株式会社バルカー
定年後の人事制度を改定、役職任用や給与アップも可能な「セカンドキャリアステージ制度」を運用開始
2025.03.03

バルカー(東京・品川)は2月26日、60歳の定年を迎えた社員に適用される人事制度「シニア再雇用制度」を改定し、2025年4月から「セカンドキャリアステージ制度」として名称変更して運用を開始すると発表した。同制度は、定年後も役職任用や新規登用が可能で、業績、意欲、職責に応じた待遇を与える。以下、リリースより。
関連記事:2025年4月に報酬制度を改定しシニア社員の年収6割アップ。新卒初任給は30万5,000円に引き上げ
制度の概要と導入の背景
従来の「シニア再雇用制度」では、60歳の定年を迎えた後の社員に対し、原則として役職任用や新たな登用が行われず、待遇が引き下げられる仕組みとなっておりました。しかし、当社は年齢・性別・勤続年数に関わらず、全ての社員が前向きにやりがいを持って働ける環境整備に取り組む方針を鑑み、60歳との年齢で一律に待遇を下げる制度がそぐわないと考え、新たな制度を導入することになりました。
このたび導入する「セカンドキャリアステージ制度」では、定年後も役職任用や新規登用が可能となり、業績、意欲、職責に応じた待遇を実現します。また、社員一人ひとりのスキルや能力、家庭環境に応じた柔軟な働き方を可能にすることで、当社での「第二のキャリア」を充実させることを目指します。
当社はこれまでも、主にデジタル人材向けの「特別高度制度」や、退職後も復職ができる「キャリアリターン制度」、従来の段階的な試験プロセスを超え、性別・年齢・経歴に関わらず、意欲と能力に応じたキャリアアップを可能にする「飛び級制度」といった制度を導入してまいりました。
これらの取り組みの結果、東洋経済オンラインが2025年2月6日に発表した「中途採用が多いが、勤続年数も長い会社100社」(※)においても、当社が高い評価を受けております。
当社は、社員が生涯にわたり活躍できる環境を提供することで、個々の成長と企業の持続的な発展を両立させてまいります。今後も、社員の多様な働き方を支援し、より良い職場環境を構築することで、業績の拡大に努めてまいります。
(※)2023年度入社の中途入社社員と2024年4月入社の新入社員の合計採用人数のうち、採用人数が新卒・中途合計20人以上かつ中途採用占有率が50%超、平均勤続年数が15年以上の企業を中途採用占有率が高い順にランキングしたものです。詳細はこちらからご覧ください。
https://toyokeizai.net/articles/-/856836
株式会社バルカーについて
株式会社バルカーは、1927年の創業以来、社名の由来でもある「Value(価値)」と「Quality(質)」に対するあくなき追求を続け、工業用シール製品、フッ素樹脂加工製品のパイオニアとして、日本のものづくりを支えてきました。現在は、自動車、エネルギープラント、半導体など、幅広い分野に産業用シール材や高機能樹脂製品を提供し、信頼性と安全性の向上に貢献しています。また、「THEVALQUA WAY」という企業理念のもと、製品(ハード)とエンジニアリングサービス(ソフト)を融合した「H&S(ハード&サービス )企業」への変革を進め、持続可能な未来を目指した価値創造に取り組んでいます。
また、バルカーは2015年からCSR活動として「バルカーカップ」という冠大会を開催し、今年で10年目となります。これからも、バルカーは製品やサービスの提供とともに、次の100年に向けて成長を続けてまいります。
○会社ホームページ https://www.valqua.co.jp
【プレスリリース「定年後の人事制度を改定し、役職任用や給与アップも可能となる『セカンドキャリアステージ制度』を運用開始」より|株式会社バルカー・2025年2月28日】
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