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サイバーユニバーシティ株式会社


企業内研修への活用見込まれる。コンテンツ制作や反転授業ツールをユーザ数無制限で企業向けに提供

2017.04.03

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サイバー大学、フルオンライン教育プラットフォーム 「Cloud Campus(クラウドキャンパス)」を提供

ソフトバンクグループ株式会社が設立したサイバーユニバーシティ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:緒方 惠一郎)は3月29日、運営する全ての授業をインターネットで行うサイバー大学(所在地:福岡市東区、学長:川原 洋)の、学内で開発・運用しているeラーニングシステム「Cloud Campus」を全面リニューアルし、2017年4月4日(火)より学外向けのクラウドサービスとして提供を開始すると発表した。サービス利用料は、コンテンツの制作者数と運用するコンテンツのストレージ量によって設定されており、契約当たりのユーザ数は一部の付加サービスを除いて全て無制限とする。以下、リリースより。

教育機関や企業内研修のみならず、地方創生のための人材育成に取り組む地方自治体において、eラーニングなどのICT活用とその教育効果や経済的効果への期待が高まっています。しかし、コンテンツ制作のコストやスタッフのITスキル・運用リソース不足などの課題から、導入が思うように進んでいないのが現状です。

このようなオンライン教育の課題に対し、サイバーユニバーシティ株式会社は、サイバー大学学内で開発・運用してきた「Cloud Campus」の機能を拡充し、教育機関だけなく一般企業や地方自治体でも大いに活用できるクラウドサービスとして再構築しました。

「Cloud Campus」の概要

「Cloud Campus」は、学生が通学を一切せずに大学の学位取得ができるよう、サイバー大学が独自に開発し運用してきたクラウド型eラーニングシステムです。ビデオを主とする授業コンテンツの制作や、授業コンテンツの配信、受講管理、小テストやレポートなどの課題やディベートの実施、および成績評価がひとつのプラットフォームとして提供されています。また、顔認証と顔監視などによる厳格な本人確認(注1)によるオンライン試験システムも提供され、単位認定が可能な正規科目を包括的にオンラインで提供することができます。
「Cloud Campus」の詳しいサービス情報はこちら →「@人事サービスガイド:『Cloud Campus』」

クラウドサービスとしての「Cloud Campus」

教育機関や企業向けに、(1)スライドと同期されたビデオやテスト問題等をPCのブラウザで簡単に制作し、配信できるコンテンツ制作機能、(2)PCとモバイル端末を併用でき、ダッシュボードで自らの学習進捗や学習目的が一目でわかる学習者向けポータル機能、(3)ユーザ登録やグループ分け、コース(科目・研修コース)の設計や開講期間、受講管理などの業務負荷を最小に抑え、高度なITスキルも不要な管理ツールを用意しました。

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教育機関での「Cloud Campus」活用法

反転授業の運営

効果的な反転授業を継続的に実施するには、予習教材としての授業コンテンツの制作に手間がかからないことが重要です。「Cloud Campus」のコンテンツ制作ツールは、ウェブカメラとマイクが接続ないし内蔵されているPCさえあれば、教員が一人で手軽に授業コンテンツや小テストを作成することができます。できあがったコンテンツを、学生は自分のPCやスマートフォンで授業前に確認することができます。このセルフサービスによる授業コンテンツの迅速な制作が、前回の授業の振り返りや課題を踏まえた授業コンテンツの更新を可能とし、学生による事前学習のサイクルを実践的なものにします。 また、学生が持つスマートフォンを利用して、授業中も講義内容に関する認知度や理解度をリアルタイムに回答させるアンケートや講義後に質問を収集する受け皿も授業回ごとに事前に設置できるため、反転授業による高い教育効果が期待できます。

MOOCsコンテンツの制作

「Cloud Campus」のコンテンツ制作ツールによって制作された教育コンテンツは、MOOCs(注2)のコンテンツとして利用することが可能です。スライドとビデオによって構成されているコンテンツは、レイアウトを維持したままHTMLやSCORM(注3)ファイル、ビデオファイルとして出力(注4)することが可能です。

反復学習と授業のアクセシビリティ向上

コンテンツ制作ツールの編集機能を使えば、講義そのものをビデオ収録し、授業で使ったスライドと同期してコンテンツ化することができます。また、講義ビデオの音声を多言語に対応した字幕(注4)で表示することも可能です。これらのマルチメディア・コンテンツは、復習や就職活動などで欠席する学生向けの補講に活用できるだけでなく、障がいをもつ学生へのアクセシビリティ改善にも有効です。

大学間のオンライン授業と単位互換

「Cloud Campus」上で開講される授業を大学間で連携すれば、双方の単位互換が可能です。大学間で教育効果の高い科目の授業や本人確認が可能なオンライン試験を共有することで、学生は他校のキャンパスへ足を運ぶことなく、単位を取得することができます。

企業での「Cloud Campus」活用法 <h4<内製コンテンツによる人材育成

コンテンツ制作ツールを使って、各企業の人材育成の目的に沿ったコンテンツを手軽に制作できます。既成のコンテンツでは網羅できない、専門性や機密性の高い内容の社内研修をオンラインで実施することができるので、業務に即した高い学習効果が期待できます。また、学習内容に即したテストやアンケートも実施できるので、学習の効果測定やコンテンツの改善にも寄与します。

オンラインでの資格取得講座や資格更新研修

多忙な社会人向けに、オンデマンドによる資格取得研修や資格更新研修および認定試験をすべてオンラインで提供することができます。仕事の合間に受講でき、かつ試験会場に足を運ばなくても資格取得や更新が可能な受験環境が提供できます。

地方創生のための人材育成

「Cloud Campus」上で企業の教育コンテンツを流通させることが可能です(注1)。既に、企業による実践的な教育コンテンツを教員のリソースが不足している各種専門学校や地方自治体での人材育成のために提供する取り組みが始まっています。

価格(税別)

「Cloud Campus」は、多くのeラーニングシステムと違い、契約当たりのユーザ数に制限を設けていません。受講者が多人数でも、定額で安心してお使いいただけます。
・初期費用:100,000円~
・月額利用料金:70,000円~(アカデミック版は50,000円~)
※プランによって価格や利用可能な機能に違いがあります。詳細はお問い合わせください。

「Cloud Campus」の製品紹介とお問い合わせ

教育機関向け:http://biz.cyber-u.ac.jp/products/cc2aca/
企業向け:http://biz.cyber-u.ac.jp/products/cc2biz/

お客様からのお問い合わせ
サイバーユニバーシティ株式会社 法人営業部
電話:03-6895-0436 メールアドレス:el-service@jcei.co.jpp>

(注1)学外には2017年下期以降にリリース予定の機能です。
(注2)MOOCs(ムークス)とは、Massive Open Online Coursesの略称で、インターネット上で誰もが無料で受講できる大規模な開かれた講義のことです。
(注3)SCORM(スコーム)とは、Sharable Content Object Reference Model(共有可能なコンテンツオブジェクト参照モデル)の略称で、eラーニングにおける共通化のための標準規格のことです。
(注4)2017年秋にリリース予定の機能です。
・このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

【2017年3月29日・サイバーユニバーシティ株式会社のプレスリリース より】

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