カルビー株式会社
「シニア社員制度」を2024年4月より改定。シニア社員一人ひとりの意欲やスキル、後継者の育成度に応じた柔軟な処遇を提供
2024.01.12

カルビー(東京・千代田)は12月21日、定年到達後の社員に適用する「シニア社員制度」を2024年4月より改定すると発表した。
この改定では、定年後の社員に対する報酬水準、雇用契約条件、雇用上限年齢に関する大規模な変更が導入され、シニア社員一人ひとりの意欲やスキル、後継者の育成度に応じた柔軟な処遇が提供される。
これにより、シニア社員は自身の能力と意欲を最大限に発揮し、高度な専門性を確実に後継者や組織に伝承することが期待されており、同時に、全社員が将来を見据えて学び、自己成長を促進し、環境変化に適応できる力を身につけることを目指している。以下、リリースより。
関連記事:社員の病気や不測の事態に対応する新制度『カルビーかぞくを守るプログラム』を10月より運用開始。社員の治療と仕事の両立をサポート
~多様性を尊重した“全員活躍”の実現~
カルビー株式会社は、定年到達後の社員に適用する「シニア社員制度」を2024年4月より改定し、シニア社員個々人の意欲やスキル、後継者の育成度等に応じた処遇を導入します。
当制度の改定により、シニア社員が継続して自身の能力・意欲を最大限に発揮するとともに、自身が持つ高度な専門性を後継者およびカルビーグループ内組織への確実な伝承を実現します。同時に、全社員が将来を見据えて学び、会社に貢献しながらキャリアを自律的に形成することで、環境変化に適応できる力量を獲得することを目指します。
カルビーは、社員が性別や年齢等に関係なく能力・意欲を最大限に発揮し、会社と社員がお互いに魅力を感じてつながり合う「全員活躍」を通じて持続的な成長を実現します。
シニア社員制度改定の概要
適用範囲
定年(60歳)到達以後に再雇用されたシニア社員
主な改定内容
シニア社員の専門性・貢献意欲・後進育成・健康状態・職務内容などに応じて、下記のとおり現役世代(60歳到達前)同等の報酬水準、複数年契約および雇用上限年齢を超えた雇用契約を適用します。
シニアマイスター(新設)
- 定義(期待・役割)
社内で右に出る者がいない強み、習得に長期間を要する熟練のスキルや専門知識等の高度な専門性を持ち、それらを活かして組織業績に貢献し、且つ後継者への伝承に取り組んでいる。
- 報酬
定年到達時処遇をそのまま引き継ぐ
- 契約期間
3年を上限に、会社・本人の双方合意で決定する
- 雇用上限年齢
65歳の雇用上限年齢を超えて、雇用継続可能とする
シニアエキスパート(改定)
- 定義(期待・役割)
社外でも通用する専門性(技術/スキル)を持ち、本部や全社の組織業績に貢献し、且つ後継者への伝承に取り組んでいる
※定義は現行から変更なし
- 報酬
現役世代のエキスパート(高度な専門性を持つ人財)と同等の報酬に引き上げる
- 契約期間
3年を上限に、会社・本人の双方合意で決定する
- 雇用上限年齢
65歳の雇用上限年齢を超えて、雇用継続可能とする
カルビーグループについて
1949年の創立以来、私たちは、自然の恵みを大切に活かし、おいしさと楽しさを創造して、人々の健やかなくらしへの貢献を実践してきました。カルビーグループは、ライフラインをつなぐ食品企業として、サステナビリティを経営の根幹に据え、食を通じて社会課題を解決することで、新たな食の未来を創造します。
【ニュースリース「現役世代同等の報酬水準、複数年契約および雇用上限年齢を超えた雇用契約を適用 『シニア社員制度』の改定」より|2023年12月21日・カルビー株式会社】
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