就職活動の「選考に関する意識調査」Thinkings株式会社
24卒学生の選考参加意欲が低下する主な要因は「選考ステップが多い」。企業は学生の志望度を意識した選考ステップの設計が必要
2023.12.19

〜選考参加意欲を高める要因には「交通費などを負担してくれる」が18.3%で最も多く、他に「フィードバックを受けられる」、「仕事などの情報が分かりやすい」、「先輩社員との座談会」も上位に〜
Thinkings(東京・中央)は12月13日、2024年3月卒業予定の学生200人に行った就職活動の「選考に関する意識調査」の結果(調査結果レポート第二弾)を発表した。
調査結果によれば、選考参加意欲が低下する最も主要な要因は「選考ステップが多い」で、回答者の19.3%がこの点を指摘し、選考終盤で不合格となった場合の影響などが理由に挙げられた。
一方で、選考参加意欲を高める要因には「交通費などを負担してくれる」が18.3%で最も多く、特にアルバイト制限がある就活生にとっては、重要なポイントとされている。また、「フィードバックを受けられる」や「仕事などの情報が分かりやすい」、「先輩社員との座談会」も、上位に挙げられた。
ThinkingsのCHROである佐藤邦彦氏は、調査結果を踏まえて、企業は単に選考ステップを減らすだけでなく、選考プロセス全体の設計を検討するべきだと指摘。面接や選考ステップごとに異なるアプローチを取り、学生にとって必要な情報を提供することで、志望度の向上が期待できると述べた。以下、リリースより。
関連記事:24卒学生の52.5%が内定企業からの連絡は「月イチ」希望と回答。連絡内容で最も嬉しいと感じるのは「内定者同士の交流を促す案内」
「選考に関する意識調査」レポート
調査結果レポート第一弾はこちら
https://hr.sonar-ats.jp/1213_24research1
調査レポート全文をダウンロード
https://hr.sonar-ats.jp/24research_wp
<このレポートで分かること>
・選考参加意欲が下がる要因
・選考参加意欲が上がる要因
・入社意欲が高まる内定者フォロー など
- 24卒就活生の「選考に関する意識調査」トピックス
調査結果(一部抜粋)
「選考ステップが多い」と選考参加意欲が下がる要因に
選考の参加意欲が下がった理由を聞いたところ、「選考ステップが多い」が19.3%で最も多い回答。フリーアンサーで、選考終盤で不合格となった場合の影響や、他社と並行して受けている選考への弊害が挙げられていました。
次いで、「面接官の態度が悪い」が16.1%で多く、威圧的な態度や遅刻してきたにも関わらず謝罪も無かったといった意見が挙げられていました。
上がる要因は「交通費の負担」や「フィードバックを受けられる」
選考の参加意欲が上がる(上がった)取り組みを聞いたところ、「交通費などを負担してくれる」が18.3%と最も高い回答。その理由として、就職活動中はアルバイトを制限しているためといった意見が挙がっていました。次いで、「フィードバックを受けられる」が17.9%、「仕事などの情報が分かりやすい」16.6%や「先輩社員との座談会」16.5%などが上位にありました。
学生の志望度を意識した選考ステップの設計が重要:Thinkings CHRO 佐藤邦彦
24年卒の就活生は、学生時代のほとんどをコロナ禍で過ごし「Z世代」と呼ばれている世代です。今回、「選考への参加意欲」をテーマに調査を実施しました。その結果の考察から採用活動のヒントをお届けしたいと思います。
まず、選考への参加意欲が下がる要因として「選考ステップが多い」が挙がりました。この結果から、選考ステップは減らした方がいいのでは?と考えてしまいそうですが、単純にステップを減らすだけでは企業と就活生の相互理解に不安が残ってしまいます。重要なのは、選考ステップの全体設計です。
複数回の面接で毎回同じような質問をされるといった重複感は、志望度低下に繋がります。しかし、それぞれの選考ステップの目的を明確にし、必要な情報の提供と引き出す設計ができていれば、選考ステップ数による志望度低下は避けられます。
参加意欲が上がる要因を見ると、「フィードバック」や「先輩社員との座談会」といった項目が上位に入っています。つまり、学生にとって知りたい情報が得られるステップであれば、参加意欲が下がる可能性は低いということです。就活生も、自分にとってどの環境が一番フィットするのかをしっかり見極めたいと考えているので、必要なステップがきちんと設計されていれば、それ自体が志望度向上にも繋がります。
