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「タレントマネジメントの実施状況に関する実態調査」jinjer株式会社


タレントマネジメントの課題はデータ収集の煩雑さ。データの管理部署や管理システムが統一されておらず、人事情報をスピーディに活用できず。

2024.07.19

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クラウド型人事労務システム「ジンジャー」を提供しているjinjer(東京・新宿)は7月10日、人事担当者計528名を対象に実施した「タレントマネジメントの実施状況に関する実態調査」の結果を発表した。

調査結果によると、タレントマネジメントに取り組む企業は40%を超え、そのうちの72.5%がタレントマネジメントシステムを導入していることが分かった。また、タレントマネジメントに取り組む上での課題を聞いたところ、最も多くあった意見は「データの管理部署がバラバラでデータ収集が煩雑」、次いで「データの管理システムがバラバラでデータ収集が煩雑」と、データ収集の煩雑さが挙がっており、スピーディに人事情報を活用できない理由が明らかになった。」。た。以下、リリースより。

関連記事:時間外労働の上限規制対応を進めていない企業は約4割弱、対応中の企業でも人手不足が解消されていない中での負担増へ懸念も

調査サマリー

「タレントマネジメントの実施状況に関する実態調査」jinjer株式会社

調査の背景

企業の競争力強化と持続可能な成長のために、従業員の能力や個性を重視する「タレントマネジメント」が重要視されています。タレントマネジメントとは、従業員の能力や個性を、人材採用・配置・育成に活用して、人的資本のパフォーマンスを最大化するための取り組みのことを指します。

しかし、現在多くの企業では、人事データが各部署・複数のシステムに分散し、データ収集や分析が難しいという課題があります。また、タレントマネジメントシステムの導入が進んでいるものの、実際の効果や課題に関して、不明瞭な部分が多くあると考えられます。

本調査は、企業のタレントマネジメントの実施状況を把握し、企業がより効果的にタレントマネジメントを導入・運用する手掛かりを見つけるために、実態調査を行いました。

調査概要

  • 調査概要:タレントマネジメントの実施状況に関する実態調査
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2024年2月28日~同年2月29日
  • 調査対象:企業の人事担当者 計528名

≪本調査の利用について≫
1 引用いただく際は、情報の出典元として「jinjer株式会社」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://hcm-jinjer.com
※全11問の質問内容のうち、本リリースでは一部を掲載しています。調査結果の全容を知りたい方は、下記URLよりご覧ください。
▶調査結果の詳細:https://hcm-jinjer.com/blog/dx/talent-management-servey/

タレントマネジメントに取り組む企業は40%強。そのうちの72.5%がタレントマネジメントシステムを導入している。

「タレントマネジメントの実施状況に関する実態調査」jinjer株式会社

「タレントマネジメントに取り組んでいるか」について質問したところ、44.7%の企業がタレントマネジメントに取り組んでいることがわかりました。一方で、36.2%の企業は取り組んでいないこともわかりました。

「タレントマネジメントの実施状況に関する実態調査」jinjer株式会社

タレントマネジメントに取り組む企業へ、「タレントマネジメントシステムを導入しているか」という質問したところ、72.5%の企業が導入しており、システムを導入していない企業は20%を下回る結果となりました。

タレントマネジメントシステムの導入目的・用途で、多くあった回答は「人材の適正評価」、「計画的な人材育成」、「人材のスキル管理」。タレントマネジメントの効果は、約50%弱が実感している。

「タレントマネジメントの実施状況に関する実態調査」jinjer株式会社

タレントマネジメントシステムの導入目的・用途(複数回答)で、最も多くあった回答は「人材の適正評価(53.4%)」でした。次いで、「計画的な人材育成」「人材のスキル管理」が同率の50.8%、「人材の適正配置(48.7%)」という結果でした。

「タレントマネジメントの実施状況に関する実態調査」jinjer株式会社

また、タレントマネジメントの効果を実感している企業は、「非常に感じている(7.6%)」、「やや感じている(40.7%)」の合わせて48.3%でした。一方で、タレントマネジメントの効果を実感できていない企業は、「あまり感じていない(26.7%)」、「全く感じていない(6.8%)」で33.5%存在することがわかりました。

タレントマネジメントに取り組む上での課題で多くあった意見は「データの管理部署がバラバラでデータ収集が煩雑」、「データの管理システムがバラバラでデータ収集が煩雑」、「データを扱える人材が属人化し迅速にデータが取れない」。

「タレントマネジメントの実施状況に関する実態調査」jinjer株式会社

タレントマネジメントに取り組む上で感じている課題(複数回答)を質問したところ、最多意見は「データの管理部署がバラバラでデータ収集が煩雑(37.7%)」でした。次いで、「データの管理システムがバラバラでデータ収集が煩雑(32.5%)」、「データを扱える人材が属人化し迅速にデータが取れない(27.2%)」、「項目名/入力形式がバラバラでデータの整理・加工の工数が発生(23.7%)」と、人事データの可視化・管理に関する意見が多く集まりました。

jinjer株式会社 執行役員CPO(最高プロダクト責任者) 松葉 治朗 コメント

jinjer CPO(最高プロダクト責任者)

タレントマネジメントと一口に言っても、注力すべき課題や取り組むべきことは、各企業によって全く異なります。

一般的にタレントマネジメントと言うと、人材育成や人材の適正配置、適正な人事評価などが連想されるかと思います。

ただ、実際には今回の調査結果を見てもわかる通り、「評価をするための情報が十分に集まっていない」や「人事データの管理場所がバラバラで、情報をスピーディに活用できない」など、タレントマネジメントをおこなう以前の課題が山積みである場合がほとんどです。

そのため、まずは、そういった企業の課題の解消に取り組める体制を目指すべきだと考えています。

課題を解決するために、情報の整理や管理の作業を自動化できることや、その人事情報をスピーディーに可視化できることが重要です。

弊社の提供するジンジャーでは、強みである「Core HRデータベース」へ収集・蓄積した人事にまつわる統合データをもとに、人事業務を自動化できます。

さらに、Talent HR領域のジンジャーシリーズを横断的に活用して、企業が正しいデータをもとに人材育成から人材定着のサイクルを回すことを実現できるよう、引き続き開発を進めてまいります。

クラウド型人事労務システム「ジンジャー」とは

「ジンジャー」は人事労務・勤怠管理・給与計算・ワークフロー・経費精算など、人事労務の効率化を支援するクラウドシステムです。いつもの人事業務を「一元化されたCore HRデータベース」で効率化・自動化し、各システムにおける情報登録や変更の手間を削減します。
▶「ジンジャー」サービスサイトhttps://hcm-jinjer.com

会社概要

会社名:jinjer株式会社
所在地:東京都新宿区西新宿 6-11-3 WeWork Dタワー西新宿
代表者:代表取締役社長 桑内 孝志
URL:https://jinjer.co.jp/

【プレスリリース「【タレントマネジメントの実施状況に関する実態調査】」(PR TIMES)より|2024年7月10日・jinjer株式会社】

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