株式会社リンクアンドモチベーション
日本一働きがいのある企業を表彰「ベストモチベーションカンパニーアワード2025」の受賞企業が決定
2025.03.17

リンクアンドモチベーション(東京・中央)は3月12日、“日本一働きがいのある企業”を表彰する年に一度の祭典「ベストモチベーションカンパニーアワード2025」を開催し、企業規模別に従業員エンゲージメントの高い企業を表彰した。
大手企業部門(5,000名以上)はSBCメディカルグループが3年連続1位になったほか、大手企業部門(5,000名未満)は山陰合同銀行が昨年の3位から1位に躍進した。そのほか、中堅企業部門(1,000名以上)はノースサンド、中堅企業部門(1,000名未満)はアイレット、中小企業部門でデータXがそれぞれ1位を獲得した。以下、リリースより
「ベストモチベーションカンパニーアワード 2025」について
「ベストモチベーションカンパニーアワード」とは、企業と従業員の相互理解・相思相愛度合いを偏差値化した「エンゲージメントスコア※1」が高い企業を表彰するイベントです。社員のモチベーションを成長エンジンとし、持続可能な成長を実現する「モチベーションカンパニー」を多く生み出したい、という思いから2011年より「ベストモチベーションカンパニーアワード」を開始し、今回で15回目を迎えます。当社の従業員エンゲージメント向上クラウドサービス「モチベーションクラウド エンゲージメント」は、従業員エンゲージメント市場のベンダー別売上金額シェアで7年連続1位を獲得していることから、国内最大級の従業員エンゲージメントの高い企業を表彰するイベントとなっています※2。
今年は、6年ぶりの対面形式、および、オンライン配信のハイブリッド形式で実施し、2024年に弊社の従業員エンゲージメント調査をご実施いただいた企業より、「大手企業部門(5,000名以上)」と「大手企業部門(5,000名未満)」、「中堅企業部門(1,000名以上)」「中堅企業部門(1,000名未満)」「中小企業部門」の計5部門で表彰を行いました。
また、3月5日(水)に先んじて実施した「モチベーションチームアワード 2025」では、組織変革に向けた取り組みによってエンゲージメントスコアが上昇した部署を表彰しました。
※1 企業と従業員のエンゲージメント(相互理解・相思相愛度合い)を表す指標。データベースを基に偏差値として算出されるほか、結果に応じた11段階のランク付けを「エンゲージメント・レーティング」と定義しています。また、「エンゲージメントスコア」「エンゲージメント・レーティング」は株式会社リンクアンドモチベーションの登録商標です。(登録6115383号、6167649号)
※2 ITR「ITR Market View:人材管理市場2024」従業員エンゲージメント市場:ベンダー別売上金額およびシェア(2017~2023年度予測)
受賞企業
ベストモチベーションカンパニーアワード2025
大手企業部門(5,000名以上)
第1位は、SBCメディカルグループ様が受賞されました。この度の受賞で3連覇を達成され、見事殿堂入りを果たしました。
大手企業部門(5,000名未満)
第1位は、株式会社山陰合同銀行様が受賞されました。昨年は大手企業部門で第3位にランクインしましたが、今年は見事1位を獲得されました。
中堅企業部門(1,000名以上)
第1位は、株式会社ノースサンド様が受賞されました。昨年は中堅・成長ベンチャー企業部門で第3位にランクインしましたが、今年は見事1位を獲得されました。
中堅企業部門(1,000名未満)
第1位は、アイレット株式会社様が受賞されました。昨年は「モチベーションチームアワード」のみの受賞でしたが、大きな組織変革を遂げ、今年は見事1位を獲得されました。
中小企業部門
第1位は、株式会社データX様が受賞されました。2020年に中堅・成長ベンチャー企業部門で第2位にランクインしましたが、今年は見事1位を獲得されました。
モチベーションチームアワード2025
大手企業、中堅・成長ベンチャー企業合わせて、106部署が受賞しました。
▶受賞企業の詳細は、こちらをご参照ください。
エンゲージメント向上に向けた重要ポイント
今年は、表彰式に加えて、さまざまなテーマでトークセッションも実施しました。今回ご登壇いただいた経営者、人事責任者の方からいただいたポイントは下記のとおりです。
中堅企業部門
2022年に殿堂入りを果たされた「佐竹食品グループ」と、今回中堅企業部門(1,000名以上)で1位を受賞された「ノースサンド」の2社によるトークセッションでは、高いエンゲージメントを実現するために、単に組織改善施策を行うだけでなく、採用強化・マネジメント育成・理念浸透の徹底が重要であると言及されました。
現在、上場企業以外は人的資本開示が義務化されていないものの、労働力人口の減少に伴い優秀人材の獲得や定着の難易度がより一層高まっています。今後、中堅・ベンチャー企業が成長を遂げるためには、経営陣が自ら人的資本経営に向き合い、各ステークホルダーからの期待を集めていくことが求められます。
大手企業部門
大手企業の変革に関しては、「エンゲージメントサーベイ」の導入数は年々増加する一方で、組織改善を実感できていない組織も多いのが実態です。「ふくおかファイナンシャルグループ」「九州電力」の2社によるトークセッションでは、診断した後の変革において「経営陣のコミットメント」や「人事の戦略性」「施策の連動性」によってエンゲージメントが向上し、企業変革が推進される実践例が示されました。
また、大規模組織の変革においては、エンゲージメント向上を含め、組織改革を短期間で実現することは難しく、長期的かつ継続的な取り組みが不可欠です。この点については、パナソニックの取り組み事例を通じて、「軸を持った長期的・連続的な変革プロセスが重要である」という示唆が得られました。

トークセッションの様子
今後に向けて
近年、労働力人口の減少やビジネスのソフト化、ワークモチベーションの多様化が進む中で、企業が従業員や応募者から選ばれ続ける重要性と難易度は加速度的に高まっています。さらにAIの技術的発展が進む中で、優秀な人材の獲得競争がより一層激化していくことが想定されています。こうした環境下において企業は、既存社員がパフォーマンスを発揮するための人材力の向上や、人材の維持と獲得のための従業員エンゲージメントの向上に取り組むことが不可欠です。引き続き、組織課題の「診断」、課題の「変革」、結果の「公表」を通じて、「人的資本経営」を総合的に支援できる他にはない優位性を発揮することで、企業の「人的資本経営」を支援していきます。
従業員エンゲージメント調査とは
当社では、従業員エンゲージメントに影響を与える16領域64項目について、従業員の期待度・満足度を集計する独自の調査方法によって、組織のエンゲージメント状態を可視化しています。
上記の調査は「モチベーションクラウド エンゲージメント」を通じて行っています。創業以来培ってきた12,650社、509万人のデータベースをもとに組織状態を診断し、従業員エンゲージメントの向上を支援しています。
▶「モチベーションクラウド エンゲージメント」サービスサイトはこちら
リンクアンドモチベーショングループの概要
・代表取締役会長:小笹 芳央
・資本金:13億8,061万円
・証券コード:2170(東証プライム)
・本社:東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー15階
・創業:2000年4月
・事業内容
組織開発Division(コンサル・クラウド事業、IR支援事業)
個人開発Division(キャリアスクール事業、学習塾事業)
マッチングDivision(ALT配置事業、人材紹介事業)
ベンチャー・インキュベーション
【ニュースリリース「日本一働きがいのある企業を表彰する年に一度の祭典 『ベストモチベーションカンパニーアワード2025』を開催!」より|2025年3月12日・株式会社リンクアンドモチベーション】
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【解説:齋藤拓郎(株式会社リンクアンドモチベーション)】
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