【2025年卒 インターンシップ・就職活動準備に関する調査】株式会社リクルート
【インターンシップの「キャリア形成支援に係る取り組みの4類型」の認知・参加状況】43.7%の25年卒生が「知っている」と回答
2023.11.17

5日以上のインターンシッププログラムに参加した18.4%の学生のうち、38.2%がタイプ3「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」に参加
リクルート(東京・千代田)の就職みらい研究所は11月10日、2025年卒業予定の学生を対象に実施した「2025年卒 インターンシップ・就職活動準備に関する調査」の結果を発表した。調査実施期間は2023年9月20日〜9月25日。
2022年6月に、政府による「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」(3省合意)が改正され、インターンシップを含むキャリア形成支援に関する取り組みが4つに類型化された。9月時点の調査結果によれば、キャリア形成支援に係る取り組みが4類型化されたことを「知っている」学生は43.7%。また、企業が一定の基準を満たすインターンシップ(タイプ3)※で得た学生の情報を、2025年卒業生の就職活動から広報活動や採用選考活動に使用できることを「知っている」と回答した学生は44.3%だった。
5日以上のインターンシップ等のキャリア形成支援プログラムに参加した経験のある学生に、インターンシップ(タイプ3)への参加状況を尋ねると、38.2%が参加経験があり、参加して良かった点として、大学の研究やアルバイトとの違いに気付き、実際の会社の雰囲気や仕事内容など職場のリアルな情報を得ることで、適性を知ることができたという声が寄せられた。
※タイプ3は「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」のこと。詳細は以下資料のP.3参照。
「【2025年卒 インターンシップ・就職活動準備に関する調査】キャリア形成支援に係る取り組みの4類型の認知・参加状況(1MB)」
以下、リリースより。
関連記事:学生の85.2%がインターンシップに参加。職場の雰囲気やスキルの見極めに5日以上のプログラムが効果的
タイプ3のインターンシップ参加学生からは、職場でのリアルな情報から適性を知ることができたとの声
今回の調査では2025年卒学生のインターンシップ等のキャリア形成支援プログラムの参加状況について調査しました。2022年6月に政府による「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」(3省合意)が改正され、インターンシップをはじめとしたキャリア形成支援に係る取り組みが4つに類型化されました。
4つに類型化されたことを知っているかどうか学生に尋ねたところ、「知っている」と回答した割合は43.7%でした。また、2025年卒学生の就職活動から、一定の基準を満たすインターンシップ(タイプ3)で得た学生の情報を、企業が広報活動や採用選考活動に使用できるようになったことについては、44.3%の学生が「知っている」と回答しました。5日以上のインターンシップ等のキャリア形成支援プログラムに参加した経験のある学生に、インターンシップ(タイプ3)への参加状況を聞くと、38.2%が参加経験がありました。
一方、42.5%が「分からない」と回答しました。参加したインターンシップ(タイプ3)の内容では、商品販売や開発設計など、具体的な実務に関するコメントが目立ちました。また、参加して良かった点としては、大学の研究やアルバイトとの違いへの気付きや、実際の会社の雰囲気や仕事内容など職場のリアルな情報を得ることで、適性を知ることができたという声が寄せられました。タイプ3のインターンシップは、実際に企業で働くイメージをよりリアルに感じられる機会となります。まだ学生全体への周知が十分に進んでいるとは言えない様子ですが、今後さらに認知度が上がり、より良い進路選択に資する機会になることを期待します。
※タイプ3は「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」のこと。詳細はP.3参照
タイプ3の基準を満たしたインターンシップへの参加状況
(大学生・就職意向者 まだ志望進路を決めていない含む・5日以上プログラム参加経験者/単一回答)
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:『リクナビ2025』会員より、2025年3月卒業予定の大学生および大学院生
有効回答数:大学生 831人 大学院生 305人
調査実施期間:2023年9月20日~25日
調査機関:就職みらい研究所
本件の詳細をこちらより御覧ください
【2025年卒 インターンシップ・就職活動準備に関する調査】キャリア形成支援に係る取り組みの4類型の認知・参加状況(1MB)
【プレスリリース「【2025年卒 インターンシップ・就職活動準備に関する調査】インターンシップ等のキャリア形成支援プログラムの参加状況(9月時点)」より|2023年10月26日・株式会社リクルート】
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就活生の約9割が参加するインターンシップ。
インターンシップとは、学生が在学中に自らの専攻や将来のキャリアに関連した就業体験を行うことです。企業にとっても採用活動において重要なものとなりつつあります。インターンシップの最新動向や現状の問題点、そして2023年度から適用された国によるインターンシップの4類型のポイントをご紹介します。
【おすすめポイント】
・インターンシップの最新動向がわかる
・インターンシップのメリット・デメリットを解説
・インターンシップの活用法がわかる
【解説:井上 翔平 (株式会社Works Human Intelligence)】
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