギャップが大きい。フィードバックができた(十分できた+ややできた)とする上司は66.4%であるが、部下で満足した(十分満足した+やや満足した)ものは51.0%にとどまり、満足しなかった(あまりできなかった+全くできなかった)ものも15.3%という結果になった。
また、昇進昇格審査を通じて得たものについては、「部下の将来のキャリアを改めて考えた」(上司:75.2%、部下:46.0%)、「部下との信頼関係が強まった」(上司:53.7%、部下:29.9%)などで上司と部下の認識の差がみられた。信頼関係については、あてはまらないとした上司は5.9%であったが、部下では31.8%と、上司が一方的に信頼関係を構築したと認識している状況とみられる。

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「部下と信頼関係築けた」一方的に思いがちな上司たち 昇進昇格実態調査 -上司と部下それぞれからみた実態-(Digital PR Platform、2017年4月20日)

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