人事必見!現役大学生による就活日記
現役大学生が体感した、インターン選考の3つのポイント
2016.10.31
お久しぶりです。義樹です。
ついこの間サマーインターンが終わりました。と思ったら、一息つく暇もなくウィンターインターンの選考が始まり、再び迫り来るES(エントリーシート)締め切り・面接ラッシュに怯えております。
夏の段階では動き出していなかった学生たちも就職支援会社の説明会に参加したり、インターンの選考を受けたりと”就活”をだんだんと始めてきている状況で、ついに本格化するんだなという気持ちです。
このインターンですが、夏冬問わず多くの場合は以下のような流れで選考が進んでいきます。
・企業を選ぶ
・ESを書く
・WEBテストを受ける
・グループディスカッション
・個人面接
「学生から見たインターン選考」ということで、今回は上記5プロセスのうち、
・企業を選ぶ
・ESを書く
・WEBテストを受ける
について書きたいと思います。
【参考】「就活日記」シリーズ一覧はこちら
企業を選ぶ
正直なところ、まだ「行きたい業界」が絞れている学生はほとんどおらず(だからこそインターンに参加するのですが)、年収ランキングで上位の企業や、財閥系、外資系など名の知れた企業のインターンに応募をする、という就活生が私を含め大半だと思います。
しかし、ベンチャー企業や中小企業のインターンの方が得られるものが多い、ということもよく聞くので、視野は広く持って応募をした方がいいのかもしれません。
私の周りでは、インターンに参加することで選考が有利になる企業(いわゆる”インターンルート”が用意されている企業)のみに応募するという学生もおりました。
ESを書く
これがなかなか手間がかかります。多くの企業は設問が2問あり、「学生時代に力を入れたこと」と「志望理由」からなります。一つ目の「学生時代に一番力を入れたこと」は、基本的に同じ経験を述べるので考えることは多くはありませんが、二問目の「志望理由」がなかなか厄介です。就職活動もまだ進んでおらず、企業のことがよくわかっていない状況で、自身のエピソードと組み合わせながらインターンの志望理由を書くというのはなかなか酷でした。
「書類選考段階では出身大学だけを見ているので、ESは本腰を入れて書く必要はない」ということが学生の間では言われていますが、企業の方に聞くときちんと読んでいる場合が多く、面接に進んだ後でもESについて聞かれることが多いので、きちんと準備をすることが大切だと考えています。
ESは必ず第三者に見てもらった方がいいと思います。自分では気がつかない抜け、漏れが見つかることが多々あります。かといって、同級生に見てもらうのも恥ずかしいので、つながりのある社会人や就職支援会社の方に添削をお願いしています。周りの学生も同じような方法で添削をしてもらっていました。ただ、実際にその企業で働いている方に添削をお願いしている学生もおり、ここで既に人脈の広さによる差が出ているなと感じます。
WEBテストを受ける
テストセンターでの受験を求める企業もまれにありますが、インターン選考ではWEBテストが主流だと思います。試験内容は主に「言語問題(国語)」「非言語問題(算数)」「性格検査」です。
問題のレベルは中学受験程度ですが、長らく数字に触れていない私のような”私立文系“の学生は、特に非言語問題に苦しんでいると思います。逆に国立大学の学生・国立大学受験者、もしくは中学受験でトップ校に入学している学生はこの試験を得意としているように感じます。
WEBテストには”解答”が出回っているという噂も聞きますが、正確でない場合が多いらしく、あまり使えるものではないようです。本選考の際にはテストセンター・企業独自の試験が課されることが多いので、ここは地道に対策をする方がいいと思い、私も先日問題集を購入しました。
こちらもES同様、「書類選考段階で出身大学だけを見ているのでWEBテストの結果は合否に関係ない」と言われていますが、実際にWEBテストの結果が悪かったと感じた企業の選考に私も落ちているので、これも信用しない方がいいと思います。
そして面接へ……
この3つのステップを通過するといよいよグループディスカッション、個人面接に進むことができます。通過率は人によってまちまちですが、きちんと準備をしている人は余程の難関企業でない限りここまではきちんと通過していると感じます。
