「転居を伴う勤務地変更の可否」の選択、職掌区分の廃止などエンゲージメント向上を目的に人事制度を改定

ジャックス（東京・渋谷）は1月11日、中期3カ年経営計画「MOVE 70」の一環として、人事制度の大幅な改定を発表した。この改定は、多様な個性やスキルを最大限に発揮できる環境を構築し、エンゲージメント向上を図ることを目的としている。

新制度では、職掌区分の廃止により、「グローバル職」「リージョナル職」の従来の枠を撤廃し、役割に基づいた均一な評価基準と処遇を提供。また、ワーク・ライフ・バランスを重視し、従業員が希望する居住地を選択できる「ホームタウン制度」を導入。多様な働き方がサポートされ、同時にホームタウンを離れて働く従業員には、新たに転勤手当として年間一律60万円を支給する。
さらに新卒採用の強化を図り、初任給を最大17％引き上げ、成長の原動力となる人材の確保を目指している。なお、これらの改定は2024年4月1日から実施される予定だ。以下、リリースより。

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ジャックス、人事制度の改定により働きがいのある職場環境の構築へ

株式会社ジャックス（本部：東京都渋谷区、代表取締役：村上 亮、以下「ジャックス」）は、中期3カ年経営計画「MOVE 70」の人事部門戦略における目指す姿で、一人ひとりの「働きがい」「成長実感」「連帯感」の向上による人的資産の強化を掲げ取り組んでいます。これらの実現に向けて、多様な個性やスキルを最大限に発揮できる環境を構築し、エンゲージメント向上を図ることを目的に、人事制度を改定いたします。

１．制度概要

1．職掌区分の廃止

国内外の転居を伴う勤務地変更の有無によって分けられていた職掌区分、「グローバル職」「リージョナル職」を廃止し、役割に基づいた均一な評価基準と処遇を提供することで、従来の枠にとらわれない活躍機会の拡大を目指します。そして、より公平性の高い職場環境を構築します。なお、職掌区分の廃止により、賃金は最大11％程度増加する見込みです。

2．ホームタウン制度の導入

従業員とその家族のワーク・ライフ・バランスを尊重するため、従業員が希望する居住地を定める「ホームタウン制度」を導入します。さらに、「転居を伴う勤務地変更の可否」についても選択可能なものとし、ライフプランに応じた多様な働き方を推進します。
また、転勤手当を新設し、ホームタウンを離れて勤務する従業員には、転勤手当として年間一律60万円を支給します。

3．初任給の改定

新卒採用を強化する一環として、初任給を最大17％程度引き上げることにより、成長の原動力となる人材の確保を図ります。

２．改定日

2024年4月1日

【プレスリリース「ジャックス、人事制度の改定により働きがいのある職場環境の構築へ」（PDFより）｜2024年1月11日・株式会社ジャックス】

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