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経団連「新規学卒者決定初任給調査」


半数以上の企業が前年より新卒者の初任給を「引き上げ」

2016.10.14

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経団連が東京経営者協会と合同で調査を行った2016年3月卒の初任給の調査によると、前年の初任給を据え置いた企業が48.5%、前年から引き上げた企業が51.1%、引き下げた企業は0.4%となった。前年より初任給引き上げを行った企業は、前年の57.9%よりも6.8pt減少したものの、2年連続の半数超えは2000年以降では初めてである。

初任給引上げを行った企業の引上げ状況については、「求人賃金は前年の初任給を提示したが、労使交渉などによる賃金改定後に引上げを行った企業」が83.4%、「求人賃金として前年初任給より高いものを提示した企業」が16.2%、「求人賃金として前年初任給より高いものを提示し、賃金改定後さらに引上げを行った企業」が0.4%であった。

初任給決定において最も考慮した要因は、例年通り「世間相場」が最多で28.5%、次いで「在籍者とのバランスや新卒者の職務価値」が20.3%であったが、「人材を確保する観点から」(16.1%)が増加傾向にあり、2016年では3番目の要因となった。

全産業の大学卒の初任給は、事務系213,892円(前年+1,338円)、技術系213,677円(同+1,443円)、大学院卒は事務系229,965円(同+1,609円)、技術系230,961円(同+1,339円)であった。学歴別の初任給の引上げは、820円~1,609円となり、対前年引上げ率は0.56%~0.72%と、2014年以降高い伸びが続いている。企業規模別では、大学院卒(技術系)では従業員3,000人規模の企業で初任給が最も高かったが、他の学歴では、従業員100~299人、もしくは100人未満の企業で初任給が高くなるという傾向がみられた。

2016 年3月卒「新規学卒者決定初任給調査結果」(日本経済団体連合会・東京経営者協会、2016年10月13日)

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