グループディスカッション・個人面接については次回お伝えさせていただきたいと思います。
執筆者紹介
ペンネーム:義樹 慶應義塾大学の3年生。サークルの幹部などを経験するも物足りなさを感じ、2015年8月から1年間の交換留学を経験。興味のある業界は総合商社・銀行・損保。趣味は旅行。
@人事では『人事がラクに成果を出せるお役立ち資料』を揃えています。
@人事では、会員限定のお役立ち資料を無料で公開しています。
特に人事の皆さんに好評な人気資料は下記の通りです。
下記のボタンをクリックすると、人事がラクに成果を出すための資料が無料で手に入ります。
今、人事の皆さんに
支持されているお役立ち資料
@人事は、「業務を改善・効率化する法人向けサービス紹介」を通じて日本の人事を応援しています。採用、勤怠管理、研修、社員教育、法務、経理、物品経理 etc…
人事のお仕事で何かお困りごとがあれば、ぜひ私達に応援させてください。
「何か業務改善サービスを導入したいけど、今どんなサービスがあるのだろう?」
「自分たちに一番合っているサービスを探したいけど、どうしたらいいんだろう?」
そんな方は、下記のボタンを
クリックしてみてください。
サービスの利用は無料です。
関連記事
-
企画
人事必見!現役大学生による就活日記
学生がサマーインターンで得た4つの気づき
今までシリーズでお送りしてきました「人事必見!現役大学生による就活日記」。今回から、新たに慶應義塾大学3年の義樹さん(ペンネーム)に執筆してもらうことになりました。サマーインターン...
2016.09.29
-
企画
Z世代の社員マネジメントの未来を探る 後編
Z世代が組織に長期的に貢献するためのアプローチ
現代の職場では、Z世代の社員をいかにマネジメントし、彼らのモチベーションを維持し続けるかが重要な課題の1つとなった。Z世代は、個人の価値観や成長を強く意識する傾向があり、組織の中で...
2024.11.19
-
企画
Z世代の社員マネジメントの未来を探る 前編
個人人格と組織人格のバランスと尊重
1990年代半ばから2010年代前半に生まれたZ世代は、従来の世代とは異なる価値観や働き方を持つことから、職場において新たなマネジメント課題を生み出している。特に、彼らは個人の価値...
2024.11.19
-
企画
中小企業の働き方改革実践
「早上がり制度」で1,000時間削減・生産性向上を実現。ハタメタルワークスの働き方改革とは?
働き方改革の一環として、長時間労働の改善と生産性向上を両立させることは、中小企業にとって大きな課題である。今回、株式会社ハタメタルワークス(東大阪市)が導入した「早上がり制度」によ...
2024.10.04
あわせて読みたい
あわせて読みたい
人気の記事
国内・海外ヘッドライン
THE SELECTION
-
PRTHE SELECTION企画
「置き型健康社食」がもたらす可能性とは
健康経営、採用強化、コミュニケーション活性化にも。 手軽に導入できる「食」の福利厚生
-
PRTHE SELECTION企画
街なかの証明写真機「Ki-Re-i(キレイ)」で、もっと社員の顔写真管理をラクに
社員証の写真、「最適化」できていますか? チーム力を強化する顔写真データ活用法とは
-
THE SELECTION特集
【特集】ChatGPT等の生成AIが一般化する社会で必須の人材戦略・人的資本経営の方法論
-
THE SELECTION企画
レポートまとめ
@人事主催セミナー「人事の学び舎」 人事・総務担当者が“今求める”ノウハウやナレッジを提供
-
THE SELECTION特集
特集「人手不足業界の逆襲」~外食産業編~
「見える化」と「属人化」の組み合わせが鍵。 丸亀製麺が外食業界を変える日
-
THE SELECTION特集
人事のキーパーソン2人が@人事読者の「組織改革」の疑問に答えます(第2弾)
数値化できない部署を無理に人事評価する方が問題。曽和利光×北野唯我対談
-
THE SELECTION会員限定特集
働きやすい職場づくり~サイバーエージェント編
「妊活支援」や 「働くママ・パパ支援」を、 一部の社員のものにしないためには?