企業にとっても、目指している採用を実現するには、どのような選考プロセスが適切なのか?という視点に立ち返り、企業と就活生、双方にとってwin-winの選考を作り上げることが重要なのではないでしょうか。
【佐藤邦彦 プロフィール】
東京理科大学 理工学部卒業。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。業務改善・IT導入支援などのコンサルティングに従事したのち、2003年にアイ・エム・ジェイに転職し事業会社人事としてのキャリアをスタート。7年半の在籍中、採用、育成、制度運用、組織開発、労務などを幅広く担当し、後半はチームマネジメントを経験。2011年にIMAGICAグループに移りグループ人事を担当。以降、2014年よりライフネット生命にて人事総務部長、2017年より電通デジタルにて人事部長を歴任。2020年4月よりリクルートワークス研究所に参画し、2022年8月まで『Works』編集長を務める。2022年10月にThinkings株式会社 執行役員CHROに就任。
・X(旧Twitter)アカウント
https://twitter.com/Ksato_Thinkings
【調査概要】
- 調査対象:2024年3月卒業見込みの就活生
- 調査人数:200名(文系120名、理系80名)
- 調査期間:2023年10月
- 調査方法:オンラインアンケート
- 調査主体:Thinkings株式会社
「採用管理システムsonar ATS」について(https://hr.sonar-ats.jp/1213_24research2)
2022年にサービス提供開始から10周年を迎え、導入実績は株式会社エヌ・ティ・ティ・データ、株式会社ジェーシービー、トヨタ自動車株式会社、LINE株式会社など、2023年10月現在1,700社を突破しました。
sonar ATSは、新卒、中途とわず、各応募経路からの候補者データを一元管理。応募書類の管理や選考案内の連絡といった煩雑な作業を自動化し、採用業務を効率化します。また、ドラッグ&ドロップで候補者一人ひとりに合わせた採用プロセスを設計でき、候補者に寄り添った採用活動が行えます。新卒採用の通年化に伴う、年度に縛られない採用管理にも活用可能です。
2023年4月には、AIを活用して書類選考等の判定精度向上を支援する機能「sonar AI(ソナーエーアイ)」を公開しました。
・資料請求・お問い合わせはこちらから
https://hr.sonar-ats.jp/1213_24research2
・sonar AIについて
https://hr.sonar-ats.jp/24research_ai
Thinkings株式会社について
変わりゆく時代の潮流を読み解く視点と、取り残された課題に寄り添う姿勢。何気ない”問い”を丁寧に見つけることから、私たちの挑戦が始まりました。Thinkingsは、テクノロジーとデザインの力で、組織づくりをサポートするHR Tech企業です。
会社名:Thinkings株式会社
代表者:代表取締役社長 吉田 崇
設立:2020年1月
所在地:東京都中央区日本橋本町4-8-16 KDX新日本橋駅前ビル5階
URL:https://www.thinkings.co.jp
事業内容:新卒・中途採用向け採用管理システムを主軸とするHRTech事業及び、HRサービスを総合的に購買・導入支援するマーケットプレイス事業
【プレスリリース「就活生の選考意欲が下がる要因トップは『選考ステップが多い』。上がる要因トップは『交通費の支給』。|24卒就活生の選考に関する意識調査レポート」より|2023年12月13日・Thinkings株式会社】
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■新たなトレンドは「採用3.0」。AI活用が欠かせない時代に
Thinkingsは11月29日、テクノロジーの進化による採用環境の変化や「sonar AI」の活用実態、採用担当者と就活生への「採用でのAI活用」に関するアンケート結果を基に、「2025年卒採用トレンド予測」を発表した。
佐藤氏が発表した採用環境の変遷と2025年卒採用のトレンドキーワードである「採用3.0」の内容について紹介する。
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